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白桃さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[104955]2022年7月21日
白桃
[104938]2022年7月17日
白桃
[104926]2022年7月11日
白桃
[104925]2022年7月11日
白桃
[104917]2022年7月10日
白桃
[104906]2022年7月6日
白桃
[104900]2022年7月4日
白桃
[104863]2022年6月26日
白桃
[104862]2022年6月26日
白桃
[104832]2022年6月16日
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[104826]2022年6月13日
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[104805]2022年6月8日
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[104801]2022年6月6日
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[104785]2022年6月2日
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[104764]2022年5月26日
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[104763]2022年5月25日
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[104720]2022年5月17日
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[104403]2022年5月3日
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[104402]2022年5月3日
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[104390]2022年5月3日
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[104388]2022年5月3日
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[104381]2022年5月2日
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[104374]2022年5月2日
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[104360]2022年5月2日
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[104357]2022年5月2日
白桃
[104291]2022年5月2日
白桃
[104290]2022年5月2日
白桃
[104282]2022年5月1日
白桃
[104277]2022年5月1日
白桃
[104223]2022年5月1日
白桃
[104195]2022年5月1日
白桃
[104190]2022年4月30日
白桃
[104184]2022年4月25日
白桃
[104178]2022年4月24日
白桃
[104177]2022年4月23日
白桃
[104166]2022年4月20日
白桃
[104160]2022年4月17日
白桃
[104157]2022年4月16日
白桃
[104152]2022年4月14日
白桃
[104149]2022年4月11日
白桃
[104147]2022年4月11日
白桃
[104140]2022年4月7日
白桃
[104127]2022年4月1日
白桃
[104124]2022年3月31日
白桃
[104106]2022年3月25日
白桃
[104102]2022年3月24日
白桃
[104101]2022年3月24日
白桃
[104094]2022年3月21日
白桃
[104090]2022年3月20日
白桃
[104086]2022年3月19日
白桃

[104955] 2022年 7月 21日(木)23:43:39白桃 さん
従業地・通学地による人口・就業状態等集計
明日、14時に令和2年(2020年)国勢調査の「従業地・通学地による人口・就業状態等集計」が公表になります。これによって、各市町村の昼間人口が明らかになるのはもちろんですが、都市圏(正確に言うと通勤・通学圏)の設定が可能になります。通勤・通学圏の設定は楽しいのですが、作業的には中々しんどいのです。頑張るんだ白桃!
[104938] 2022年 7月 17日(日)03:43:51白桃 さん
東京市に編入された因子町の最高人口
性懲りもなく、[104900]に続き関東地方の「因子町最高人口ランキング」の掲載を予定しているのですが、考えてみれば、いや、考えるまでもなく、そのランキング上位は東京に編入された面々で埋まってしまい、ただでさえ意味もないランキング表がさらに味気ないものになってしまいます。よって、「別扱い」としてここに記すことにしました。
表中の◎は「生まれながらの町」、〇は「単一の因子村が町制した因子町」、印のないものは「複数の因子村からなる因子町」です。
因子町名最高人口国勢調査年-----因子町名最高人口国勢調査年
平塚/荏原132,1081930碑衾40,9721930
西巣鴨115,6541930千駄ヶ谷40,9001930
渋谷102,0561930小松川39,9281930
滝野川100,7461930岩淵37,6641930
王子89,009193034,6571930
中野87,2631930大久保33,8151930
吾嬬80,9851930戸塚31,7811930
三河島80,2171930駒沢31,0431930
杉並79,1931930落合30,5931930
尾久73,3681930長崎29,2661930
世田谷73,1101930本田27,3901930
日暮里71,0211930隅田25,0771930
代々幡70,5771930馬込23,0251930
大井70,0801930井荻22,7241930
千住69,0851930羽田21,3901930
目黒67,2361930池上20,7201930
亀戸65,1741930南綾瀬20,3541930
淀橋57,3131930西新井20,0771930
南千住56,0101930和田堀19,1941930
品川55,6391930矢口18,2611930
大崎53,7771930松江17,1121930
寺島49,4571930小岩14,8481930
高田48,5421930六郷14,4411930
野方46,8351930高井戸13,4181930
大森46,0551930練馬13,1451930
入新井45,2091930梅島12,7481930
板橋44,7171930東調布12,3261930
蒲田44,030193010,3101930
巣鴨43,2391930新宿4,8481930
大島43,1401930
国勢調査年がすべて1930年になっているように、1932年に東京市に編入される直前まで、人口は急増しています。特に、平塚/荏原は関東大震災後に住宅地化が進展し、1930年国勢調査の人口は、当時の新潟市より7,000人も多くなっています。この、132,108という数字は、「因子町」としても、「町」として(1930年国勢調査時は荏原町)も、我が国最高人口であります。双葉山の69連勝、藤井聡太の29連勝は、いつか破られることがあるかもしれませんが、この記録は、まず破られないでしょう。
なお、上表記載以外に東京の因子町は二つあります。1920年国勢調査直前に東京に編入された内藤新宿、1930年国勢調査後に町制施行した奥戸であります。

[104935]グリグリさん
ご対応ありがとうございます。「変遷情報」は宝物です。いろいろ大変だとは思いますが、大切に「保全」するとともに、「進化」できるようになれば、と願っております。微力ではありますが、白桃も少しでもお役に立てればと思っています。
[104926] 2022年 7月 11日(月)16:48:46【1】訂正年月日
【1】2022年 7月 11日(月)17:38:28
白桃 さん
事務連絡
オーナーグリグリさん
市区町村変遷情報において、埼玉県の吉田町(現:秩父市)が次のようになっています。
変更年月日都道府県変更種別郡名等自治体名変更対象自治体名/変更内容
1928(S3).11.10埼玉県町制秩父郡吉田町秩父郡 下吉田村
この変更種別は「町制/改称」あるいは「改称/町制」だと思いますが・・・
[104925] 2022年 7月 11日(月)14:15:50【1】訂正年月日
【1】2022年 7月 11日(月)15:56:37
白桃 さん
秋風が吹くのはまだまだ先だと言うのに・・・
三本松の夏はもう終わってしまった。

[104924]千本桜さん
白桃さんの甘酸っぱいグラフィティ。この落書き帳は、奥様もご覧になっているのではありませんか? 大事件が起こらなければ良いのですが(笑)
お気にかけていただき、ありがとうございます。でも、心配ご無用です。ウチの奥方様は、白桃がコロナで入院していたときは必要に迫られて(白桃が無理やりお願いしたので)、しばしば当落書き帳をチェックしてくれましたが、普段は無関心ですので閲覧することはマズないでしょう。
万が一覗かれた場合には、毅然とした態度で次のように言えば良いだけのハナシです。
「・・・・・・以下の「私」は白桃自身ではないよ。キミもよく知っている○○君のことだよ」
(※注:白桃は奥方様を「キミ」or「君」とかと呼んだことはありません。念のため)

ついでですので、[104917]を誤解が生じないよう、・・・・・・以下を次のとおり正確に記す(改竄?)ことにします。
・・・・・・
今から五十年前の夏のことであります。「白桃の親愛なる友人H君」は二学年下の女性と額に汗をかきながら旧中山道(「|日中 山道」は表記ミス)を歩いていました。ただ非常に残念なことは二人きりではなかったのです。というのも、それは(白桃やH君が在籍する)地理学研究室の巡検旅行なのだから仕方のないことなのです。当時(今でも???!)「H君」はその女性を相当、かなり、意識しておりましたが、彼女は「H君」を全く意識してはいないのです。「そのことは自信を持って言えます」と、(「H君」は(涙)ながらに語っていました。)であるからして、一緒に旅行出来るだけでも天に感謝すべきことなのです。
その旅は、五年後に(リニア)新幹線の駅ができるらしいA【中津川】市のA【中津川】駅を降りたって始まりました。峠の途中で日本百名山の一つB【恵那】山が現れました。この山はB【恵那】市ではなく、A【中津川】市とC【長野】県のD【阿智】村にまたがっています。でも、そんなことより「H君」は彼女のことで頭がいっぱいなのです。
最初の見学地(観光地)は、E【島崎藤】村(の『夜明け前』)で有名なF【馬籠】宿でありますが、その当時はC【長野】県でありました。それはともかく、「H君」は彼女のことが気になって観光どころではなかったのです。次に訪れたG【妻籠】宿も気がそぞろであまりよく覚えておりません。
一泊目はC【長野】県のH【南木曽】町で、この町の住人は読書?好きらしい。(南木曽町の中心部である旧読書⦅よみかき⦆村は、与川⦅よかわ⦆・三留野⦅みるの⦆・柿其⦅かきぞれ⦆の合成自治体名)翌朝、I【清内路】峠をバスで越えてJ【飯田】市に入るのですが、リンゴの香りが心地よかったのを覚えています。このJ【飯田】市にも(リニア)新幹線の駅ができるらしい。街の散策を終えると国鉄で湖の近くの上K【諏訪】駅まで行き、二泊目はK【諏訪】市泊。
三日目は国鉄で一旦、L【山梨】県に入り、M【小淵沢】駅でN【小海】線に乗り換え、またC【長野】県に入った最初のO【野辺山】駅で下車。その駅は鉄道ファンでなくとも誰もがよく知っている高原にある駅なので、周辺を散策したような気もするのですが、とにかく「H君」の頭の中は虚ろでした。O【野辺山】駅から国鉄でE【島崎藤】村ゆかりのP【小諸】駅へ。三泊目はP【小諸】市の民宿となるのですが、この夜、大事件が起こることになるのですが、それは何れまたの機会に…
・・・・・・
ところで、リニア新幹線って、五年後に本当にできるのですか?、あんまり乗りたいって気にはなりませんが。上海で空港までのアノ列車に乗ったことがありますが、楽しい乗り物だとはあんまり思わなかったナ。
[104917] 2022年 7月 10日(日)00:23:43【2】訂正年月日
【1】2022年 7月 10日(日)05:43:35
【2】2022年 7月 10日(日)10:58:21
白桃 さん
白桃の青春グラフィティ
千本桜さんに触発され……、いやいや、「ここはどこでしょう」クイズではありません。記憶をたどりながら、旅行ルートを思い出そうと書いた、ただの「落書き」であります。というわけで、個人情報保護?のため具体的な地名等はぼやかしております。その上、わざと推測できにくくしている個所がありますことを申し添えておきます。
・・・・・・
今から五十年前の夏のことであります。私は二学年下の女性と額に汗をかきながら|日中 山道を歩いていました。ただ非常に残念なことは二人きりではなかったのです。というのも、地理学研究室の巡検旅行なのだから仕方のないことなのです。当時(今でも???!)私はその女性を相当、かなり、意識しておりましたが、彼女は私を全く意識してはいないのです。そのことは自信を持って言えます(涙)。であるからして、一緒に旅行出来るだけでも天に感謝すべきことなのです。
その旅は、五年後に新幹線の駅ができるらしいA市のA駅を降りたって始まりました。峠の途中で日本百名山の一つB山が現れました。この山はB市ではなく、A市とC県のD村にまたがっています。でも、そんなことより私は彼女のことで頭がいっぱいなのです。
最初の見学地(観光地)は、E村で有名なF宿でありますが、その当時はC県でありました。それはともかく、私は彼女のことが気になって観光どころではなかったのです。次に訪れたG宿も気がそぞろであまりよく覚えておりません。
一泊目はC県のH町で、この町の住人は読書?好きらしい。翌朝、I峠をバスで越えてJ市に入るのですが、リンゴの香りが心地よかったのを覚えています。このJ市にも新幹線の駅ができるらしい。街の散策を終えると国鉄で湖の近くの上K駅まで行き、二泊目はK市泊。
三日目は国鉄で一旦、L県に入り、M駅でN線に乗り換え、またC県に入った最初のO駅で下車。その駅は鉄道ファンでなくとも誰もがよく知っている高原にある駅なので、周辺を散策したような気もするのですが、とにかく私の頭の中は虚ろでした。O駅から国鉄でE村ゆかりのP駅へ。三泊目はP市の民宿となるのですが、この夜、大事件が起こることになるのですが、それは何れまたの機会に…
[104906] 2022年 7月 6日(水)18:43:41【1】訂正年月日
【1】2022年 7月 6日(水)18:49:25
白桃 さん
Re:クイズここはどこでしょう
[104905]千本桜さん
1つ解ると芋づる式に解けてしまいそうなクイズです。
途中で道に迷いそうになりました。それほど簡単ではなかったです。
文内に出てくる市・町の昭和45年(1970年)国勢調査人口を記します。
B市:57,174
F町:15,514
K町:13,155
N町: 8,987
P町: 9,633
U町:16,817
W市:113,151

