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MasAkaさんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[103681]2022年1月9日
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[102811]2021年10月5日
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[102797]2021年10月3日
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[102728]2021年9月29日
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[102056]2021年5月31日
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[101276]2021年1月11日
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[100835]2020年11月14日
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[100299]2020年9月13日
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[100295]2020年9月12日
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[100015]2020年7月23日
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[99912]2020年6月13日
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[99792]2020年5月18日
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[99781]2020年5月17日
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[99764]2020年5月16日
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[99697]2020年5月10日
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[99686]2020年5月10日
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[97549]2019年2月24日
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[97539]2019年2月16日
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[97173]2018年12月30日
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[97071]2018年12月5日
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[96381]2018年8月11日
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[96199]2018年6月9日
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[92908]2017年6月21日
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[92696]2017年2月10日
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[92687]2017年2月6日
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[92679]2017年2月4日
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[92621]2017年1月24日
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[92559]2017年1月18日
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[92515]2017年1月15日
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[92503]2017年1月14日
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[103681] 2022年 1月 9日(日)15:36:50MasAka さん
第五十九回十番勝負解答
問六:大村市

副題リンクのSVから呼ばれたような気がしたので…。
[102811] 2021年 10月 5日(火)00:36:23MasAka さん
鉄道橋の名称
[102798] N さん
ご紹介いただいた川崎港の京浜運河で建設中の斜張橋の形は主塔の高さがかなり低く、エクストラドーズド橋の形にかなり近いですね。これをエクストラドーズド橋と呼ばないのは中央径間の桁が鋼製だからでしょう(エクストラドーズド橋はプレストレスト・コンクリート橋の一形式なので)。

ところで、十番勝負副題リンクにも使われている橋の名称は、細坪橋梁ではなく「細坪架道橋」が正式名称です(参考:鉄道・運輸機構 鉄道建設パンフレットのP.10)。三内丸山架道橋などと同じ仲間です。

参考までに、鉄道橋の命名法は、狭義の「橋りょう」は河川と交差する構造物のみを指し(したがって、原則「○○川橋りょう」となります)、道路の上を越えて交差するのは「架道橋」、他の鉄道の上を越えて交差するのは「線路橋」と呼びます。工事件名(契約上の工事名称)としてはこれら3つを合わせて(広義の)「橋りょう」という名称で統一されており、「細坪橋りょう」はあくまでも工事契約上の名称で、実際の構造物名称とは異なるということになります。

……と書きましたが、その1ページ前の九州新幹線(西九州新幹線)のところを見ると、架道橋なのに「宝町橋りょう」という記載がありますね。中の人もそこまで細かなチェックはしていないようです。

※なお、「梁」は常用漢字でないので、ここでは厳密に工事件名の書き方に従って「橋りょう」と書きましたが、単なる表記の問題なので漢字で書いても間違いではないと思います。
[102797] 2021年 10月 3日(日)19:17:27MasAka さん
十番勝負・問九(エクストラドーズド橋)について
このところすっかりROMが多くなった十番勝負ですが、今回気になったのが問九の副題リンクに掲げられていた国道8号のSV画像。たまたま今年3月、まさにこのSVに示された地点に立っていたのでここに何があるかはすぐにわかったのですが、すでに想定解は出尽くされたようでした。

そんな中、奇策として解答した高槻市は、新名神高速道路の淀川橋を意図したものでした(参考:道路構造物ジャーナルネット2021.03.18付記事)。枚方市議会議員のブログに今年9月時点の状況写真が載っていましたが(ばんしょう映仁公式ブログ)、すでに下部工までは完成しているようです。
※なお、[102728]にて「おそらく形になっているであろう2年後…」と書きましたが、契約工期は令和6(2024)年までのようなので3年後が正当でした。

なお、[102345] 出題時の【注意事項】には
(5) 問題は原則として2021年9月18日開始時点での情報を基にしています。
とあるので、淀川橋は現時点では橋として成立していない以上、これを書いてもハナから誤答なわけですが、過去には第二十三回[70941]において
4.問題は2009年7月の情報を基にしています。
としつつも、8月にならないと想定解が全て決まらない問題(問三)があったのを思い出し(ちなみにこの問題の最後の想定解は私が決め打ちで解答[71247])、ならば現時点で全体は出来ていなくても下部工が完成した時点ですでに上部工を造ることはほぼ間違いないのだから、フライングで解答してもバチは当たらないだろうという判断であえて投下してみた次第です。グリグリさんはお気に召さなかったようですが……。

というわけで、私のメンバー紹介文に
メダル至上主義とは一線を画す十番勝負の楽しみ方が伝わってくる。
とあるように、メダル獲得主義でも市盗り領主狙いでもない、それ以外の十番勝負の新たな個人的楽しみ方を模索する中での一つの実験として捉えていただければ幸いです。今回の副題が「コロナで変化する社会」ということで、このコロナ禍において生活様式が大きく変わったように、本来クイズは正答を目指すものなのにその真逆を行くという「大変化」を意図してみました(もちろん、デタラメではなくきちんと共通項を踏まえた上で解答するという方針は守った上で)。

さて、話をエクストラドーズド橋に戻しますが、上記で紹介した新名神高速道路淀川橋のほか、今後建設予定のものとしては、平成26(2014)年8月にJR東海から公表された中央新幹線の環境影響評価書の中で、山梨県中央市の新山梨環状道路交差部においてエクストラドーズド橋に関する記述やフォトモンタージュが見られます(参考:山梨県資料本編第8章・「8-5 人と自然との触れ合い」の8-5-1-70~71ページ)。こちらの工事はまだ始まっておらず、影も形もない状況ですが、数年先には道路の上を越えて疾走する超電導リニア新幹線車両を見ることができるかも知れません。
[102728] 2021年 9月 29日(水)23:26:49MasAka さん
十番勝負
問九のラストを狙おうと思ったらすでに売り切れですか……。こうなったからにはおそらく形になっているであろう2年後に忘れず更新していただくべく、将来への備忘録としてわざと十番勝負の解答形式で以下の市を書いておきます(想定解終了後の誤答は目立つので忘れにくい(笑))。

