[94753] 伊豆之国 さん
東海道新幹線に乗って名古屋以西に向かうと、おそらく掛川を過ぎた辺り、東海道線と並行している区間で右手の車窓を見ると、線路のすぐそばの小高い丘の斜面に「茶の静岡」と見事に刈り込まれたお茶の木でできた植栽文字があって、「今どの辺りを通っているのか」と言う格好の目印になっていたのをいつも思っていたのでした。しかし、2年前に久しぶりに日中に新幹線で通ったとき、この辺りと思しき場所で目を凝らしていたのですがどうも見つかりません。
多分、それは、現在「茶」の一文字になっている掛川市東山のものだと思われます。
私の場合は、「お茶の静岡」がいつのまにか単純な「茶」に代わってしまったのはなぜなのだろかと思っていました。
記憶が定かでなかったので、思い違いかもしれないなどとも思っていました。
今回、調べてみると初代は1932年にチャノキではなくマツにより植栽されたもので
1985年ごろ松枯病で枯れてしまったようです。
その後、二代目としてヒノキにより「茶」の字が植栽されたことまでは確認できましたが
初代の文字が「お茶の静岡」であったかどうかまでは確認できませんでした。
(近年、掛川茶は深蒸し茶として注目されていることから、静岡市産のお茶との差別化のため
静岡を入れることを嫌ったのかもしれません)
なお、掛川市東山のものとは別に、東海道線の金谷・菊川間で
菊川市友田地区にある「小笠茶産地(右側から)」と植栽されたものを見ることができます。
なお、こちらは正真正銘のチャノキで植栽されたものです。
小笠茶産地の茶文字が掲載された日本観光振興協会のHP
(グーグルの航空写真は「小」の字が木陰に隠れて見づらいです)
[94673] そらみつ さん
[94740] オーナー グリグリ さん
駿府城公園……読み取れず
駿府城公園は、ほぼ私の庭(?)ですが、ここに写っているのは、近年一部が発掘された
駿府城内堀(本丸堀)跡の土手ですが、過去、現在いずれも植栽文字があったことはありません。
この模様状のものは、毎年春先に市花であるタチアオイが植栽されているので、その跡ではないかと思われます。
なお、植栽文字には該当しないでしょうが、このすぐ近くの公園中央部の沈床園には
リュウノヒゲという植物で植栽された徳川家ゆかりの
三つ葉葵の紋が描かれたものはあります。