私にも青春時代はありまして、その真っただ中は千本桜さんの4~5年後です。 昭和46年頃だったと思いますが、奈良市で行われた日本地理学会・人文地理学会を見学しに行ったとき、某教授が発表の中でK町の中心性を力説しておりました。
私はJ市には宿泊したことがありますが、今回のルートの経由地は宿泊経験がありません。
ただ、運転免許をとったばかりのときに、陸上競技部の先輩とレンタカーでA丘まで行ったことがあります。夜、真っ暗で何も見えなかったです。('◇')ゞ
[104900] 2022年 7月 4日(月)12:57:07白桃 さん
因子町最高人口ランキング(北海道・東北)
本題に入る前に:
今は無くなってしまいましたが、「東和町」は四つありました。北和も南和もありません。「和」を求めているのは東だけなのでしょうか?「和」の意味するところが少々違いますが、奈良県西部に「西和」を名乗る自治体が出現してもおかしくはないですね。
♪西和(姓は)オロナイン、那覇(名は)軟膏・・・ちょっと古すぎました。('◇')ゞ

さて、相変わらず面倒な割には些末な話で恐縮ですが、北海道・東北の「因子町」の(国勢調査)最高人口をランキングを作ってみましたのでお知らせいたします。
1.「生まれながらの町」の部20傑
ココに該当する因子町が北海道・東北に104ありますが、室蘭、釧路、旭川、石狩、青森、八戸、福島、若松は、第一回国勢調査(1920年)より前に、因子町を「修了」しておりますのでランキング外としています。
因子町名現在の自治体最高人口調査年
釜石岩手県釜石市36,2301935
塩竈宮城県塩竈市35,8901940
石巻宮城県石巻市30,7431930
酒田山形県酒田市30,2801930
余市◎北海道余市町28,6591960
鶴岡山形県鶴岡市28,2201920
帯広北海道帯広市28,1351930
白河福島県白河市27,8661947
横手秋田県横手市26,9931947
小名浜福島県(いわき市)26,6081950
郡山福島県郡山市26,2181920
能代港秋田県能代市25,7561935
福島県いわき市25,7411935
新庄山形県新庄市25,2341947
須賀川福島県須賀川市25,0951950
根室北海道根室市24,6591955
大館秋田県大館市23,4441950
岩内北海道岩内町23,3191950
里川口/花巻川口/花巻岩手県花巻市22,3881950
浦河◎北海道浦河町21,9151960
当然ながら上位20傑はエリート中のエリート町?でありますが、白桃としては、39位 若柳(12,204),40位 角田(12,116), 41位 大河原(12,106), 42位 宮内(11,975), 43位 二本松(11,880)と訪問したことのある街の並びに惹かれるのであります。
◎の付いた余市と浦河は現役の因子町です。

2.「単一の因子村が町制した因子町」の部30傑
「因子村」とは町村制施行時に成立した「村」、及び、分割・分立によって誕生した「村」のことです(と、しときます)。「昭和の大合併期」より前に「町」となったところは殆どココのグループに入ります。
北海道・東北には該当する因子町が408あります。なお、このグループに、分立して誕生した上砂川、秋田県の飯田川(二代目)、分割によって生まれた宮城県の鳴子も入れております。また、前述の規定と矛盾するようですが、舟形村と堀内村の新設合併で誕生した山形県の舟形町もココに加えております。(理由は、堀内村は舟形村から分立なので、同じ穴のむじながいりさん?)
因子町名現在の自治体最高人口調査年
豊平北海道(札幌市)77,3121960
沼貝/美唄北海道美唄市72,2221947
夕張北海道夕張市64,9981940
芦別北海道芦別市58,5471950
三笠北海道三笠市57,5191955
広島北海道北広島市53,5371995
富谷宮城県富谷市51,5912015
亀田北海道(函館市)50,6231970
赤平北海道赤平市50,3711950
音更◎北海道音更町45,0852010
千歳北海道千歳市42,3171955
歌志内北海道歌志内市42,0801947
砂川北海道砂川市41,3231947
幌別/登別北海道登別市39,1011965
上磯北海道北斗市37,2582005
内郷福島県(いわき市)37,0821950
多賀城宮城県多賀城市36,6771970
利府◎宮城県利府町35,8352015
恵庭北海道恵庭市34,4491970
岩見沢北海道岩見沢市33,5191940
野付牛北海道北見市32,8491940
網走北海道網走市32,7321940
江別北海道江別市31,6471950
上砂川◎(注)北海道上砂川町31,4061950
滝川北海道滝川市31,0671955
苫小牧北海道苫小牧市30,7601947
羽幌◎北海道羽幌町30,2661965
伊達北海道伊達市29,5521970
稚内北海道稚内市29,2751947
七飯◎北海道七飯町28,4632010
30傑のうち26までを北海道勢が占めておりますが、開発が遅れたため「生まれながらの町」にはなれなかったが、産炭地をはじめ人口急増をみた町が多いので、当然といえば当然でしょう。
◎の付いた音更、利府、上砂川、羽幌(この街を好いた方がハバロフスクに住んでいます?)、七飯は現役の因子町です。

3.「複数の因子村からなる因子町」の部
「昭和の大合併期」以降に誕生した町は殆どこのグループに属します。北海道・東北には75あります。
因子町名現在の自治体最高人口調査年
宮城県(仙台市)33,1901970
大三沢青森県三沢市32,8511955
矢巾◎岩手県矢巾町28,0562020
宮城宮城県(仙台市)27,6941985
河南宮城県(石巻市)23,8071955
釧路◎北海道釧路町22,4782000
花泉岩手県(一関市)22,0941960
留萌※北海道留萌市20,3411940
西根岩手県八幡平市19,8991965
和賀岩手県(北上市)19,1381960
新しくできた町が多い中で、留萌が紛れ込んでいるのが本当に意外です。この留萌ですが、国勢調査以前の人口統計において、20,388人という記録があります。◎の付いた矢巾と釧路は現役の因子町です。
[104863] 2022年 6月 26日(日)09:44:04【1】訂正年月日
【1】2022年 6月 26日(日)09:57:49
白桃 さん
地域別都市人口ランキング二例
[104862]にて白桃の(最新)「人口地域区分」を公表しましたが、地図もないのでなかなかイメージしにくいと思います。地図の代わりと言ってはナンナンですが、人口ランキングでエリアを想像してください。
※表中のBはブロック、Gはグループ、Cはチャンピョンを表しています。(人口は2022年5月1日現在推計人口)

日本海B---羽越G---北陽G
新潟780,114秋田303,866金沢460,108
1金沢460,1081会津若松115,0091白山109,654
2富山409,9102酒田97,8842小松104,882
3長野368,7293新発田93,2033射水89,800
4秋田303,8664三条92,7274坂井87,153
5長岡262,4755横手82,9765高山82,384
6福井258,9626米沢79,8646越前79,891
7山形244,8527柏崎79,2187舞鶴78,633
8上越184,302876,0748福知山76,332
9高岡163,7249大仙75,3959豊岡75,804
10鶴岡119,32510由利本荘72,91510鯖江68,231
金沢、富山、長野、秋田は「日本海ブロックチャンピョン:新潟」へのロジカルコンテンダー(真正挑戦有資格)で、長岡、山形は「羽越グループチャンピョン:秋田」への、福井、上越、高岡は「北陽グループチャンピョン:金沢」へのロジカルコンテンダーです。
余談ですが、米沢は8万人を割り込み、都会ポイントも25ポイントに届かなくなりました。よって本来ならば「D都会」から陥落するところですが、「生まれながらの市」に敬意を表し「終身名誉都会」とさせていただいております。

北関東B---常磐G---東山G
宇都宮514,873いわき326,776高崎370,597
1高崎370,5971ひたちなか155,0921栃木152,969
2前橋329,1572土浦141,6132上田152,415
3いわき326,7763筑西99,1483足利141,629
4郡山324,5424神栖94,7084那須塩原114,727
5水戸269,6735牛久84,1835佐野114,358
6つくば249,9736龍ケ崎75,7196桐生103,286
7太田221,2457笠間72,2287佐久97,813
8伊勢崎210,5488石岡71,3778鹿沼92,603
9日立170,0749鹿嶋66,0689真岡77,716
10小山166,38010南相馬57,65510日光75,510
高崎、前橋、いわき、郡山は「北関東ブロックチャンピョン:宇都宮」へのロジカルコンテンダーで、水戸、つくば、日立、ひたちなか、は「常磐グループチャンピョン:いわき」への、太田、伊勢崎、小山、栃木、上田は「東山(とうさん)グループチャンピョン:高崎」へのロジカルコンテンダーです。
これまた余談ですが、つい最近、東山4位の那須塩原の宿泊経県ポイントを挙げました。北関東ブロック内で白桃が宿泊したのは、郡山市、水戸市、大子町、つくば市、日光市、足利市、那須町、那須塩原市、太田市、みなかみ町、草津町、片品村、上田市、小諸市です。
[104862] 2022年 6月 26日(日)07:34:37白桃 さん
白桃の人口地域区分
地域区分(「地方区分」は、専ら行政区分の際に使用される用語かと)は、その目的というか、テーマに応じてなされるべきものですね。地理関係では、ケッペンやホイットルセーの名をなつかしく思い浮かべますが、等質地域を括ったものが多いようです。
白桃は、我が国の各地域の都市人口の推移をみながら、ダイタイ同じような動きをするような地域を括って「人口地域区分」を行っています。とは言え、ダイタイ同じような動きをする地域を括るって非常に難しいというか、無理なハナシでございまして、札幌も歌志内も鰺ヶ沢も同じ「北海」ブロックにつっこんでいます。
白桃の「人口地域区分」は、体よく言えば「等質地域」にちょっぴり「機能地域」を加味して行っているものですが、なにせ、人口の動き、ということですから「地域区分」も時代の変化に従って変更をしています。と、ここまでは表向きの話でありまして、「地域区分」の変更は、入院中のとても退屈なとき、あるいは何かの気分転換に最高の夢想作業であります。私の場合、地域区分は「区分け」というより、「区々る?」楽しみが強いです。('◇')ゞ
僭越ですが、以下に最新の「人口地域区分」を公表いたします。
◎北国部
北海・・・北海道(本)、青森(津軽)
陸奥・・・青森(南部)、岩手、宮城、秋田(鹿角)、福島A
◎日本海
羽越・・・秋田(本)、山形、新潟(下越・中越)、福島D
北陽・・・新潟(上越)、富山、石川、福井、長野C、岐阜(飛騨)、京都(丹後・亀岡市を除く丹波)、兵庫(丹波・但馬)
◎北関東
常磐・・・福島B、茨城(常陸)
東山・・・福島C、栃木、群馬、長野A
◎南関東
北武・・・埼玉(本)
総武・・・茨城(下総)、埼玉(北葛飾・南埼玉)、千葉
◎西関東
南武・・・東京(三多摩)、神奈川(武蔵・三浦半島・大和市、鎌倉市)
富士・・・神奈川(南武に含まれる地域以外の相模)、山梨、長野B、静岡(伊豆・駿東・富士)
◎南中部
中京・・・長野D、岐阜(美濃)、愛知(尾張)、三重(伊勢・志摩)
東海・・・長野E、静岡(富士に含まれる地域以外の駿河、遠江)、愛知(三河)
◎関西部
近畿・・・三重(伊賀、紀伊)、滋賀、京都(山城・亀岡市)、奈良、和歌山
阪神・・・大阪、兵庫(摂津・三木市・明石市)
◎中四国
白桃・・・兵庫(阪神に含まれる地域以外の播磨・淡路)・ 鳥取・岡山・徳島・香川・高知
西国・・・島根(本)、広島、山口、愛媛
◎九州部
西海・・・福岡(筑豊地域以外の筑前)、佐賀、長崎(本)
南海・・・福岡(筑後)、熊本、鹿児島(薩摩)
日豊・・・福岡(豊前・筑豊)、大分、宮崎、鹿児島(大隅)
〇島嶼部
北海道奥尻郡、北海道礼文郡、北海道利尻郡、東京都大島支庁、東京都三宅支庁、東京都八丈支庁、東京都小笠原支庁、
佐渡市、新潟県岩船郡粟島浦村、島根県隠岐郡、対馬市、壱岐市、五島市、長崎県北松浦郡小値賀町、長崎県南松浦郡、
西之表市、奄美市、鹿児島県鹿児島郡、鹿児島県熊毛郡、鹿児島県大島郡、沖縄県