問九:高槻市
[102056] 2021年 5月 31日(月)23:17:19【1】MasAka さん
謎の飛び地~水上中学校と浅間園~
[102033] 未開人さん
12年も前に書いた話が今頃引用されて出てくるとは思いませんでした(←しかも自分で書いたことを忘れてる)。
それはさておき、水上村立水上中学校の所在地について、
両町の間に意見の食い違いがあるようです。
ということですが、広報ゆのまえのほうは「(もともと)湯前町(だった場所)にあることになります」と補って読めば矛盾はしないのかな、と。厳密には現地なり役場なりで状況を確認しないとわかりませんが。

これで1つ同じような例を思い出したのですが、群馬県の嬬恋村には浅間火山観光のための施設「長野原町営浅間園」があります。しかし、これの公式Webサイトのアクセスの「所在地・連絡先」の欄に書かれている住所はどういうわけか「長野原町北軽井沢」なのです。広報ながのはら平成29年4月号についている浅間火山博物館(現在は閉館)の無料招待券の裏面の住所もそうなっていますし、群馬県が制作した平成30年度群馬県民の日記念事業一覧でも同様です。しかしその一方、浅間園の郵便番号である〒377-1405は、日本郵便の郵便番号検索では「群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原(モロシコ「浅間園」)」となっています。そもそも、長野原町が定めている長野原町営浅間園の設置及び管理に関する条例では、
嬬恋村大字鎌原字モロシコ1,053番地26に設置する。
と、思いっきり嬬恋村の住所が書かれているのですね。あと、浅間園の公式Webサイトのドメインは長野原町営の施設なのにhttp://www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp/
となっていて、嬬恋村(https://www.vill.tsumagoi.gunma.jp/ )と同じサブドメインが使われているのも不思議です。

ちなみに、オーストラリアのカウラという町には日本人墓地があり、そこは日本の領土とされているというトリビアがありますが([70031]じゃごたろさん)、水上中学校と浅間園はこれの日本国内版とも言える事例なのでしょうか。
[101276] 2021年 1月 11日(月)19:12:42MasAka さん
Re: 行政機関の管轄区域
[101272]にまんさん

国の出先機関(正確には「地方支分部局」と言います)は所管業務によっても地域区分が異なる場合がありますね。

<例>
経済産業省経済産業局:電力に関することについては新潟県は東北経済産業局、長野県・静岡県は中部経済産業局の管轄
国土交通省地方整備局:福井県の敦賀港、長野県内の信濃川水系に関することについては北陸地方整備局、長野県内の天竜川・矢作川・木曽川水系に関することについては中部地方整備局の管轄
環境省地方環境事務所:磐梯朝日国立公園の新潟県区域は東北地方環境事務所、上信越高原国立公園・中部山岳国立公園の新潟県区域は中部地方環境事務所、秩父多摩甲斐国立公園・南アルプス国立公園の長野県区域は関東地方環境事務所の管轄

電力は電力会社の地域区分、港はどちらの海に面しているか、河川は最下流の都道府県、国立公園は主要な区域がどちらにあるか、で例外を設けていることになりますが、一見するとわかりづらいです。

本題から話が逸れましたが、個人的には同じ報道機関がそれぞれのニュースごとに地域の定義がバラバラになっているのは困るので、報道機関の中で表現が統一できていればどちらでも良いという考えです。「新潟・北陸」の表現はおそらく全国統一組織で厳密に地域ブロック分けがされているNHK固有の話であり、民放の場合は基本的に県域ごとの別会社なので(地域ごとのつながりがNHKほどではない)、おそらくあまり意識されないのでしょう。ちなみに、全国紙である読売新聞の記事にも同じ表現が見られます(2021年1月10日付「分岐した寒気が日本海上で合流、雪雲の連続発生で記録的大雪に」)。

あと、過去に[90505]でも書きましたが、日本応用地質学会という学術団体の各地域支部は学会規則によると北陸支部は新潟県1県の会員のみで構成され、富山・石川・福井の3県の会員は中部支部に属するという不思議な区分になっています。
[100835] 2020年 11月 14日(土)14:06:55MasAka さん
Re: 市区町村の役所・役場一覧(移転情報)リリース
約2ヶ月ぶりに覗いてみましたが、ちょうど昨日新しい情報ページが出来たのですね。そういえば川崎市も庁舎を建て替える話が以前あったなぁ……と思って調べてみたら、いつの間にやら今年の5月にすでに着工していました(川崎市:川崎市新本庁舎超高層棟新築工事に着手しました)。もしかしたらその頃の落書き帳に川崎市民かつ庁舎研究家である菊人形さんあたりが話題にしていたのではないかと思って記事検索してみましたが、特に言及はしていなかったみたいです(書き込みしていないだけで情報としてはお持ちだと思いますが)。2023(令和5)年3月完成予定なので、2023年度初には新庁舎での業務開始となるのでしょう。

今年6月に業務を開始した横浜市の新庁舎は当時の勤務先が近くにあったということもあり、建築工事期間中はほぼ毎日進捗状況を見ることができたのですが、川崎市の新庁舎はそれと違って同じ川崎市内でも私のような多摩区民から見れば遠い南の国のような場所にあるので(笑)、それほど進捗を気にすることもなく(そもそも本庁舎に行く用事もないですし)、気づいたら完成していた、ということになっていそうです。

あと、昨年の夏に隠岐島前に行った時、西ノ島町内をサイクリングしていたら新庁舎予定地で土地の造成工事をやっていたことを思い出しました(直近の落書き帳では[100329]菊人形さんの記事にて来年開庁との記述あり)。町のWebサイトによると2階建ての建物躯体は完成の時期ということで、32階建ての横浜市と比べるとやっぱり工事のスピードが速いですね。

ちなみに、移転情報関連記事集に記載がある横浜市の新庁舎、移転情報ページ本文への掲載がないのは移転日が不明確だからなのでしょうか?(条例上は6月1日、公式アナウンスでは6月29日、旧庁舎の閉鎖は5月22日)
[100299] 2020年 9月 13日(日)14:49:31【1】MasAka さん
県境サインコレクション情報
うちの近所にあるものが未収録のようなので情報提供します。
東京都|神奈川県(狛江市|川崎市多摩区、多摩水道橋)

