hmtさんのご逝去に、心からお悔やみ申し上げます。
私が初めてhmtさんにお会いしたのは、私がつくばに単身赴任した2009年に開催していただいた「油天神山さん東下り&TX開業4周年記念プチオフ会in南流山」
[70372]でした。
そのとき私もお手製の名刺(国土地理院の1/25,000の地図の裏に印刷されています)を頂戴しました。
これは今でも手元にありますが、本名や住所電話番号Eメールアドレスの他、
専門分野:知的財産権・化学工業
2000年からご隠居専業
最初の記事:[19388] 2003/8/28 上福岡
と書かれています。
それでお話を伺いますと、ある大手化学メーカーの知的財産部に長年勤務されていたとのことでした。
実は「化学メーカーの知的財産部勤務」というプロフィールは私と全く同じでありまして、すぐに打ち解けさせていただきました。
温厚な話しぶりでとても興味深いお話を聞かせてくださる所は落書き帳から受けるイメージそのままで、ただ笑い声が意外に豪快というかよく響くのが記憶に残っています。
そのようなご縁もあって、その後も落書き帳でやり取りさせていただく機会がありましたが、中でも思い出深いのは2010年9月、ちょうど筑波山オフ会の直前に私がつくば市からさいたま市へ引っ越した際に投稿された
[76175]で、埼玉県在住の落書き帳メンバーの紹介や、筑波山と私のニックネーム「油天神山」からの連想でガマの油など、興味深いお話を聞かせていただきました。これは本当に嬉しかったです。
[76175]にも出てきますが、hmtさんには落語好きの一面もあったようで、ときどき古典落語からの引用が見られます。
私も落語は好きで、落書き帳に落語の地理ネタをいくつか投稿しましたが、内心ではhmtさんの反応を期待しておりましたね。
hmtさんは私の父より一つ年長に当たります。その父が昨年11月に倒れ、入院や介護施設探しに奔走しつつ「人生の終わり」というものを強く意識する日々を送っておりますが、そんな中ふと、hmtさんの書き込みがしばらく途絶えていることに気付き、「もしかしたら・・・」と薄々考えていた矢先の訃報でありました。
hmtさん、どうもありがとうございました。どうか安らかにお休みください。