福島県詳細
-福島A-福島B-福島C-福島D
福島市いわき市郡山市会津若松市
二本松市東白川郡白河市喜多方市
伊達市双葉郡須賀川市南会津郡
伊達郡田村市岩瀬郡耶麻郡
安達郡石川郡西白河郡河沼郡
本宮市田村郡 大沼郡
相馬市
南相馬市
相馬郡
長野県詳細
-長野A-長野B-長野C-長野D-長野E
上田市岡谷市長野市松本市飯田市
小諸市諏訪市須坂市塩尻市伊那市
佐久市茅野市中野市安曇野市駒ヶ根市
東御市諏訪郡大町市木曽郡上伊那郡
南佐久郡飯山市東筑摩郡下伊那郡
北佐久郡千曲市
小県郡北安曇郡
埴科郡
上高井郡
下高井郡
上水内郡
下水内郡
なお、東京都区部については殆ど無視していますが、過去を振り返る場合に以下のように扱っています
南足立郡・南葛飾郡の旧町村→総武
北豊島郡の旧町村→北武
南多摩郡・荏原郡の旧町村→南武
[104832] 2022年 6月 16日(木)14:43:54【1】訂正年月日
【1】2022年 6月 16日(木)14:52:11
白桃 さん
修了因子市とその最高人口(北海道・東北編)
[104801]に続いて北海道・東北地方の「修了因子市」を以下に記します。
重複になりますが、備考欄の印について:
☆・・・現在ある市の「本源&前身&最古」因子市
△・・・現在ある市の直系因子市
Λ・・・現在ある市の傍系因子市
備考欄が空白になっているところは、現在ある同名市の☆です。
下表の因子市のうち、一関※は、現行の市になる前に、再度新設合併を行っています。
なお、亀田(注)に関しては、市としては国勢調査に人口記録がありませんので、亀田町時代の1970年国調人口を参考記録として掲載しておきます。その亀田ですが、なんと現在では編入先の函館(湯の川を含む)とほぼ同じ人口になっています。
因子市備考市制年修了年A.最高人口(調査年)B.2020年人口-----B/A
釜石1937195542,167194011,9790.284
一関※1948195536,269195041,8151.153
仙台市のΛ19711988124,2161985212,1491.708
郡山19241965102,6361960182,6811.780
いわき市の☆1937196671,115196089,3631.257
磐城いわき市の△1954196664,899196587,8271.353
北上1954199158,779199069,2901.179
勿来いわき市の△1955196650,187195548,0270.957
常磐いわき市の△1954196644,041196033,5070.761
滝川1958197143,535197036,2310.832
内郷いわき市の△1954196640,017195525,4950.637
亀田(注)函館市のΛ1971197350,6231970113,2522.237
青森18982005297,8592000258,0640.866
釧路19222005214,6941980159,0110.741
弘前18892006177,9721995155,1630.872
石巻19332005122,674198599,9040.814
北見19422006112,0402000102,0000.910
酒田19332005102,600198085,4430.833
鶴岡19242005100,628200087,8940.873
古川大崎市の☆1950200675,154200577,6941.034
花巻1954200672,995200067,1470.920
気仙沼1953200668,551198046,2070.674
能代1940200663,421195542,1170.664
三本木/十和田1955200563,363200056,6950.895
宮古1941200562,478198043,1620.691
水沢奥州市の☆1954200660,990200054,7870.898
五所川原1954200550,632198041,9260.828
原町南相馬市の☆1954200650,087199545,0460.899
男鹿1954200548,563195520,4090.420
白河1949200547,854200544,9740.940
江刺奥州市の△1958200647,363196026,9450.569
横手1951200546,950196034,7970.741
本荘由利本荘市の☆1954200545,724200041,9230.917
喜多方1954200643,692195529,3910.673
大曲大仙市の☆1954200541,764198035,1800.842
湯沢1954200541,596195526,4250.635
士別1954200539,191195516,7340.427
久慈1954200639,136198530,8300.788
遠野1954200537,088195521,4520.578
二本松1958200536,233200030,1940.833
名寄1956200636,106196523,7880.659
二戸1972200630,513198521,9200.718
青森以下の行は「平成の大合併期」に「修了」した因子市ですが、「因子市修了時の境域における2020年国勢調査人口」が最高人口を上回っているのは古川だけです。
[104801]でも触れましたが、「因子市修了時の境域における2020年国勢調査人口」を正確に算出するのは困難ですが、できる限り正確を期そうと、2020年国勢調査小地域集計と国勢調査町丁・字等別境界データや各市統計データを用いて算出しております。が、やはり完璧なものではありません。
一例を挙げますと、いわき市では「中央台鹿島1丁目~3丁目」を平地区としておりますが、白桃は、廃置分合の経緯からも当該地区の大部分は旧)鹿島村→旧)小名浜町であるとして2020年人口4,651人を「磐城市」でカウントしています。
[104826] 2022年 6月 13日(月)13:30:06白桃 さん
栃木、静岡は無し!
タイトルの意味するところですが、【2020年国勢調査人口~2022年5月1日推計人口】を見ると、栃木県と静岡県においては、増加した市町村が全く無い、と驚いたからです。もちろん、人口増加市町村皆無県は他にもあるのですが、それは想定範囲内でした。このことより、「この期間に増加した都道府県は無い」ことに驚く方が多いかもしれませんね。
以下に、都道府県における減少数&増加数一位市町村を記載しておきます。
(東京都の減少数一位は青梅になっていますが、この上があります。減少数は35,707です。おわかりですよね。)

都道府県減少数一位減少数-----増加数一位増加数
北海道函館市6,218東川町185
青森県青森市5,654
岩手県一関市3,296
宮城県石巻市3,459多賀城市223
秋田県秋田市3,806
山形県鶴岡市3,022東根市101
福島県いわき市6,155西郷村24
茨城県日立市4,434つくば市8,317
栃木県宇都宮市3,884
群馬県桐生市3,159吉岡町422
埼玉県川口市2,800さいたま市13,663
千葉県市原市2,926流山市6,819
東京都青梅市※1,562国分寺市1,830
神奈川県横須賀市5,117藤沢市5,595
新潟県新潟市9,161
富山県富山市4,028舟橋村62
石川県金沢市3,146野々市市529
福井県福井市3,366
山梨県甲府市1,083甲斐市409
長野県長野市4,031軽井沢町428
岐阜県岐阜市4,231瑞穂市480
静岡県静岡市8,370
愛知県名古屋市9,235日進市865
三重県津市3,252川越町248
滋賀県長浜市1,720草津市1,896
京都府京都市15,085木津川市887
大阪府堺市8,839吹田市4,064
兵庫県神戸市14,109明石市673
奈良県奈良市2,410広陵町251
和歌山県和歌山市4,030岩出市179
鳥取県鳥取市2,184日吉津村47
島根県松江市2,370海士町43
岡山県岡山市5,299総社市113
広島県広島市8,507府中町940
山口県下関市5,910
徳島県徳島市2,241北島町261
香川県高松市3,133
愛媛県今治市4,338
高知県高知市4,635
福岡県北九州市12,808福岡市11,526
佐賀県唐津市2,422鳥栖市156
長崎県長崎市8,761大村市670
熊本県天草市2,684合志市940
大分県佐伯市2,072
宮崎県延岡市2,833
鹿児島県鹿児島市2,872姶良市413
沖縄県那覇市3,267南城市830
[104805] 2022年 6月 8日(水)06:34:34白桃 さん
「因子町数え唄クイズ」の答え
予想した通り、[104785]には殆どの皆様は関心なかったようですが、クイズに出した以上、答えを発表しておきます。
問一:ズバリ、X市はどこか、お答えください。(かぱぷうさん以外の方、よろしく?お願いします。)
答えは、千本桜さんが「入浴しないで通り過ぎたのが少し心のこり」と仰っている二日市温泉がある「筑紫野市」が正解です。私も仕事で筑紫野市を訪れていますが、二日市温泉には入っていません。ここにお住いの、かぱぷうさんはどうなんでしょう?
ついでに、出題した表の因子町を明かしますと、
A1:一日市、B2:二日市、C3:三日市、D4:四日市、E5:五日市、F6:六日市、G8:八日市、H10:十日市、I-20:廿日市
となっています。

問二:以下の市に関して、本源&最古因子町が誤っているものはどれか、お答えください。
a.黒部市ー桜井町 b.宇佐市ー長洲町 c.あきる野市ー五日市町 d.三次市ー三次町
誤っているのは、a.とb.とc.です。
a.黒部市の本源&最古因子町は「生地」です。桜井は因子町ではありません。(私がコロナに罹った後、ひと月半リハビリ病院に入っていたのですが、そのときお世話になった理学療法士で、生地小学校から桜井中学に進んだ、という方がいました。)

b.宇佐市の本源&最古因子町は「宇佐」です。宇佐は宇佐神宮の鳥居前町(門前町)で、「生まれながらの町」です。私、前々から気になっているのですが、人口はさほどでもないのに「生まれながらの町」となっている鳥居前町が幾つかあるのです。
例:(人口は内務省告示による1889年末現住人口)
鹿島(茨城県)2,173人、大山(神奈川県)1,941人、厳島(広島県)2,976人
町村制施行当時、宇佐は3,659人でしたが、周辺の四日市(3,167人)や長洲(7,164人)が町となったのは2年後の1891年なのです。

c.あきる野市の本源&最古因子町はありません。本源&前身因子町は「秋多」で、「五日市」は最古因子町です。
こういう話ばかりじゃ、飽きるのぉ、もう飽きた?(笑)