また、コレクションに入れるかどうかは微妙ですが(※【1】)、見ていて個人的に気になったものとして以下を紹介しておきます。

多摩沿線道路の途中にある、東京都稲城市と神奈川県川崎市多摩区の境界にある県境サインですが、稲城市側から川崎市側を見たものと、川崎市側から稲城市側を見たものとで微妙に記載されている情報が異なります。前者は日本語(川崎市多摩区)の下に英文(Kawasaki City Tama Ward)の記載がありますが、後者には英文表記がない代わりに「まちの美化にご協力ください」のメッセージと、市名の上に「いなぎし」と小さく振り仮名が振ってあります。設置にあたって両市の間で内容を統一することは考えなかったのでしょうか。あと、実際の設置者は稲城市であるからか、川崎市側から稲城市に来る人に対しては「まちの美化にご協力ください」とゴミなどを散らかさないようお願いをしているのに対し、逆に稲城市から出ていく人に向かっては特に何も言っていないので、まるで川崎市民が稲城市を汚しにきている存在であるかのように受け取れますね(笑)。

【1】よく考えたらそもそも都県名が書いていないので、微妙でも何でもなく対象外でした。
[100295] 2020年 9月 12日(土)16:32:14MasAka さん
Re: 海岸線到達までに経由する自治体数
[100290]Nさん
東松山市からはどの方向に行っても7市区町村経由です。

東京湾・駿河湾・日本海の3方向どちらに向かっても海まで最低7市区町村を通る必要がある東松山市は新たなる「日本のへそ」候補になり得そうです。東松山市の関係者がこれを見つけて、町おこしにでも使ってくれればコレクションに収録するのですが(特に明記はしていませんが、当サイト「都道府県市区町村」以外で紹介された実績があることを要件としています)、ちょっと地味でピンと来ないでしょうかね……。
[100015] 2020年 7月 23日(木)18:59:17MasAka さん
10万記事達成おめでごうございます
遅ればせながら落書き帳100000記事達成おめでとうございます。

私の落書き帳初書き込みは15年前でした([36527])、2003年頃にこのサイトの存在を知りましたが、2年ほどはROMだったことになります。本格的に参戦するようになったのは初書き込みからさらに2年経った2007年頃からでした。このところあまり顔を出せていませんが、今年に入って地名コレクション(『日本の中央/へそ』コレクション)を1つ完成させたのが最近の数少ない貢献でしょうか。

ところで、今年はいまだに梅雨が明ける気配がなく、今月に入ってから各地で豪雨災害が発生しています(令和2年7月豪雨)。現時点で最後のオフ会会場である杖立温泉ひぜんや(大分県/熊本県)もこの豪雨により被災し、特に温泉施設の復旧に時間がかかるとのことで8月7日まで休業だそうです(公式ブログ「ひぜんや便り」より)。ひぜんやの歴史をひも解くと、1953年にもやはり水害により被災したそうです(九観どっとネット「お宿ヒストリー」)。新型コロナ禍により客足が大幅に落ち込んでいることと思いますが、これまでも水害や火災など幾多の苦難を乗り越えてきたので、今回も負けてほしくないですね。

次のメモリアル記事番号は111111番のゾロ目でしょうか(このペースだと2025年頃達成?)。さらに20万、30万と落書き帳の歴史を紡いでいきたいところです。

余談ですが、都道府県市区町村トップページの一番下に書かれている「今日は悠々日」と「…」の部分には密かに別ページへのリンクが張られているのですね。今頃ようやく気付きました。過去記事では誰も言及していないようですが、もしかして知らなかったのは私だけかニャー?
[99912] 2020年 6月 13日(土)19:02:24【1】MasAka さん
横浜市役所新市庁舎
[99896] グリグリさん
横浜市の新市庁舎の件、初耳でした(最近多くなった「忘れてしまった」かもしれませんが)。

昨年3月までは新市庁舎建設現場の近くに勤務先があったので工事の進捗具合をほぼ毎日チェックしていたのですが、その後転勤したため、以降は移転作業の動向を知る機会もほとんどなくなってしまいました。そんなわけで、新市庁舎オープンの情報もTakashiさん([99892])に先を越されてしまいましたね。
ちなみに、過去に横浜市役所新市庁舎移転が落書き長で話題に上がったのは、[91415]にて桜トンネルさんが書き込んだ2016年の「オフ会に参加できない方のためのクイズ企画」で私が横浜市で解答した際([91437])に
もう少し経てば32に一本化されるはず。
とコメントしたのと、その共通項発表後の[91441]にて『「横浜市市庁舎移転新築工事の基本設計」(概要)』を紹介した時だけのようですので、4年近く前だとおそらく普通は記憶に残っていないでしょう。

ところで、更新された市区町村の役所・役場一覧の地図リンク先を見ると、この書き込み時点ではMapionは市役所記号が新市庁舎の位置に変更されているのに対し、地理院地図はまだ(旧市庁舎の位置のまま)なんですね。地理院地図は正式オープンの6月29日に記載位置を変更するのかも知れません。これは[99892]でTakashiさんが書かれた
先ほどの移転情報のサイトからの広報チラシを見ると6月29日OPENとなっております。とはいえ旧市庁舎の方はもう閉庁しているようですので……
にも関係していると思うのですが、従来の旧市庁舎は非常に手狭であったため、旧市庁舎だけでなく周辺の複数の民間オフィスビルにも多くの部署が入居していたという事情があります。そこで、先に旧市庁舎内にあった部署を優先的に新市庁舎へ移転させ、それ以外の部署は後から引っ越しさせるというスケジュールとし、最終的に全ての市役所機能が新市庁舎に集約されるのが6月29日ということだと思います。ただ、すでに旧市庁舎は閉鎖されているのに、地理院地図だとそこに市役所の記号が残っているのは違和感がありますが、市による新市庁舎の公式オープン日はあくまでも6月29日となっている以上(市役所の位置は条例で定められているため、その改正日が6月29日?)、国土地理院側で勝手に地図を先行して書き換えるわけにもいかないのかも知れません。一方、Mapionは民間のサービスなので、地図利用者の利便性を重視して実態に合わせる形にしたのだと思います。

それにしても、新市庁舎がある場所の3年前の今頃はまだ基礎工事の最中で高層ビルの影も形もなかったのですが、一旦工事が始まると結構あっという間に出来上がるものですね。その頃に撮りためた基礎工事から外壁取り付け作業完了までの写真をつなげてタイムラプス風動画にしたものがありますので、興味がある方はご覧ください。
【動画】横浜市役所新市庁舎建設工事
[99792] 2020年 5月 18日(月)22:32:28MasAka さん
NEWS欄のバグ?
都道府県市区町村トップページの下部や、この落書き長の上部に表示されているNEWSですが、5/16の「地名コレクション」の文字列をクリックすると地名コレクションではなく、白桃市町村人口研究所のページに飛んでしまうようです。これは白桃さんが仕掛けた罠……ではなく、ハイパーリンク生成時のミスでしょうか。ここから地名コレクションに行く人はあまりいないと思うので実害はないと思いますが、ちょっと気になったので。
[99781] 2020年 5月 17日(日)16:12:59MasAka さん
第五十四回十番勝負・感想
前回の参戦が2017年開催の第四十四回ということで、3年ぶりの挑戦となりました。Stay at Homeの時間を利用して「日本の中央/へそコレクション」の公開に向けた最終の編集作業に取り掛かった矢先にたまたま出題を見つけ、しかも問一のお題の市がコレクションのキーワードに絡む「中央市」(共通項は住所表記なのでコレクションとは無関係ですが)。それならついでに参加してみるか、と思うように。あと、何人か懐かしいメンバーの方が復活されて解答していたのも、久々の参加を決意させる後押しになりました。

今回、あまり解答市の選択にはこだわらなかったので個別の問題ごとにあれこれコメントはしませんが、久々の参加とあってケアレスミスをしたのが惜しかったですね(問十)。わりとお仲間が多かったようですけど。また、問一は安易ですが四国中央市にしました。コレクションの番外編としてこの四国中央市など、各地方のへその紹介もあってもいいかな……などと思いながら(たとえば富良野市は北海道のへそとして有名ですね)。まぁ、いちいち調べるのが面倒だったというのが一番大きな理由ですが。

次回、いつになるかはわかりませんが、また暇があれば参加しようと思います。

あと、末筆ながら[99765] 駿河の民さん、日本の中心の中心(チコちゃんポイント)の情報ありがとうございました。さっそくコレクションに追記しました。
[99764] 2020年 5月 16日(土)19:38:42【1】MasAka さん
『日本の中央/へそ』コレクション
[97539]で編集子を申し出た『日本の中央/へそ』コレクション、1年3ヶ月の時を経てようやくリリースしました。当初は数も少ないので何ヶ月もかからない見込みだったのが、その直後に転勤等もあって忙しくなってしまい作業が中断。結局、新型コロナウイルス禍によりStay Homeの時間が多くなったおかげでまとまった時間が取れるようになり、このたびの完成にこぎつけられたようなものです。

追加・修正等の情報は随時お待ちしております。
[99697] 2020年 5月 10日(日)21:54:18MasAka さん
第五十四回十番勝負解答
問十:五所川原市

一発を狙ってみたけど、久々だとこんなもんか…。
[99686] 2020年 5月 10日(日)18:34:39MasAka さん
第五十四回十番勝負解答
約1年ぶりのご無沙汰です。最近になってようやく家にいられる時間が長くなったので、第四十四回以来10回ぶりに参加。

問一:四国中央市
問二:坂東市
問三:京丹後市
問四:逗子市
問五:南相馬市
問六:根室市
問七:八戸市
問八:郡上市
問九:垂水市
問十:奄美市
[97549] 2019年 2月 24日(日)15:38:35MasAka さん
Re: EMMの地名コレクション編集メモ・第206号
[97541]EMMさん
対応ありがとうございます。
中心についてはいろんな定義があるみたいなので、そこら辺は整理と割り切りが必要かも。
その「いろんな定義がある」というのを紹介してみよう、というのが提案の趣旨です。なので、基本的には「その自治体(あるいは観光協会や地元住民による団体等)が主張していること」が掲載基準でしょうかね……。想定コレクション数は30ヶ所程度と比較的少ないはずですので、遅くとも今夏あたりには収集データの検証まで終えて公開したいと考えています。

[97540]スカンデルベクの鷲さん
参考URLのご提示ありがとうございます。「チコちゃん~」でも取り上げられていましたか。これでおそらくコレクションの9割方はカバーできそうです。
[97539] 2019年 2月 16日(土)22:14:22MasAka さん
地名コレクション案(日本の中心/へそ)
ちょっと前の話ですが、去る1月6日にTBSテレビ「噂の!東京マガジン」内の「噂の現場」のコーナーにて「日本の『真ん中』はどこだ?PR大合戦」と題する特集が組まれていました(ちょうど十番勝負中だったせいか、落書き帳でこれに関する書き込みは皆無)。それによると、日本の「中心」や「へそ」を名乗る自治体は全国に30ヶ所もあるそうです(参考:番組ホームページ)。

これを見て思いついたのですが、落書き帳アーカイブズのテーマとして「日本及び各都道府県の「中心」はどこか?」がすでに存在していますが、これは単に関連する書き込み(県や地域の中心の話題なども含む)をつなげただけであり、日本の中央/へそをまとめたリストにはなっていません。そこで、改めて日本の中心/へそを名乗る全自治体を調べて地名コレクション化ができればと考えたのですが、いかがでしょうか。なお、もしコレクション化するというのであれば、言い出しっぺなので私のほうで担当させていただければと思います。
[97173] 2018年 12月 30日(日)23:19:58MasAka さん
斜張橋コレクション追加情報
Nさん編集担当の「斜張橋コレクション」ですが、新たに正式名称と架設年、橋長のデータが判明したものがありましたので情報提供しておきます。

神奈川県の下から2番目にある山北町の「谷峨橋」とされている橋ですが、正しい名称等は以下の通りです。
橋名所在地架設年橋長
嵐橋足柄上郡山北町1974年82.0m
(出典:山北町橋梁位置図山北町橋梁長寿命化修繕計画