問三:廿日市市の最古因子町名として明らかに正しいものはどれでしょう?
a.安芸宮島 b.厳島 c.宮島 d.宮島口
正解は「厳島」ですが、「宮島」は厳島が改称した(法人格の変動がない)だけなので完全な間違いとも言えないでしょう。
厳島は、上に書いた通り「生まれながらの町」ですが、対岸の「廿日市」も「生まれながらの町」です。廿日市が本源・前身・最古の「三冠因子町」になれなかったのは、町制施行時(1889年)の人口が2,845人と、僅かばかり厳島を下回っていたからです。これは、厳島を「生まれながらの町」と決めた役人?と白桃の「因子町ルール」が悪いのです。('◇')ゞ
[104801] 2022年 6月 6日(月)18:59:52【1】訂正年月日
【1】2022年 6月 7日(火)06:30:17
白桃 さん
最高人口(国勢調査)が確定した「因子市」(とりあえず中国・四国)
タイトルの意味が吞み込めない方も多いと思うのですが、書く内容もあまり意味がないものなので、皆様、あまり気を回さないでください。('◇')ゞ
市や町に「因子町」があるように、東京と全国792市には当然ながら少なくとも1個の「因子市」があります。この因子市は、他市に編入されると消滅することになりますが、他の自治体と新設合併しても法人格の変動がありますので、因子市ではなくなるわけです。因子市が因子市でなくなることを何と言ったら良いのかわからないので、とりあえず、因子市の「修了」といういうことにしておきましょう。(因子市ではなくなった後継市を何と言ったら良いですか???、「変異市」じゃ、新型コロナの変異株みたいで、どうもね・・・)
とにかく、このような「修了因子市」は257ありますが、市として国勢調査に名を残さなかった亀田市と、市になって、すぐ新設合併をした三木市を除いた255市は国勢調査において、その因子市の最高人口を見つけることが出来ます。「まだ因子市続行中の東かがわ市も、国勢調査史上最高は2005年の35,929人で決まりではないか!」と、お叱りを受けるかもしれませんが、これから奇跡の人口増加が起こり百万都市になるかもしれません。ま、地球の自転が「府中まわり」から「中山まわり」になっったとしても、それはあり得ない、と思いますが…
以下のランキング表は、中国・四国地方の「修了因子市」を最高人口順にならべたものです。ただし、「昭和の大合併」終焉を待たずに因子市修了の徳山・児島・山口と、「平成の大合併」突入前に因子市修了の福山・倉敷・玉島・西大寺・松永を表の上位に挙げております。
備考欄の印について:
☆・・・現在ある市の「本源&前身&最古」因子市
◎・・・現在ある市の「本源&最古」因子市
◇・・・現在ある市の「前身」因子市
△・・・現在ある市の直系因子市
Λ・・・現在ある市の傍系因子市
備考欄が空白になっているところは、現在ある同名市の☆です。
(因子町と違って、「最古」のみの因子市というのは、(理論上は考えられますが)、実情ではありません。)
※徳山、児島、山口は、現在ある市になる前に再度、新設合併をしております。
因子市名備考市制年修了年---最高人口(調査年)2020年人口
徳山※周南市の☆1935194438,419194064,765
児島※倉敷市の△1948195637,891195536,758
山口※1929194434,803193560,123
福山19161966170,1581965297,330
倉敷19281967144,4611965286,702
玉島倉敷市の△1952196753,455196563,216
西大寺岡山市のΛ1953196946,868196562,040
松永福山市の△1954196635,253195539,667
赤間関/下関18892005269,1691985219,078
松江18892005152,6162000148,631
米子19272005138,7562000137,760
今治19202005125,1151985105,326
岩国19402006112,525198091,232
出雲1941200587,330200094,985
三原1936200585,975198571,052
丸亀1899200580,105200082,329
宇和島1921200571,586198047,443
西条1941200458,110200057,305
1932200557,621195535,131
総社1954200556,531200057,948
八幡浜1935200555,471195522,927
小野田山陽小野田市の☆1940200555,192196040,840
浜田1940200551,071198539,370
1943200449,246198543,178
大田1954200547,211196026,804
大洲1954200546,816195532,408
観音寺1955200546,731196039,438
三次1954200442,163196035,775
因島尾道市のΛ1953200641,729197021,714
柳井1954200540,717196028,201
中村四万十市の☆1954200540,086195530,233
伊予三島四国中央市の◎1954200439,947196034,108
美祢1954200839,704196014,478
新見1954200539,155195518,697
川之江四国中央市の◇1954200438,991199032,879
高梁1954200437,030195519,016
平田出雲市の△1955200534,799196023,625
新南陽周南市の△1970200334,367198029,135
東予西条市の△1972200434,351198528,572
備前1971200533,908197522,017
庄原1954200533,249195517,773
安来1954200433,056198526,406
長門1954200531,995195518,579
伊予1955200530,547200029,209
北条松山市のΛ1958200530,513198525,272
最後の欄の「2020年人口」は、因子市が修了した時点の境域における2020年国調人口です。中国・四国においては、因子市時代の最高人口を上回っているのは少ないです。2000年以降の修了組では出雲、丸亀、総社。逆に半分以下になったのが、八幡浜、美祢、新見。
なお、「2020年人口」は2000年国勢調査時以降に修了した因子市の場合は、2020年国勢調査資料で簡単にわかりますが、2000年国勢調査時より前に修了した因子市については、2020年国勢調査の「小地域集計」で調べることとなり、これが物凄~~く面倒くさいのです。山口市の場合は、もともと因子市時代に含まれていた町(字)と新設合併によって新たに含まれた町(字)が統合されているなど、その数字が正確なものではありません。ご了承ください。
[104785] 2022年 6月 2日(木)08:02:34白桃 さん
因子町数え唄クイズ
以下は、まことに簡単なクイズですが、もったいぶって複雑なように見せかけています。「因子町」に関して少しでも関心をお持ちの方、特段お急ぎの用事のない方は、お立ち寄りください。(参考記事:[102175][104152]

下は、九つの因子町を幼稚園で習う?簡単な順番に従って並べたものです。

(a)因子町(b)現自治体(a)は(b)の(a)の国勢調査最高人口
A1八郎潟町三冠因子町4,274
B2X市三冠因子町11,209
C3黒部市前身因子町3,743
D4宇佐市前身因子町6,464
E5広島市傍系因子町10,319
F6吉賀町三冠因子町3,711
G8東近江市三冠因子町9,691
H10三次市前身因子町5,418
I20廿日市市本源&前身因子町5,119

問一:ズバリ、X市はどこか、お答えください。(かぱぷうさん以外の方、よろしく?お願いします。)

問二:以下の市に関して、本源&最古因子町が誤っているものはどれか、お答えください。
a.黒部市ー桜井町 b.宇佐市ー長洲町 c.あきる野市ー五日市町 d.三次市ー三次町

問三:廿日市市の最古因子町名として明らかに正しいものはどれでしょう?
a.安芸宮島 b.厳島 c.宮島 d.宮島口
[104764] 2022年 5月 26日(木)06:43:24【1】訂正年月日
【1】2022年 5月 26日(木)11:19:19
白桃 さん
室蘭が「都会」陥落の危機に、他
白桃以外は全く関心がないであろうと思われますが・・・

つい先日、北海道から公表された「住基ネット人口」をもとに白桃が独自に算出した室蘭市の5月1日現在推計人口が79,692人となり、ついに8万人を切ってしまいました。これにより、同市の都会度ポイントは24.55となり、本来なら「D都会」から「中都市A」に降格?となるところですが、2016年に行われた「都会度仕分け審議会」([91276])において室蘭市は0.5ポイントの「都会票」を獲得しておりますので、辛うじて「D都会」に踏みとどまることが出来ました。(室蘭の都会度ポイントは、「都会票」0.5のうちの0.45を投入して、25.00となっています。)
室蘭といえば、1940年国勢調査において札幌、函館、小樽に次いで北海道4番目の十万都市となっていることからもわかるように「鉄」を中心にした重化学工業港湾都市として繁栄してきた歴史をもっているのですが、今日では我が国指折りの「斜陽都市」となってしまっています。心情的にも「都会」から陥落させたくはないのですが、本年7月に明らかになるであろう「昼間人口比率」の数字如何で、室蘭が「都会」から陥落することもありえます。

オーナーへ;□番の記事へ、に記事番号を入れても、その記事が表示されません。一時的なものでしょうか???
[104763] 2022年 5月 25日(水)18:02:39【1】訂正年月日
【1】2022年 5月 26日(木)00:31:45
白桃 さん
なさそうであるものが無くなった
なさそうで、やはり無いもの
♪長崎から船に乗って神戸についた~~
そんな航路(フェリー、旅客船)はない。五木ひろしは国内クルーズでもしていたのかな?

なさそうで、あるもの
三越・大河原店、大河原グリーンホテル
なさそうで、あったもの(無くなったらしい)
三越・三本松店、三本松ロイヤルホテル

四国の隠れ?大都会も、スーパータウンの足元にも及ばなくなった・・・
♪あぁぁ 空行く雁の 声悲し

オマケというかこちらが本題というか……もうだいぶ前の話になりますが
[103339]サヌカイトさん
激動の市町村 まとめ
4以上で、ひとつ見附ました。(既出でしたら申し訳ありません)
鹿児島県:西加世田(改称)笠砂(改称)笠沙(分立)大浦→南さつま
[104720] 2022年 5月 17日(火)09:11:12白桃 さん
第六十回十番勝負感想&「目標連続参戦百回」
今回の十番勝負は巧妙な仕掛けが施されていたのですが、整いすぎていて、そのトリック?がわかると非常に簡単なものであったように思います。
問二は、市域全体が「過疎」になっているところがお題の五市に選ばれていましたが、これはもちろん偶然ではなく、誤答に導くよう意識的にされていたものと思います。でも、誤答したおかげで「想定解数60」と「奇数はランキング問題」ということに気づきました。
問九も誤答しましたが、これは「想定解数60」に気づく前で、迂闊にも「百名山」と勘違いしてしまい、長崎鼻を訪れた際に流れていたロビンシスターズ(「こまどり姉妹」とも言う)の「南国情話」の歌詞に出てくる開聞岳のある指宿市を答えてしまいました。

感想はこれぐらいにして、
[104707]にある「目標百回!」は嬉しいです。あと、10年ですね。白桃も80歳になりますので、最後のほうは十問中の二~三問ぐらいは白桃向けサービス問題を出してくださいね。冗談はともかく、このたびパソコンも買い替えましたので、あと十年は「十番勝負」を唯一の生き甲斐として頑張ります。・・・PCがもつか白桃がもつか・・・(笑)
[104403] 2022年 5月 3日(火)08:36:51白桃 さん
パソコンが・・・
パソコンが「末後の水」を求めています。獺祭か手取川か出羽桜でもふくませてやりましょう。でも、そうしたら本当に使えなくなってしまう・・・。そうなると、感想文が書けなくなるので、今のうちに余計なことを書いておこう。(自分が完答できているかどうかは確信ありませんけど)

今回の十番勝負、既に何人かの方は完答されていると思いますが、アノことに気が付いてないで完答されている方は、真の実力者かラッキーな方でしょう。
[104402] 2022年 5月 3日(火)08:21:09白桃 さん
十番勝負
問六:伊達市(北海道)
[104390] 2022年 5月 3日(火)01:35:03白桃 さん
十番勝負
問九:高山市
[104388] 2022年 5月 3日(火)00:37:54白桃 さん
十番勝負
問七:徳島市
[104381] 2022年 5月 2日(月)23:34:24白桃 さん
十番勝負
問三:岩国市
[104374] 2022年 5月 2日(月)23:15:13白桃 さん
十番勝負
問五:浦安市
やっぱりそうだったのか!!!
[104360] 2022年 5月 2日(月)22:19:17白桃 さん
十番勝負
問二:鎌ケ谷市
なるほど、そういうことでしたか・・・
[104357] 2022年 5月 2日(月)22:03:40白桃 さん
十番勝負
問一:柏市
[104291] 2022年 5月 2日(月)06:51:57白桃 さん
十番勝負
問八:大田市
取られたかもしれない領地を、取り返せるかもしれない
[104290] 2022年 5月 2日(月)06:10:42白桃 さん
十番勝負
問九:指宿市
[104282] 2022年 5月 1日(日)23:46:12白桃 さん
十番勝負
問十:那覇市
[104277] 2022年 5月 1日(日)23:25:50白桃 さん
十番勝負
問二:日南市
[104223] 2022年 5月 1日(日)21:17:41白桃 さん
第六十回十番勝負
問四:鳴門市
[104195] 2022年 5月 1日(日)06:58:31白桃 さん
パズル
吾子久戻浦安
禁破呑手取川
嬉野有馬温泉
戻素面我反省

それはそれとして、
十番勝負を前に
春風や 闘志いだきて 丘に立つ(虚子)
心境で、もうパソコンの前に立って、いや、座って準備は播但線の白桃です。

突然ですが、ナゾナゾです。
新しい?市にも、古い?市にも、また、若い?市にもある漢字一字はなんでしょう?
答えは発表しません。
ヒントは下に
[104190] 2022年 4月 30日(土)15:02:01白桃 さん
2020年国勢調査における「実質DID人口」トップランキング
2020年(令和2年)国勢調査DID(人口集中地区)人口とその境界図について、ようやく整理し終えました。
特に発表する必要もないのですが、とりあえず、「実質DID人口」が30万人以上のDIDを以下に掲げます。
・・・・・・
繰り返しになりますが、
「形式DID」とは、
①市町村境界によって区切られたDID
②東京特別区及び政令指定都市において、異なる区にまたがっている「連合DID」
で、
「実質DID」とは、
「連坦」あるいは(白桃が独断で認めた)「認定連坦」している「形式DID」群のことを指します。
また、「実質DID名」については、「日本地理学会」「人文地理学会」の許可も得ず、白桃が勝手に名付けたものです。ただ、(例えば)「岡山DID」とは岡山市に存在する「人口集中地区」の総称である、と誤解しないようにお願いいたします。
・・・・・・
実質DID名様態主DID所在地2020年人口2015年人口
東京連坦東京都31,221,70530,199,079
大阪連坦大阪市11,598,58811,626,767
名古屋連坦名古屋市3,511,4713,474,678
福岡連坦福岡市2,112,7341,994,305
札幌連坦札幌市2,048,2192,023,364
京都連坦京都市1,804,7341,811,936
仙台連坦仙台市1,154,1841,106,304
広島連坦広島市1,147,9761,138,521
北九州連坦北九州市888,062833,027
熊本連坦熊本市685,189662,984
那覇連坦那覇市623,065612,319
静岡連合静岡市597,709599,469
金沢連坦金沢市465,109417,229
岡山連坦岡山市463,654421,358
新潟連合新潟市442,686446,329
琵琶湖連坦大津市434,664394,780
鹿児島単独鹿児島市421,466450,489
浜松連坦浜松市419,039414,044
松山連坦松山市413,106401,093
宇都宮単独宇都宮市387,584377,025
姫路連坦姫路市386,440389,988
奈良連坦奈良市361,660357,786
駿豆連坦沼津市356,552323,716
岐阜連坦岐阜市342,848294,440
旭川単独旭川市306,545313,661
[104184] 2022年 4月 25日(月)19:21:49白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(後編)
[104177][104178]の続きです。
チャンチャカチャ~ン
第3位・・・「日和佐の変」ですが、これについては、[104166]等で触れており、また、美波町の方から辞退の申し出がありましたで代替第3位は・・・「スーパータウンへの道標」
1956年9月30日、M県のO町とK村が新設合併し、以後、新O町はスーパータウンへの道をまっしぐら…ま、それでもこんな課題も抱えているようです。

第2位・・・「樅ノ木は残らなかった?(『昭和の伊達騒動』)」
1956年9月30日、なんと、「村」が「町」を編入してしまったのです。福島県伏黒村(4,136人)が伊達町(4,291人)を編入。町を編入した「村」(村に編入された「町」)に前例はありました。1953年(昭和28年)4月1日に、静岡県井伊谷村が金指町を編入した「井伊谷の変」です。(※「日和佐の変」は、赤河内村→赤河内町→日和佐町編入、ですから日和佐町は「町」に編入されたことになります。)「井伊谷の変」の場合は金指町を編入した井伊谷村が、一日のうちに引佐村に改称、町制施行、と言う流れですから、知らない人なら「金指町が井伊谷村と合併し引佐町となった」と思うかもしれません。これなら、旧金指町にとってもナントカ面子が保たれる?、もっとも、1950年国勢調査人口では、井伊谷村4,349人に対して、金指町1,811人と半分以下の人口ですから、金指はメンツも何もなかったのかもしれませんね。伊達の場合をちょっと理解しがたいというのは、「村が町を編入」したことに加え、伊達町を編入した伏黒村が合併後3か月の間、「村」のままだったことです。
余談ですが、山本周五郎の「樅ノ木は残った」の樅ノ木は、宮城県柴田町の船岡城址公園にあります。柴田町観光物産協会によりますと、
平成23年10月には、樅ノ木周辺を整備し「樅ノ木は残った展望デッキ」が完成し、白石川堤が眺望できる係るようになりました。桜の季節には、「一目千本桜」が一望できます。
負けるな!スーパータウン!!

チャンチャカチャ~ン、チャチャチャチャンチャカチャ~ン
第1位を発表します。
第1位は、「はかなし、宮田町」
1956年9月30日、駒ヶ根市から旧宮田町の区域が分立し、宮田村に。もともと町であったところが分立したケースはいくつかあるのですが、分立後に「村」に戻ったのは、宮田と岐阜県笠原の二つ。しかし、笠原の場合は多治見市から分立した四か月後に「町」に復活(現在は多治見市に再編入)したのですが、宮田は現在も村のまま。宮田を「はかなし」としたのは、「儚し」と「墓なし」の意味からです。「墓なし」とは、「因子町・宮田の墓がない」ということですが、あまりにも自分だけのルールに係る話になりますので止めておきます。
[104178] 2022年 4月 24日(日)01:53:13白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(中編)
[104177]の続きです。
第7位!!・・・「二つの『影』動く」
1956年9月30日には、もちろん、既存の「町」が村などを編入して見かけ上の人口を増やす廃置分合も行われました。その数は82ですが、その中で少し変わった動きを見せたのが宮崎県「日の影町」です。岩戸村の一部を編入したことにより、人口を14,480人から16,396人に増やしたのですが、同時に名称を「日之影町」に変えたのです。このあたりは、伊豆の国市に所縁ある伊豆之国さんに訊いてみましょう。(笑)
また、当日、村を編入→町制施行というルートを辿ったのが埼玉県影森村です。(徳島県山城谷村も同様のパターンですが、山城谷村→山城村、と編入の前に村名を変更しています。)影森の話に戻りますが、1958年に秩父市に編入されましたので、町としての「影森」の名は国勢調査人口の記録には残らなかったのです。でも、影ぐらいは落としたかも?

第6位!!・・・「佐久間はダムとともに」
静岡県浦川町(7,612人)は3つの村との新設合併で、人口26,671人の「佐久間町」となりました。しかし、1960年国勢調査では、18,858人と、急減しております。それもそのはず、佐久間ダムが1956年に竣工したので工事関係者がいなくなったのです。特に、1950年から1955年にかけて人口を倍増させた旧・佐久間村(1955年:10,912人)の急減が想像できます。竣工記念切手が発売されるほどの巨大ダムは、(良くも悪くも)佐久間町に計り知れない影響を与えたことは間違いないでしょう。

第5位!!・・・「南の方が東より先に生まれた」
1956年9月30日に誕生した「新町名」には、「積丹町」のように合併関係町村に使われてない字を用いたケースもあるのですが、中でも「これは、大きく出たな!」と思うのが、古市町、高鷲町ほか4村の新設合併によって出現した「南大阪町」。この日、大阪府では、泉南、南海など、元は何という町名だったっけ?と混乱しそうな町が誕生しているのですが、その最たるものが「南大阪町」ですね。もっとも、このとき東大阪市は生まれていなかったのですから、ネーミングとして画期的だったかも。それにしては、市制施行の際に「南大阪市」を諦め、羽曳野という小難しい名前にしたのはどうしてなんだろう。

第4位!!・・・「鞆よ!夜明け前の闇の中で(消えた名邑)」
新しい町が沢山生まれた1956年9月30日ですが、市や町に編入され消え去った町もありました。同格?の町に編入されたのは、石川県能都町に編入された鵜川、岐阜県川辺町に編入された下麻生(一部は七宗村に編入)、愛知県鳳来町に編入された海老、福岡県筑邦町に編入された大善寺。そして、[104166]でも書いた日和佐(初代)もこの中に入れても良いかも。
市に編入されたのは以下の13町です。
消滅前町名編入先編入人口---編入先編入人口
秋田県金沢町横手市-7,470
神奈川県大野町平塚市-14,181
新潟県今町見附市-7,491
石川県町野町輪島市-6,441
大阪府富田町高槻市-8,861
兵庫県米田町高砂市-3,831加古川市-4,960
島根県大森町大田市-3,011
広島県幸崎町三原市-6,361
広島県水呑町福山市-6,440
広島県鞆町福山市-17,219
徳島県坂野町小松島市-8,943
香川県仏生山町高松市-5,738
香川県香西町高松市-6,161
上表には、今町と鞆町の二つの白桃選「明治の名邑」が入っています。特に鞆は消えて欲しくなかったです。鞆ほどにないにしろ、その昔、菊人形でも有名だった門前町仏生山も消え去るのが残念な町です。(なにせ、三本松と同じ日に町となり、香川県人口最少町を争ったライバルですから)
実は、この日、村に編入された「町」もあるのですが…つづく
[104177] 2022年 4月 23日(土)19:10:36白桃 さん
1956年(昭和31年)9月30日(前編)
[104166]白桃
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。
夏休み最終日の8月31日になって慌てて宿題にとりかかるサザエさんちのカツオ君ではありませんが、「町村合併促進法」が失効する1956年9月30日には多くの廃置分合が行われました。件数の多さでも1955年4月1日に次ぐものではないかと推測しているのですが、それよりなにより、この日は、市町村変遷史上において注目される廃置分合が多かったのです。
では、私が選んだベスト10を見ていきます。(文中に出てくる人口は、断りの無い限り1956年9月30日時点の境域に組み替えた1955年国勢調査人口です。)

第10位!・・・「後免ねジロー」
この日は、新たに市となる新設合併は行われていません。一方、新たに町となる新設合併は49件、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併が73件行われています。この73件の中で異色なのが、後免町の合併。それまで僅か1,826人であった後免町が、長岡村(8,049人)はじめ5つの村との合併で17,417人となり、後に南国市となる人口的土台を築いたのです。しかし、新町人口に占める【前身町】旧・後免町の人口比率は10.48%と、これは「前身町」として73件中最低なのです。しかも、新町名は「後免町」と変わらず。このような暴挙?に打って出た後免が、新町の半分近くを占めている旧・長岡村のジローさんに、御免なさいと言ったかどうかは…知りません。
第9位!!・・・「稲庭には二羽以上のにわとりが…」
細くて美味しい稲庭うどん。で有名な稲庭町が川連町ほか1村と新設合併して、「稲庭川連町」となりました。連称町名自体が珍しいという訳ではありません。このとき、川連の9,447人に対して稲庭は3,243人と、3分の1の人口しかありませんでした。連称町名となったのは、川連が「町」として30年も先輩となる稲庭を配慮したのか、それとも「稲庭」の名前を利用したのか、どうなんでしょう?。連称は約10年間続いて「稲川町」となんだか力が抜けたような名称に変わります。なお、稲庭うどんのライバル?である半田素麺の里、徳島県半田町(8,016人)もこの日、新設合併しております。(新・半田町:12,464人)
第8位!!・・・「箱根八里は馬でも越すが…やはりその名は変えられぬ」
先に述べたように、既存の町が絡んで「新町」を誕生させた新設合併は73件ですが、そのうち、【前身町】=(合併時に人口最多の旧町)ではなく、別の旧町の名前を踏襲したのが次の3つです。
新町名同人口---前身町同人口---その他の旧町同人口
箱根17,284湯本4,714箱根2,429
三田27,653三輪8,981三田8,005
和田山19,195南但8,035和田山6,480竹田4,680
私は、このときの新町名採択は妥当だと思います。ただ、朝来市に成った今、その本源因子町でも最古因子町でもない和田山が可哀想です。
~つづく
[104166] 2022年 4月 20日(水)16:48:22白桃 さん
因子町の数(「ソーラン因子町」事始め)
まず、訂正を
[104157]白桃
「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
那覇のことをすっかり忘れていました([84180]で問題に出していたにもかかわらず)。よって、因子町を持たない市は11となります。
現在の境域に存在する因子町の数が最も多いのは、東京の61です。市の中では、1位が大阪の23ですが、2位は岡山・倉敷・広島が17で並んでいます。5位は16の呉、6位は長岡の15・・・と続いています。