橋長については出典元の資料だと有効数字が一の位(メートル単位)までで表示されているため、0.1m単位の誤差があるかも知れません。また、主径間長についてはインターネット上に公表されている資料は見つかりませんでした(1径間なので、橋長よりわずかに短い程度のはずですが)。

実は今日、山北町の大野山まで登山に行ったのですが、その途中でこの橋を渡ることになり、このコレクションの存在を思い出しました。架設から45年近くが経過し、老朽化が進んでいるようで、橋のたもとには「同時に渡れる人数は十人です」との注意書きがありました。昨年度にこの橋の復元設計が発注されているようで(建通新聞記事)、近い将来補修工事が行われるものと思われます。なお、「復元設計」というのは、
既設橋を建設当時の基準で設計しなおして、その結果から図面を復元するもの
(出典:横河技術情報Webサイト
であり、おそらく施工当時の図面が残っていないか不正確、あるいは不鮮明なものしか残っておらず、それゆえ橋長がメートル単位止めだったり、支間長のデータがないのではないかと思います。

それでは皆さん、よいお年を。
[97071] 2018年 12月 5日(水)23:09:45MasAka さん
Re: 高輪ゲートウェイ
[97069]デスクトップ鉄さん
応募数1位の高輪を採用しなかったのは、地下鉄の高輪台や白金高輪との混同を避けるためでしょう。

それも大いにあると思いますが、高輪ゲートウェイ駅の住所は高輪ではなく港南なので(参考)、単なる「高輪」にはできなかったのではないかと私は考えています。住所通りの港南だと高輪よりも知名度は低く、また横浜市営地下鉄ブルーラインの港南中央駅と紛らわしくなるので、やはり知名度のある高輪に何かをくっつけるというスタイルが前提にあったのだと思います。
[96381] 2018年 8月 11日(土)18:08:56MasAka さん
山の日登山
今日は山の日ということで、とりあえず近所の山に行ってみようと思い立ち、今住んでいる川崎市の最高地点を目指してきました。

国土地理院2万5千分1地形図で山名が記載されている川崎市内の山は枡形山(84m)のみですが、市内北西部の多摩区・麻生区には標高100mを超える山名記載のない山がいくつかあります。そんな中、エコプラザ多摩(多摩市のごみ資源化施設)の裏手にある諏訪ヶ岳(三角点標高144.5m)を川崎市最高峰として紹介しているWebサイトが散見されますが、山頂は多摩市にあり、厳密には誤りです(とりあえず山頂は踏んできましたが)。実際の川崎市最高地点はその南西200mにある無名のピークです。しかし、ここには川崎市上下水道局の施設(黒川高区配水池)があり、出入口の門は厳重に塞がれていたため、残念ながら川崎市の最高地点にたどり着くことができませんでした。なお、配水池の北側に面したところに立っている送電線鉄塔脇が一般人の訪問可能な川崎市最高地点ですので(標高約147m、地理院地図5mDEMによる)、そこまで行ってとりあえず川崎市の最高地点訪問としました。

なお、今回の訪問に際し参考にさせていただいたものの1つに、futsunoおじさんが編集担当の地名コレクション、『自治体の最高点』がありますが、川崎市に関して誤りと思われる記載がありましたので以下に記します。

1.川崎市および麻生区の標高が140mになっていますが、地理院地図の5mDEMデータによると149.5mの地点があります(地理院地図)。

2.麻生区の地点種別が「農」になっていますが、ここは川崎市の最高地点と同一ですので「山」が正しいと思われます。

3.多摩区の最高地点の位置が区の西境(よみうりランド南端付近)の110mになっていますが、こちらも地理院地図5mDEMデータによると生田病院の西側にある小峰みかん園内に標高120.5mの地点が存在します(地理院地図)。こちらが多摩区の最高地点と思われます。なお、みかん園は通常は立ち入ることができませんが、秋のみかん狩りの時期だけ有料で中に入れるようです。
[96199] 2018年 6月 9日(土)21:14:00MasAka さん
三江線廃止とは逆に国土地理院の地図のほうが更新が遅い例
このところすっかりROMになってしまい、約1年ぶりの投稿です。ちゃんと生きてます(笑)。あと、他のSNSでつながっている方にとっては今さらな情報ですが、昨年8月に川崎に戻ってきました。

さて、[96190]稚拙さんの投稿を見て思い出しましたが、三江線とは逆に地理院地図(稚拙さんの投稿には「ウォッちず」と書かれていますが、2014年に「地理院地図」に統合されたためこの名称はなくなりました)だけ路線廃止が反映されていない、というものがあります。それは、電気化学工業(現・デンカ)セメント線という貨物専用線。2008年3月までJR北陸本線(現・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)青海駅からデンカの青海工場までを結んでいた路線です(なお、デンカ工場内の路線(工場線・原石線)は現役)。2009年3月には完全廃止になったようで、その後線路が剥がされたためGoogleマップYahoo!地図mapionでは線路の記載はありません。しかし、地理院地図だけはいまだに青海駅からデンカ工場まで線路がつながったままの記載になっていますので、今年3月に廃止された三江線とは全く正反対です。

これはおそらく、国土地理院が地形図の電子化(電子国土基本図の整備)を始めたのが2009年度からであり(参考)、これ以降の道路・鉄道等の開通・廃止に関しては迅速に対応している一方で、それ以前の地形図情報はその時点において発行されていた紙の地形図のデータがもとになっていますから、地形図の電子化が始まる直前で廃止されたこの貨物線は地理院地図上では亡霊のように残ってしまったのかも知れません。この貨物線の範囲が含まれている2万5千分1地形図の図郭(糸魚川)の最新版の発行年は2015年ですが、これは調製(電子国土基本図から当該地形図の範囲を切り出し、平成25年以降の図式に基づいて描画したもの)のみなので、この箇所がきちんと修正されたものが出てくるまではしばらく時間がかかる可能性があります。
[92908] 2017年 6月 21日(水)02:05:04MasAka さん
暑い町
[92906]伊豆之国さん
川越市が「実は本当の『日本一暑い町』ではないか」という記事が新聞記事に出ていました

紹介していただいた新聞記事にある「英気象学会誌の電子版」とは、「International Journal of Climatology」のことで、記事の元になった原著はこの論文のようです。アブストラクトだけをかいつまんで読むと、典型的な海風が吹いた場合の気温分布と風向風速分布を解析した結果、川越付近に下降気流が発生してそれが高温をもたらしている……ということらしいです(英語が苦手なので誤訳してるかも知れませんが)。

昔、所沢から川越まで通学していた頃の古い記憶をたどると、1993年は記録的な冷夏の年だったのでそれほど暑い印象はなかったのですが、1994・1995年は9月の始業式の頃は残暑がまだ厳しく、授業中に睡魔が襲って来ても眠れないほどだった気がします(←寝ようが寝まいが結局授業は頭に入っていない)。しかし、これは私が通っていたのは男子校だったというバイアスが多分にかかっているため、余計に暑苦しい記憶だけが残っているのかも知れません(笑)。

主観的意見を述べてもしかたがないのでもう少し真面目に考察すると、川越市域の東半分、荒川右岸と国道254号の間の地域は高低差は小さいながらも東西両側が台地に挟まれた盆地のような地形になっているので、これが気候に影響を与えている可能性はありそうです。

それにしても、川越にアメダスは設置されていないのですね。所沢にはあるのに……。
[92696] 2017年 2月 10日(金)01:20:45MasAka さん
斜張橋コレクションの情報提供
Nさん編集の斜張橋コレクションですが、愛媛県四国中央市にある「霧の森連絡橋」の詳細データが判明したので情報提供します。

正式名称:玉水橋
架設年:1996年
橋長:52.0m
主径間:46.0m
(参考リンク:橋専科のBLOG

今から約2年前に現地を訪れており、当時撮影した写真がたまたま発掘されたのですが、現地にある銘板はなぜか橋名が消され「■■橋」となっていて、よく見ると■■の部分はうっすらとした字で「観音」と読めることがわかりました。一体なぜ、と思いましたが、どうやら供用開始当初は「観音橋」という名称だったのを後から改名したようです。改名された理由について一次ソースは見つかりませんでしたが、「大仏の殿堂」というブログ内にこのような記事がありました。なお、施工業者(東鋼橋梁)のWebサイトにある施工実績を見ると「文化いこいの里橋」となっており、これが建設中の仮称であったようです。

また、この橋はつい1年ほど前に補修工事が行われてリニューアルされた模様です(四国中央市観光協会ブログ)。この観光協会ブログの橋名の書き方を見ると、「赤橋」という通称もあるようですね。橋長わずか50mほどの小さな橋に、仮称、旧名称、現名称、通称とたくさんの名前が付けられているというのは意外な発見でした。
[92687] 2017年 2月 6日(月)02:13:38【2】MasAka さん
第四十四回十番勝負・感想
今回は八戸市中核市移行記念ということで、青森県三八上北地方に居住経験がある者として(落書き帳初書き込み時は青森県在住でしたが、当時はメンバー未登録)、久々に挑戦しようと思い、第四十回以来2年ぶりの参戦でした。一般コースと入門コースに分離した第三十五回以降、一般コースで全問正解したのは今回が初。それ以前の全問正解は第三十二回と、5年以上も前のお話。

さて、今回の十番勝負は[92658]でグリグリさんが書き込んだ
固定観念に邪魔され柔らか思考が不足し想像力が発揮できていないのか
あたりがカギになっているのではないかな、という感じがします。
そういった観点からすると、問九というのはかなり重要な問い掛けを含んだ良問だと思います。

[92685]で白桃さんが
共通項をことばで表す努力を怠らないでください。
とおっしゃっていますが、私は共通項を文章で表現する必要を全く感じていません。出題のバリエーションを広げるには、むしろそういう方向に問題が「進化」していくのは自然な流れでしょう。共通項は常に文章で簡潔に表現できなければならない、というのは出題者にとっても解答者にとっても発想の自由を縛るだけのような気がします。

[92684]Nさん
「直感だけで」大阪府以外の都道府県から解答されていたら、それはまさにグリグリさんのおっしゃる通り「イメージで捉えた」といえるのでしょうけど、解答が貝塚市とあっては「出題の意向に正しく共鳴した」と言えるかは疑問符がつくように感じます。

貝塚市で解答したのはちゃんと理由があって、せっかく昨年から大阪府に引っ越して来たので、(前回の十番勝負は不参加だったこともあり)大阪移住後初参戦となる今回はまず大阪府内の市から解答しようという考えが先にありました。よって、出題市の並びを見てまずは大阪府内3市に着目し、そこからそれに隣接する貝塚市も正答だろうと言える「担保」を八戸市と横浜市の中から探す、というプロセスを踏んでいます。該当する市が隣接同士の場合は地図を見れば共通項に行き着くことができることが多く、今回もまずは地図から攻めることにしました。そこで浮かんできた共通項の予想は「海岸線と県境とそれらに挟まれる三角地帯に接する市」でした(公式発表されている共通項と表現は違いますが、意味するところはほぼ同じになると思います)。三豊市が該当しない市にされている理由はわかっていなかったのですが、そんな事を考えるよりもとりあえず解答を投下してみてダメだったら別の方針を考えようくらいのスタンスでした。

もともと参加ポリシーとして、メダル獲得も領地獲得も考えていませんので(よって今回も開始5日目からのスロースタート)。その辺の割り切りもテクニックだと思います。結果的に第二十九回の銅メダル以来6年ぶり2個目のメダル獲得。私が答えるとはおそらく誰も思わなかったでしょうね。

問九で惜しむらくは該当しない市の例示ミスとその修正対応です。これさえグダグダにならなければ……。該当しない市が訂正された場合の対応については[92469]k-aceさん、[92638]デスクトップ鉄さん、[92684]Nさんなどからも統一ルールが求められているので、明確にしていただけるとありがたいです。

あと、[92644]で伊豆之国さんが
これはむしろ「クイ図」向きではないか
と感想を述べておられますが、クイ図で出題されていれば難易度は多少下がっていたかも知れませんね。なお、Googleマップなら点ではなく「青森県八戸市」のようにエリア表示もできるので、クイ図の新たな出題・解答形式としてこのような問題があってもいいかな、と思います。