現行の「町」の中で因子町の数が4以上となるのは次の七町です。
(☆:三冠因子町、◎:本源&最古因子町、◇:前身因子町、△:直系因子町、印なし:傍系因子町)
兵庫県佐用町(6)
・・・☆佐用・△平福・△三日月・△久崎・△上月・△南光
広島県北広島町(5)
・・・◎壬生・◇八重・△大朝・△豊平・△ 芸北
愛媛県愛南町(5)
・・・◎御荘・◇城辺・△東外海・△西海・△一本松
長崎県新上五島町(5)
・・・☆有川・△青方・△奈良尾・△若松・△新魚目
石川県能登町(4)
・・・☆宇出津・△小木・△松波・鵜川
山口県周防大島町(4)
・・・◎久賀・◇小松・△安下庄・△東和
鹿児島県さつま町
・・・☆宮之城・△山崎・△薩摩・△鶴田

ところで、[104157]白桃
日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
の答えですが、
正解は、徳島県美波町です。
実態は☆(三冠因子町)が日和佐、ということで良いと思うのですが、そうはいかないのです。
初代日和佐町は、1956年9月30日(「町村合併促進法」失効日)に、その日「町」となった赤河内に編入されたことにより、この時点で赤河内町の「傍系因子町」になるわけです。問題はそれだけではなく、編入した赤河内町が当日「日和佐町」に改称するのですから話はややこしくなる。赤河内は、改称したことによって一日限りの町となるので「因子町」を名乗ることは出来ません(白桃ルール)。この時点で、日和佐町の本源&前身因子町は二代目日和佐、最古因子町は初代日和佐となります。
50年後の2006年、日和佐町は由岐町(前身は三岐田町)と新設合併して美波町となります。
この結果、美波町の直系因子町は二代目日和佐と三岐田で、傍系因子町が初代日和佐となり、
〇(本源因子町)は、直系因子町の中で町となったのが最も古い「三岐田」
◇(前身因子町)は、美波町成立時に人口が多かった「二代目・日和佐」
●(最古因子町)は、町となったのが最も古い「初代・日和佐」
ということになります。
メデタシ・メデタシ…本日、「白桃市町村人口研究所」の特集に「ソーラン因子町」を追加しましたので、少しでもご関心のある方はちょっと覗いてみてください。もちろん、お代は要りません。( ´∀` )
[104160] 2022年 4月 17日(日)07:17:20【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 17日(日)07:30:26
白桃 さん
「町」としての最高人口記録(都道府県別)
[104159]Takashi さん
そう言えばあの町も「あった」ね……、ってところでしょうか?
(3日経っても誰も解答されないので解答することにしました。)
どなたも関心を示さないだろうと思っていたのですが、Takashiさん、ありがとうございます。
ちょうどタイミング良く、[104158]YT さんの「明治22年の市区町村別人口まとめ(前半を終えて)」の記事が出ましたが、その中にもある通り、答えは「熱田町」で正解です。
追伸:広島県の第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町は五日市町(現:広島市佐伯区)ではないかと思いますけど違いますでしょうか?
このような疑問をいただくのは、当然と言うか、私には有難いことです。[104152]の表は、あくまで「因子町」として最高人口記録なのです。確かに、五日市は「町」として広島県最高人口を記録していますが、そのときは「因子町」そのものではなくなっていたのです。(五日市は1955年4月1日に新設合併を行っていますので、法人格の変更があったのです。)

この際ですから、都道府県別に「町」としての最高(最多)人口記録を表にしときます。
都道府県町名当時の町にあった因子町同人口国勢調査年
北海道豊平◎77,3121960
青森県大三沢◎32,8511955
岩手県江刺岩谷堂49,3561955
宮城県富谷◎51,5912015
秋田県羽後西馬音内28,6701955
山形県東根東根39,0271955
福島県内郷◎37,0821950
茨城県牛久牛久51,9261985
栃木県西那須野西那須野43,1862000
群馬県太田◎49,9431947
埼玉県新座新座77,7041970
千葉県君津久留里・君津・小糸70,4401970
東京都荏原(平塚)◎132,1081930
神奈川県相模原上溝・座間(※)73,2171947
新潟県新津新津37,3701950
富山県婦中婦中34,5282000
石川県野々市野々市51,8852010
福井県丸岡丸岡32,4612005
山梨県竜王◎竜王40,5592000
長野県茅野ちの36,0071955
岐阜県可児今渡・広見55,2481980
静岡県浜北浜名53,5481960
愛知県三好◎56,2522005
三重県菰野菰野40,5592020
滋賀県栗東◎54,8562000
京都府田辺◎53,0401995
大阪府豊崎◎56,1101920
兵庫県播磨◎33,7662000
奈良県香芝◎52,8171990
和歌山県岩出岩出50,8342005
鳥取県境港境・外江33,2561955
島根県斐川◎27,6892010
岡山県玉島玉島29,1601950
広島県五日市五日市87,3251980
山口県33,2251925
徳島県富岡富岡・桑野41,3431955
香川県三木平井28,7902005
愛媛県北条北条30,6391955
高知県窪川窪川27,2131955
福岡県宗像赤間・東郷56,4391980
佐賀県みやき三根・北茂安・中原27,1572005
長崎県長与◎42,6552005
熊本県菊陽◎43,3372020
大分県別府※別府・浜脇28,6471920
宮崎県小林◎38,9681947
鹿児島県姶良帖佐44,6712005
沖縄県南風原◎40,4402020
◎は因子町そのものです。それ以外は、最高人口を記録した時点での因子町名を記載しました(五日市のように、当時の町名と因子町名が同一と言うのは他にもあります)。
座間(注)・・・その後、相模原町から分立し、(二代目因子町)座間となりました。現在の相模原市の(保有する)因子町の中には(初代)座間はありません。・・・このあたり、自分で書いてても面倒くさい。
別府※・・・国勢調査より前の時代に、大分町が西大分町ほかと新設合併して誕生した大分町が、29,547人(1908年:日本帝国人口静態統計)を記録しています。
[104157] 2022年 4月 16日(土)09:21:18白桃 さん
空に星があるように「町」には「因子町」がある
荒木一郎の「♪空に星があるように」の歌詞を極論すると、以下に挙げる事柄/現象は無いことになります。
・星のない空
・砂のない浜辺
・東に吹かない風
・流れて行かない川
・小雨が降らない春
・枯葉が散らない秋
「砂のない浜辺」に関しては、磯のような「岩石海岸」はどうなるのか、というツッコミが入るかもしれませんが、「そもそも、砂のない所は『浜辺』とは言わない」とごまかされそうです。でもまあ、間違いなく合っているのは、「星のない空はない」でしょう。昼間、雨の夜、晴れた夜でも酔っぱらっていると星が見えないのですが、見えないだけで存在することは間違いありません。また、中島みゆきによりますと、空だけではなく地上にも星があるようです。もっとも、島倉千代子は早くから「地球も小っちゃな星」であることに気が付いてたみたいです。
◎因子町のない「市」は無い・・・これは大間違いです。「村」から「町」を飛び越えて「市」となり、その後も町と合併していない滝沢、岡谷、芦屋、沖縄、浦添、宜野湾、豊見城、そして「生まれながらの市」であって町と合併していない盛岡、山形、米沢、の十市には【因子町】がないのです。
◎因子町のない「町」は無い・・・これは大正解です。(あたりまえと言えばあたりまえの話です)
現行の町の場合、「本源因子町」「前身因子町」「最古因子町」([102175]に詳述)を兼ねた「三冠因子町」が存在するパターンが一般的ですが、「本源因子町」・「最古因子町」を兼ねた因子町と「前身因子町」が存立するパターンが52例あります。
以下はその中で代表的な15例です。
注1:福島※…一部は富岡市に編入。合併前人口は甘楽町となった区域の人口
注2:因子町の後ろの(  )内は合併時の町名で因子町そのものではありません
現自治体本源&最古因子町合併前人口---前身因子町合併前人口
宮城県柴田町槻木11,926船岡12,352
宮城県美里町小牛田3,801不動堂5,311
群馬県甘楽町福島※2,533小幡(小幡)8,851
群馬県みなかみ町水上6,252月夜野11,245
神奈川県箱根町箱根(箱根)2,429湯本4,714
山梨県富士川町鰍沢(鰍沢)4,294増穂13,111
岐阜県御嵩町御嵩3,764伏見4,253
大阪府岬町深日6,153多奈川6,277
奈良県吉野町上市3,463吉野5,511
和歌山県那智勝浦町勝浦5,519那智5,821
和歌山県白浜町日置(日置川)4,436白浜19,206
鳥取県湯梨浜町東郷松崎(東郷)6,558羽合7,767
岡山県和気町和気2,488本荘3,886
大分県日出町日出5,070豊岡5,093
鹿児島県屋久島町上屋久6,813屋久6,948
上記の中で最も悩ましいというか、ウ~ンと唸らされるのが日出と豊岡。日出藩の家老の家柄で実家が城内にあったという麻丘めぐみにすれば、現在の日出町の「前身因子町」は豊岡である筈がない、と言い張るでしょう。でも、左利きの彼が豊岡に住んでいたかもしれない・・・。
現行の町で、「本源因子町」・「前身因子町」を兼ねた因子町と「最古因子町」が存立するパターンは以下の1例しかありません。
現自治体本源&前身因子町合併前人口---最古因子町合併前人口
奈良県広陵町馬見(広陵)10,783箸尾4,760
(参考)
1927年4月29日:箸尾町成立
1953年5月01日:馬見町成立
1955年4月15日:馬見町が2村と新設合併で広陵町に
1956年9月01日:広陵町が箸尾町を編入