なお、この問題は出題の5市が青森県・神奈川県・大阪府と全て経県値5(居住)の府県からだったので、私にとって有利だったかも知れません。

また、問五と問Eについてももう少し。
[92680]グリグリさん
一方、今回の出題の定義範囲でも違和感はなくむしろ一般的には馴染みやすいとも感じます。
「一般的に馴染みやすい」という客観性に欠ける理由だけで(本当に一般的かどうかは統計的に調べてみないとわかりません)、共通項としては何も間違えていないのに出題者の考えた定義に当てはまらないからといって、全て誤答扱いするのはいかがなものかと思います。例えば、「インドが陸地で国境を接する国は何か国あるか?」という問題に対し、これは領土問題があるため正解に複数の解釈(6あるいは7)があるのに、どちらか一方の答えのみしか認めないようなものだと思っています。

今回とは逆の例として、[87780]第三回ペアシティ七番勝負の問一(共通項:新幹線ダイヤの「発駅市/着駅市」のペア)では、本来新幹線路線ではない博多南線が通る福岡市/春日市のペアを正答扱いとして後から想定解数が変更されています。これも上記の該当しない市が訂正された場合の対応と同様に、採点方針の統一が図られていないと感じます。また、極論ではありますが、一般的かどうかというのを根拠にしてしまうと、第三回クイ図・五番勝負の問一(共通項:斜張橋)などのような誤審([89077])が生まれてしまう懸念があります(土木を専門としない一般の人が橋を見て形式を分類し、該当する・しないを正確に判断するのは困難)。

また、最初の話にも戻ってくるのですが、
[92622]白桃さん
個人的意見ですが、MasAkaさんの変化球はストライクだと思います。
[92623]Nさん
和光市解答があるまでは、ヤ行ワ行に「い」「う」「え」があることが完全に頭から抜けてました。(個人的には想定解に入れてもいいんじゃないかと思いますが・・・)

千、万、京がOKなら、分(0.1)、毛(0.001)、糸(0.0001)を含む市も想定解とすべきな気はします。
そもそも、雑学のページに小さい数の単位もあってもよいのでは?と思いました。
といった意見もあるように、他の解答者に(もちろん出題者にも)新しい「気づき」を与えるというのも十番勝負の面白さではないかと思います。こういったところから「柔らか思考」とか「想像力」が生まれてくるものだと私は考えています。十番勝負がこういうテストの採点のようなものになってしまっては面白くないですね(このパプリカの例も、出題者が「これは緑色の野菜を想定していて、むしろそのほうが一般的に馴染みやすい」と言われればそれまでですが)。解答する側としても意欲が削がれてしまいます。

なお、問Eに関して、雑学の数字の入った市町村には、
分、厘、毛など小数点以下を表す文字もあります。
とあるので、そこまで書くのであればそういった文字を含む市町村もきちんと載せて欲しいと思います(省略する理由が全くわからないので)。

さて、いつもなら各問ごとに感想を述べていくのですが、ここまででかなり長文になってしまったので、以下はかいつまんで書きます。

八戸市中核市移行記念なので、青森県の市から複数答えたいということで、問一(同じ読みで始まる隣接する町がある)と問三(学院大学のキャンパスがある)は青森県内の市から選びました。

問一のつがる市に隣接する鶴田町は廻堰大溜池にかかる「鶴の舞橋」が有名で、日本一長い木造三連太鼓橋です。廻堰大溜池の別名は津軽富士見湖と言い、その名の通り津軽富士(岩木山)を眺めることができますが、現地に富士見坂はありません。

問三は最初、「八戸学院大学なんてあったっけ?」と思ったのですが、2013年に八戸大学から改称していたのですね。古い知識のままでは答えられないという問題。個人的には八戸工業大学のほうが身近な存在です(などと書くと何年か先の十番勝負のネタで「○○工業大学」が使われるかも……)。

問七(特定第3種・第3種漁港がある)で答えた舞鶴市ですが、ここには10年前、日本で4番目に短い国道(一般国道177号、L=0.7km)を調査するために訪れています。その国道の起点は大きなコンテナ埠頭などにあるのかと思いきや、意外にもこの問題の共通項に該当する舞鶴漁港(西港エリアにありますが、法的には舞鶴港とは別扱い)なのです。大きな埠頭につながっている日本一短い174号(神戸港)や2番目に短い130号(東京港)、観光地化している3番目に短い198号(門司港)と違って、田舎の漁師町といった風情を醸し出しています。

あと、入門コースの問G、盛岡市で解答したのは盛岡市内に四十四田ダムがあり、今回の十番勝負の開催回(第四十四回)にかけてみた、という意図がありました。なお、この問題の共通項は「新幹線の駅がある市(ミニ新幹線の駅は除く)」とされていますが、該当しない市の例示に挙げられている春日市の博多南線はミニ新幹線ではなくフル規格新幹線の回送線を旅客線化し、法令上在来線扱いとして運行しているものなので、共通項は「新幹線の駅がある市(在来線扱いの区間およびミニ新幹線の駅は除く)」とすべきですね。

今回の十番勝負は今後の出題のトレンドを占うという意味では面白かったと思います。ただ、やはり今回は採点時の対応に難があったかなぁ……、というのが率直な感想です。
[92679] 2017年 2月 4日(土)15:30:50【1】MasAka さん
第四十四回十番勝負・問三の共通項
[92676]実那川蒼さん
「大学院大学を除く」と付け加えているのに対して平仄が合っていないような気もします。

「大学院大学を除く」というのは、私は学部(またはこれに相当する4年制ないし6年制の学士課程)を持たない大学という意味で受け取っていました。おそらく「○○学院短期大学」といった短期大学も共通項から除外されていると思うので、より正確な表現とするなら「大学院大学および短期大学を除く」と書くべきかもしれません。本問において、校名を「○○+学院」と2語として扱うのか、「○○学院」と1語として扱うかは本質的な議論ではない感じがします。

聖学院大学の例が出ましたが、それなら「國學院大學」のような旧字体はセーフなのかどうかという点も気になりますね(ただし、國學大のメインキャンパス所在地は渋谷区で、サブキャンパスは國學大以外にも「○○学院大学」がある横浜市なので想定解への影響は全くありません)。

ところで、[92617]でデスクトップ鉄さんが問い合わせた「福岡女学院看護大学」(古賀市)について、グリグリさんは[92619]で「誤答」とコメントされていますが、系列校に「福岡女学院大学」(福岡市)があり、そちらが共通項に当てはまるのであれば(看護大学もれっきとした4年制大学ということもあり)こちらも正答扱いで良いのではないでしょうか。もっとも、福岡市には他に「西南学院大学」があるため、福岡女学院大学がなくても福岡市は想定解に含まれていますが。

なお、「福岡女学院」の英訳は大学の英語版公式サイトによると「Fukuoka Jo Gakuin」で、「女」+「学院」という2語の扱い。大学ではないですが、中・高一貫の名門女子校である「女子学院」が「Joshigakuin」と1語になっているのとは対照的です。ほかにも「学院」の英訳は、大学の固有名詞としては通常「Gakuin」とすることが多いですが、ルーテル学院大学(Japan Lutheran College and Seminary)や神戸松蔭女子学院大学(Kobe Shoin Women’s University)のように「学院」の部分を訳さない場合もあるようです。
[92621] 2017年 1月 24日(火)01:57:12MasAka さん
第四十四回十番勝負・問五と問Eについて
感想の前に、まずは誤答扱いされた2問について反論を……。

問五:■読みの最初と最後が同じ行の市
MasAkaさんからコメントがあると思いますが、や行とわ行に「いうえ」は含めません。

ということですが、幼児向けの学習塾の教材外国人向けの日本語学習アプリの五十音表において、や行を「やいゆえよ」、わ行を「わいうえを」としているものもあり、五十音表に「これが正式」と定められているものはありません。これまで、解釈にあいまいさが残る共通項についてはその都度の判断で正答扱いとしていた例がありますが、今回はこれに当てはまらないのでしょうか。「想定解数で縛っている」という考えもあるかと思いますが、提示される想定解数はあくまでも共通項を導き出すための参考的な事項であり、決して絶対的なものではないと思っていますので(今回の問九のように出題後に想定解数が変わった例や、あるいは出題時に想定解数を明示しなかった例が過去に多数あり)、共通項の解釈が複数ある場合、どうしても想定解から除外したい場合はあくまでも「該当しない市の例示」で対応すべきであり、出題の不備であると考えます。

なお、[92503]の解答はコトバンクの「日本大百科全書(ニッポニカ)の解説」にある
古くさかのぼっても、ヤ行のイ、ワ行のウなどは、ア行のものと別の音韻として存在したことは確かめられていない。
の記載を根拠に、少なくとも柳井市・和光市などは日本語を歴史的に遡っても共通項に該当する(=や行の「い」、わ行の「う」と解釈しても誤りでない)であろうと判断したものです。一方、たとえば恵庭市については、現代仮名遣いでは「わいうえを」の中に収まるものの、歴史的仮名遣いに当てはめると「恵」はそのままわ行の「ゑ」となるのに対し(「ゑ」は「恵」のくずし字が由来)、「庭」は「には」になってしまうため、この辺はグレーゾーンなのかなという感じはします。

問E:■数字の入る市

根拠としている雑学ページ「数字の入った市区町村」ですが、これは1以上の数字(大数)だけがリストアップされていて、1未満の数字(小数、具体的には分(10^-1)・厘(10^-2)・毛(10^-3)・糸(10^-4)・忽(10^-5)・微(10^-6)……)が抜けています(参考:レファレンス協同データベース等)。

小数の単位は今でも使っているかと言われれば、分や厘は現役の法令でも使われていますし()、それ以下は日常であまり見かけませんが野球の打率表記でまれに使われる場合があります(日常的に使うか使わないかという基準であれば、「京」も日常的には使われませんね)。また、これらは必ず「一」「二」などほかの数字とセットで使われ、単独では数字にならないとおっしゃる方もいると思いますが、それは大数でも万以上の単位では同じことが言えます。要は英語でいう「k」(キロ)や「M」(メガ)などは共通項に含まれるのに、「c」(センチ)や「m」(ミリ)などが含まれないのはおかしいのではないか、ということです。

よって、発表された共通項にも「1より小さい数字は含まない」という条件が書かれていない以上、
分(10^-1):国分寺市、大分市
毛(10^-3):宿毛市
糸(10^-4):糸魚川市、糸島市、糸満市
の6市は想定解に含めるべきだと考えます。

いかがでしょうか。
[92559] 2017年 1月 18日(水)00:41:58MasAka さん
第四十四回十番勝負解答
あれ、問Dはもともとこっちで解答するはずだったのに。同じ「い」で始まるのでうっかりやってしまったようです。

問D:印西市

あと、[92503]問五と[92515]問Eの解答について、五島……じゃなくて誤答扱いにされたので以下に一応再答しておきますが、この2問については共通項発表後に異議申し立て(?)をしようかなと思います。

問五:相生市
問E:三笠市
[92515] 2017年 1月 15日(日)20:41:14MasAka さん
第四十四回十番勝負入門コース解答
続いて入門コースを解答します。

問A:高松市
問B:草加市
問C:常陸大宮市
問D:岩沼市
問E:大分市
問F:八幡平市
問G:盛岡市
問H:春日部市
問J:五島市
問K:弘前市

問Eは一般コースの問五同様、おそらく現時点で想定解に含まれていないと思われるところでチャレンジ。これは明らかに該当すると思っているのですが。そうでないと正答になっている伊万里市や京都市などとのバランスが悪いので。
[92503] 2017年 1月 14日(土)22:16:56MasAka さん
第四十四回十番勝負一般コース解答
問一:つがる市
問二:川崎市
問三:青森市
問四:小浜市
問五:和光市
問六:松本市
問七:舞鶴市
問八:熊本市
問十:たつの市

問五は定義のしかたによって想定解数があと10くらい増える場合があるのではないかという考えのもと、現時点で想定解に含まれていないと思われるところでチャレンジ。まぁ、こういうのは該当しない市として明示したほうが紛れはないと思いますが……。


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