ところで、日光、可児、湖西、美祢の4市は、「本源」「前身」「最古」の因子町が3つバラバラになっているのですが、実は現行の町にもたった一つだけそのパターンがあるのです。
これは超難問かもしれませんが、関心ある方はお考え下さい。
[104152] 2022年 4月 14日(木)12:06:02【2】訂正年月日
【1】2022年 4月 14日(木)13:59:28
【2】2022年 4月 14日(木)14:09:54
白桃 さん
都道府県別人口最多因子町
白桃の造語であります「因子町」については[102175]で説明しておりますが、[102175]は完璧なものでありませんので、改めて「定義」いたします。
「因子町」とは以下の「町」のことです。
(1)町村制施行と同時に誕生した町(の名称)
(2)一つの村が単独で、あるいは複数の村の合併により町制施行となった町(の名称)
(3)村が町を編入合併して成立した町(の名称)
(4)市・町・村から分立して誕生した町(の名称)
なお、「宿」「駅」は「町」と同等と見做し、因子町とします。因子町の総数は現在のところ3,546です。(都道府県別の数は、現在の都道府県の境域における数)
また、因子町は、①新設合併を行った場合②市制施行③他自治体へ編入される、とき、因子町を卒業?するのですが、「因子町」と言う呼称は存続します。(因子町が他自治体を編入した場合は、因子町のままです)
下の表は、町村制施行と同時に「町」となった所謂「生まれながらの町」の中で町村制施行時において最多人口を記録した因子町、及び、第1回国勢調査(1920年)から第21回国勢調査(2020年)までの100年間で最多人口を記録した因子町を都道府県ごとに掲載しております。
因子町数施行時町数施行時最多同人口※---因子町最多※同人口国勢調査年
北海道2007旭川※24,284豊平77,3121960
青森県495青森20,006大三沢32,8511955
岩手県5121水沢7,570釜石36,2301935
宮城県8119石巻16,944富谷51,5912015
秋田県7614土崎港11,708横手26,9931947
山形県428酒田20,973酒田30,2801930
福島県8821若松21,325内郷37,0821950
茨城県844011,241神栖48,5752000
栃木県5926宇都宮29,424河内35,1762005
群馬県5335前橋27,512太田49,9431947
埼玉県9340川越18,651鶴ヶ島63,0641990
千葉県12042千葉21,599浦安64,6731980
東京都9816八王子21,721平塚※132,1081930
神奈川県7420横須賀17,171座間※56,7271970
新潟県9748高田20,122黒埼25,8932000
富山県4031新湊17,068小杉32,9482005
石川県4915小松12,683内灘26,9872015
福井県339敦賀14,659武生27,2201947
山梨県480該当なし竜王40,5592000
長野県6816長野26,345下諏訪※26,9321970
岐阜県9125大垣20,103岐南25,8812020
静岡県8631浜松13,630長泉43,3362020
愛知県14023〇〇18,310三好56,2522005
三重県7118宇治山田27,112桑名※28,3611935
滋賀県566大津30,920栗東54,8562000
京都府5214伏見17,197田辺53,0401995
大阪府10112東平野12,281豊崎56,1101920
兵庫県12826明石19,790播磨33,7662000
奈良県4310奈良24,274香芝52,8171990
和歌山県572新宮10,648田辺28,1311940
鳥取県414米子13,373米子26,7361925
島根県549浜田9,272斐川27,6892010
岡山県1163津山11,627琴浦25,0071955
広島県12713尾道18,134府中51,1552020
山口県70420,146徳山32,0621935
徳島県612撫養18,329藍住35,2462020
香川県475丸亀※18,488坂出25,9581940
愛媛県6912今治13,734重信23,6582000
高知県482須崎5,199清水16,2801950
福岡県13020小倉14,449那珂川50,0042015
佐賀県495唐津9,100大町23,2761950
長崎県856厳原※12,587長与42,6552005
熊本県8626八代9,968菊陽43,3372020
大分県7014中津12,583中津24,5051925
宮崎県495都城11,776小林38,9681947
鹿児島県940該当なし谷山40,7991947
沖縄県221糸満※7,738南風原40,4402020
施行時最多人口※・・・以下を除き、1889年(明治22年)末「内務省告示による現住人口」
旭川※…1903年末「日本帝国人口静態統計」による
丸亀※…1890年末「内務省告示による現住人口」による
厳原※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による(1889年の町村制施行と同時に「町」となった中では、湊:6,979人-1889年)
糸満※…1908年末「日本帝国人口静態統計」による
因子町最多※
平塚※…当時の町名は平塚を改称した「荏原」
座間※…相模原町から分立した、いわば「二代目座間」
下諏訪※…国勢調査より前の時代を含めると:松本33,493(1903年)
桑名※…国勢調査より前の時代を含めると:宇治山田33,627(1903年)

追記No.2
アタマを使い過ぎてクイズを出すのを忘れてしまいました。
問題:愛知県において、町村制施行と同時に「町」となった23町の中で1889年の現住人口最多はどこでしょうか???
(岡崎でも、豊橋でも、もちろん一宮でもありません)
[104149] 2022年 4月 11日(月)16:04:56白桃 さん
Re:「風の証言」の時代
[104148]デスクトップ鉄 さん
というわけで、答は1970年3月15日から1972年2月19日までの約2年間となり、2週間に特定できませんでした。
お付き合いいただき有難うございます。
上田市は1970年4月1日に塩田町を編入し、1970年の国勢調査人口は93,198人となりました。その前の1965年国調人口は73,940人となっており、上田の人口が7万人余と言う時代は1970年3月31日までということになり、よって、「風の証言」の時代は
1970年3月15日~1970年3月31日
ということになります。
もっとも、鮎川氏が上田市と塩田町の合併を知らなかったとすれば、この期間は後ろに延びても良いような気もします。ただ、1970国勢調査時において、旧塩田町の人口を除いた上田市の人口は既に77,532人となっており、「上田の人口が7万人余」と言われると、少し違和感を覚えます。因みに小諸の人口はこの時期、「4万人弱」で停滞が続いています。

鮎川哲也は鉄道ダイヤを題材とするアリバイ崩しものが主で、ほとんど読んでいます。「黒のトランク」がおすすめです。
私のおすすめは、「黒いトランク」です。(笑)
「黒いトランク」は鮎川哲也の最高傑作かどうかは別にしても、読みごたえがあり、忘れられない名作ですね。鮎川の作品の中で、最初にこの小説を読まない方が良い、と言う声がありますが、白桃も同感で、他の作品で鮎川に慣れてから読んだほうが良いと思います。
[104147] 2022年 4月 11日(月)00:02:35白桃 さん
推理小説「風の証言」の”時代”を推理する
四週間に一度、とある大学附属病院に行って「お酒は一切呑んでいません」と真面目にウソをつくハメになるのです。それはともかく、診察を受けるまで相当、イヤ、はっきり言ってメチャクチャ長時間待たされるのです。そこで、単行本を売店で買うことになります。
ついこの間買ったのが、鮎川哲也「風の証言(増補版)」。氏の書かれたものは大体読んでいるのですが、意外なことにコレは初めて読むものでした。この作品も「本格派」の面目躍如で、凝り過ぎ、過剰と思えるほどのトリックを駆使しているのですが、結構、筋に関係ないムダ話も入れております。ムダ話と言っても、所謂「トラベルミステリー作家」とは一味違った旅情?を感じさせるものが中に含まれているのです。
ここでは、ネタバレはもちろん、本文も引用しませんので、旅情?も出せませんが・・・
以下の四つの事柄から、この小説が書かれた”時代”を推理したヒマな白桃でした。
①「新大阪で山陽本線に乗り換え、岡山で宇野線で茶屋町、そこから、下津井電鉄で下津井に」
②「上田電鉄には別所線のほかに菅平方面へ行く北東線がある」
③「上田は7万人余、小諸は4万人弱」
④「ハイライトが80円」
※①と②だけでは漠然としか解りませんが、③と④で(論理的には)約2週間に特定できます。関心のある方はお考え下さい。
[104140] 2022年 4月 7日(木)23:43:10白桃 さん
出羽矢島藩生駒氏
[104139]伊豆之国 さん
「乃木坂」「奈良県の地名」というと、もう「卒業」したそうですが、「生駒」さんもいましたね。彼女のおかげで「生駒」の地名を読める人が増えたとか。ちなみに彼女は「あきたこまち」だそうですが、苗字の由来を知りたくなるところです…。
芸能人の家系についてはあまり関心はないのですが、「生駒騒動」によって讃岐高松の領地を没収され、出羽矢島(白桃【秀邑】)に堪忍料一万石をもって封じられた生駒氏。彼女の出身は由利本荘市らしいので、生駒氏の流れをくんでいるのかもしれませんね。
[104127] 2022年 4月 1日(金)07:03:46白桃 さん
四つの町村の「読み」の変更
ウクライナの主要都市の名称表記を変更するという政府の方針に従ったワケではないが、総務省は、北海道及び高知県の要請を受けて、以下の町村の「読み」に関して変更することに同意した。
四万十町(しまんとちょう→よまんとちょう)
・・・当初は、隣市を意識して「『しまんと』と読まんといかんぜよ」の意であったが、どういう訳か、「よまんと」だけが残った。
月形町(つきがたちょう→つきひがたったでちょう)
・・・塀の中の住人に対する恩赦や早期出所を願って、また、塀内の回転効率を意図して
馬路村(うまじむら→マジ、ウマ!むら)
・・・村名産の「ゆず」のPRが目的
鹿追町(しかおいちょう→おいしかちょう)
・・・今流行り?の、ワカタカカゲ調にシカオイシカという意見もあったが、「返り点」風読みに落ち着いた

なお、上記は本日限りと言うことで、官報公示は無い模様。
[104124] 2022年 3月 31日(木)00:39:13白桃 さん
いまいち解らない2020年国調DIDに関する良く分からない投稿
3月25日に公表された2020年国勢調査におけるDID(人口集中地区)境界図を眺めて不可解に思うのは、これまで一つのDID(秋田、大曲など)とされていたところが、河川によって分断されていることです。河川といっても、それほど幅広くない川や運河で分断されている箇所がある一方で、大きな河川が横たわっているにもかかわらず、市の境界、あるいは県境を越えて「連たん」とされている箇所があるので、どういう基準、線引きがあるのか良く解りません。また、花巻のように、煎餅を虫食い歯で齧ったようなギザギザで分断されているなどは全く不可解です。「都市的地域」の特質、実態を明らかにするために導入されたはずのDIDですが、だんだん、事務的というか、機械的というか、地理的感性が乏しいDID(区分)になってきたような気がします。
そうは言っても、DID境界図を眺めているとヤメラレナイ、トマラナイ、カルビーの何とか、になってしまいます。そして、ワケの解らないDIDのルールだからこそ、ツっ込みやすく、妄想が広がりやすく、白桃の造語も出来やすくなるというものです。
では、下の二つの表を例にそのあたりを・・・
1.東北地方の実質DID(実質DID人口1万5千以上)
実質DID2020年人口2015年人口構成形式DID類型自治体備考
仙台1,154,1841,106,304別掲別掲仙台市ほか
盛岡253,347253,544盛岡盛岡市
鵜飼滝沢市
秋田245,611250,569秋田秋田市
新屋南※秋田市秋田から分離
新屋北※秋田市秋田から分離
郡山238,616232,730郡山郡山市
青森200,683204,092青森青森市
山形184,382180,878山形山形市
福島170,890175,495福島福島市
八戸151,873156,053八戸八戸市
弘前115,326119,063弘前弘前市
会津若松84,37087,065会津若松会津若松市
石巻64,63863,648石巻石巻市
鶴岡57,23858,040鶴岡鶴岡市
酒田52,74052,125酒田酒田市
48,57869,581いわき市
古川46,93537,903古川大崎市
米沢43,47045,777米沢米沢市
天童39,65037,683天童天童市
小名浜39,30239,016小名浜いわき市
須賀川33,63931,131須賀川須賀川市
岩沼32,93133,812岩沼岩沼市
北上32,12930,471北上北上市
愛子28,37828,312愛子仙台市
十和田26,83826,779十和田十和田市
水沢25,04324,831水沢奥州市
大館24,06324,156大館大館市
寒河江22,11820,069寒河江寒河江市
三沢21,98123,434三沢三沢市
原町21,05419,265原町南相馬市
白河20,63121,512白河白河市
矢本20,24819,350矢本東松島市
いわき中央台19,7869,713いわき中央台いわき市中央台南・平(一部)が合体、改称
一関19,24723,292一関一関市
花巻18,28213,659花巻東花巻市花巻が分解
花巻西※花巻市花巻が分解
船岡17,86216,765船岡柴田町
新庄17,73718,853新庄新庄市
能代17,26919,104能代能代市
大河原17,10116,263大河原大河原町
大曲16,79516,987大曲南大仙市大曲が分解
大曲北※大仙市大曲が分解
田名部16,75917,156田名部むつ市
東根16,30010,322東根東根市神町・東根が合体、改称
本荘16,11518,059本荘由利本荘市
上山15,61116,671上山上山市
渡波15,19215,411渡波石巻市
黒石15,03716,009黒石黒石市
※印・・・認定連坦
2.仙台DIDを構成する形式DID
構成形式DID類型自治体形式DID人口備考
仙台市連合仙台市918,635
多賀城多賀城市47,620
名取名取市46,8992020年連坦
塩竈塩竈市46,734
富谷富谷市30,918富谷中央・東向陽台が合体、2020年連坦
高森泉ヶ丘仙台市14,2492020年連坦
多賀城西多賀城市12,211
七ケ浜七ケ浜町7,307
もみじケ丘※大和町7,166
北中山※仙台市6,245
富谷日吉台※富谷市5,803
桂※仙台市5,306
寺岡※仙台市5,091
※印・・・認定連坦
造語の説明:
「形式DID」
①市町村境界によって区切られたDID
②東京特別区及び政令指定都市において、異なる区にまたがっている「連合DID」

「連坦」・・・DIDが市区町村境界に関係なく接続すること(白桃は「連担」ではなく、「連坦」を使用する。間違っても一酸化炭素中毒の危険がある「煉炭」は使用しない)
仙台市の場合、「高森泉ヶ丘DID」は「仙台市連合DID」と直接に「連たん」していないが、富谷市経由で繋がっているので「連坦」ということになる。
「認定連坦」・・・DID境界図上は接続していないが、白桃がその日の気分で認めた「連坦」。ま、そんな堅いこと言わないで宜しいでしょう、ってな感じ。
「実質DID」・・・「連坦」あるいは「認定連坦」している「形式DID」群
DIDの類型:
甲・・・①その市町村にDIDが1個しかない場合は、そのDID ②その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の2/3以上の人口を擁するDID ③その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の2/4以上の人口を擁するDID
乙・・・①その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の1/3以上2/3未満の人口を擁するDID ②その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の1/4以上2/4未満の人口を擁するDID
丙・・・①その市町村に2個のDIDがある場合は、合計DID人口の1/3未満の人口を擁するDID ②その市町村に3個以上のDIDがある場合は、合計DID人口の1/4未満の人口を擁するDID
[104106] 2022年 3月 25日(金)07:20:59白桃 さん
「瞬間の町」追加とDID境界図
[104090]白桃にて、
以下が、村→町のとき、①町制②改称が国勢調査報告書等で確認できた「瞬間の町」です。
を記しましたが、村→町のとき、①町制②新設の事例が一件ありましたので追加します。
町制年瞬間の町因子町名現在
茨城県1955年長岡茨城茨城

さて、たしか、本日に「令和二年国勢調査・人口集中地区境界図」が公表されるはずですが…
楽しみにしています。
[104102] 2022年 3月 24日(木)09:18:18白桃 さん
廃置分合を行った事のない「生まれながらの町」
[104086]白桃の答えは、(独り言ヒントでお判りになっていると思いますが)以下の五つの町です。
因子町名町制年1920年人口---最高人口(最高年)---2020年人口
北海道余市1900年16,80928,659(1960年)18,000
北海道増毛1900年10,88516,768(1955年)3,908
北海道古平※1902年7,87710,073(1955年)2,745
群馬県長野原1889年5,0578,349 (1955年)5,095
千葉県酒々井 1889年4,33821,385(2005年)20,745
古平※・・・1902年二級町村制施行、1907年一級町村制施行
ついでながら、
町村制施行と同時に「町」となり、その「因子町」がそっくりそのまま「町」として存在する、あるいはその「後身自治体」が「町」として残っているのは全国で82(注)あります。
の残り77の因子町を記しておきます。( )内は現在の町名
北海道:福山(松前)、江差、寿都、岩内、厚岸、美国(積丹)、浦河
青森県:鯵ヶ沢、三戸
岩手県:沼宮内(岩手)、日詰(紫波)、大槌、山田、一戸
宮城県:大河原、亘理、吉岡(大和)、中新田(加美)、涌谷
福島県:桑折、川俣、猪苗代、坂下(会津坂下)、棚倉、三春
茨城県:磯浜(大洗)、境、布川(利根)
栃木県:茂木、壬生、芦野(那須)
群馬県:下仁田、中之条、原(東吾妻)、玉村
埼玉県:越生、小川、小鹿野、寄居、杉戸
千葉県:大多喜
神奈川:大磯
新潟県:津川(阿賀)、出雲崎
富山県:五百石(立山)、上市、入善、泊(朝日)
石川県:津幡、宇出津(能登)
長野県:長窪古(長和)
岐阜県:笠松、高田(養老)、垂井、揖斐(揖斐川)、北方、八百津
静岡県:森
愛知県:蟹江
三重県:田丸(玉城)
滋賀県:日野
奈良県:田原本
島根県:津和野、西郷(隠岐の島)
広島県:海田市(海田)
香川県:琴平、多度津
愛媛県:内子
佐賀県:有田
熊本県:南関、長洲、大津、高森、甲佐、木山(益城)、御船、富岡(苓北)
[104101] 2022年 3月 24日(木)03:03:04白桃 さん
甲子園出場時の人口(五千人未満)
今年の「センバツ」は、只見、丹生といった、思いもよらないと言えば大げさになりますが、そんな高校の出場が目につきます。
そこで、甲子園球場が出来る前の大会も含めて、人口が少ない町村から出場した事例を拾い出してみました。出場当時の人口が一万人未満で調べようとしましたが、結構ありましたので面倒くさくなり(-_-;)、五千人未満に絞り込んでみました。
ざっと調べただけなので、見落としがあるかもしれませんが、以下の六事例が出てきました。(一応、国勢調査以前の人口統計も調べております。)
出場年高校名(旧制中学)当時の自治体名人口 国勢調査年
1997年春日高・中津分校和歌山県中津村2,5041995年
2022年春只見福島県只見町4,0442020年
2003年春宜野座沖縄県宜野座村4,7492000年
1921年夏杵築(中)島根県杵築町4,7931920年
1999年夏久賀山口県久賀町4,9161995年
1927年夏福岡(中)岩手県福岡町4,9761925年
同じ五千人でも、百年前の五千人の町と言えば、結構それなりの街ですので、今と比較するのはナンセンスかもしれませんが…
(注):杵築中学(後の大社高校)や福岡中学(後の福岡高校)は何度も出場しておりますが、一番人口の少なかった事例を選んでおります。
[104094] 2022年 3月 21日(月)18:12:19白桃 さん
分立後の市町村4パターン
「分立」した市町村がその後辿った道をみると、大体4パターンであることがわかります。
①完全独立(47事例)
分立後は、他の自治体に呑まれる(編入)ことなく、現在も頑張って?いるパターン。
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
女満別村網走町女満別町/大空町
赤平村歌志内村赤平市
中標津村標津村中標津町
上砂川町砂川町・歌志内町上砂川町
座間町相模原町座間市
逗子町横須賀市逗子市
新湊町高岡市新湊市/射水市
宮田村駒ヶ根市宮田村
嘉手納村北谷村嘉手納町
与那原町大里村与那原町
②再結合(65事例)
「元の鞘に収まる」パターン。家出娘が帰ってきた?or孝行息子が年老いた親を心配して戻って来た?
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
端野村野付牛町北見市
黒磯町東那須野村黒磯町/那須塩原市
鳩ヶ谷町川口市川口市
笠原村多治見市多治見市
寺西村西条町西条町/東広島市
阿知須町山口市山口市
富田町/新南陽市徳山市周南市
福川町/新南陽市徳山市周南市
小郡町山口市山口市
新加茂町加茂町加茂町/津山市
③再結集(94事例)
②と明確に分けられないが、分立した側でも、分立された側 でもない、別の自治体が主体となって推し進めた合併によって、結果的に同一自治体になった。寄らば大樹の陰、でもないのですが・・・
主な事例
分立した自治体元の自治体現在の自治体
朝日村上士別村士別市
飯田川町昭和町潟上市
辻村江尻町静岡市
余部町余内村舞鶴市
新舞鶴町倉梯村・志楽村舞鶴市
東浦町淡路町淡路市
二川町吉浦村呉市
木ノ江町東野村・中野村大崎上島町
香焼村深堀村長崎市
大浦村笠沙町南さつま市
④別離(21事例)
分立した側も、分立された側も、それぞれ編入等の合併によって、結果的には異なる自治体の一部になっているパターン。
例:「美里村」から分立した「石川市」は具志川市との合併でうるま市の一部となっている。一方の美里村はコザ市と合併し、沖縄市の一部となっている。

話は少し変わりますが、[102175]にて【因子町】の説明をしていますが、分立して誕生した「町」を加えないといけません。これについては稿を改めます。
[104090] 2022年 3月 20日(日)17:32:07白桃 さん
瞬間の「町」
[104080]白桃
なお、「一日限りの町」として確認できたものについては、稿を改めます。
以下が、村→町のとき、①町制②改称が国勢調査報告書等で確認できた「瞬間の町」です。
都道県町制年瞬間の町因子町名現在
北海道1964年大江仁木☆仁木町
秋田1970年琴浜若美男鹿市
福島1957年伏黒伊達△伊達市
茨城1954年西山内稲田笠間市
1969年三和(みわ)三和(さんわ)古河市
栃木1954年国分寺国分寺小金井△下野市
埼玉1954年東金子西武入間市
1959年北本宿北本☆北本市
東京1951年谷保国立☆国立市
1956年西多摩羽村☆羽村市
新潟1957年潟町大潟上越市
長野1953年田中☆東御市
1954年久米路長野市
岐阜1953年西白川白川☆白川町
静岡1951年小野口浜名浜松市
1955年下川根川根島田市
兵庫1951年小浜宝塚☆宝塚市
和歌山1953年初島有田市
鳥取1951年賀茂郡家☆八頭町
島根1957年出羽瑞穂△邑南町
広島1951年大屋天応呉市
1952年奥海田東海田△海田町
1952年倉橋島倉橋呉市
1954年向島東向東尾道市
徳島1956年赤河内日和佐◇美波町
愛媛1952年西外海西海△愛南町
高知1951年奥内大内☆大月町
福岡1953年志賀島志賀福岡市
なお、上記の「瞬間の町」については白桃が定める【因子町】とはせず、「瞬間の町」の後に記した町を「因子町」とします。
(注)「因子町名」の後ろに記した印について:
☆・・・現自治体における「本源&前身&最古因子町」(「三冠因子町」)
◇・・・現自治体における「前身因子町」
△・・・現自治体における「直系因子町」
無・・・現自治体における「傍系因子町」

ついでながら、「瞬間の町」には別種があります。それは当落書き帳の「雑学」→「瞬間の市」の「市制施行日に先行して町名を改称した市」にある「改称町名」欄に記された「大和郡山町」をはじめとする15の「町」です。
[104086] 2022年 3月 19日(土)00:16:11白桃 さん
廃置分合を行った事のない「生まれながらの町」は?
[104059]千本桜さん
[104060]ぺとぺとさん
[104061]あきごんさん
[104063]伊豆之国さん
に反応いただいた[104757]ソノ町は曽野〇子さんも住んでいない宮崎県の綾町でした。

あまりにも簡単な問題でしたので、今度は超?難問。
玉川徹氏の実家がある町、群馬県のネギで有名な町、少林寺拳法の本部がある町、など町村制施行と同時に「町」となり、その「因子町」がそっくりそのまま「町」として存在する、あるいはその「後身自治体」が「町」として残っているのは全国で82(注)あります。

注:岐阜県の御嵩町(【本源因子町】は御嵩であるが、【前身因子町】は伏見)や、大分県の日出町(【本源因子町】は日出であるが【前身因子町】は豊岡)は該当しない。また、熊本県の苓北町は富岡が【本源&前身因子町】であるので、該当する。

とまあ、何やら複雑そうなことを書いていますが、その82の「町」のうち、現在まで廃置分合を行っていない「町」は5つしかありません。(もちろん、その五町は名称も変わっておりません。)
さて、その五つの町とは?????

以下は独り言
最近、頭が薄くなったので、増毛剤でもつけようかと考えながら、古い平らなテーブルに置いたニッカウヰスキーに手を伸ばす。それにしても、酒・々・々の毎日である。ここは群馬だろうか、長野だろうか???


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