では第四十六回以来、約4年ぶりに今回も感想文を提出します。
仕事柄毎年年末年始関係なく出勤しているので、初日で行き詰まったらそのままヒント待ちコースだろうなとは踏んでいました。
出題前々日まで旅行に出ていましたし、予想問題も方向性だけまとめて当日を迎えました。
以下、問題ごとに手短に振り返っていきます。
●問二:富岡市【金メダル!!!】(
[103341])2022年 1月 1日(土)00:02:41
■同一読みの町がある市(表記不問)
ぱっと見て問二が町名っぽいなと思ったところから、比較的早く閃きました。
想定解数が出てないことから解答を様子見された方もいらっしゃったようですが、大都市が並ぶ中たつの市が当てはまるとなればある程度自信はありました。
結果一番槍となりましたが、開始10分経っても解答が来なかったのは少し怖かったです。
一番槍はおそらく自分が一番多いと思いますが、その分一発目の誤答になっていることも多いので(笑)
●問十:鳥取市【銅メダル!!】(
[103346])2022年 1月 1日(土)00:16:08
■これまでにSDGs未来都市に選定された市
検索を掛けたら
このページが一発で出てきました。
SDGsは最近話題にあがってましたし、間違いないだろうとは思いましたが、あまり自信がありませんでした。
2021年度のところを当てておけばいいかなと思い、鳥取市を選びました。
●問八:足利市【銅メダル!!】(
[103350])2022年 1月 1日(土)00:34:55
■2021年に新任の市長が生まれた市(2021年に就任)
毎度行っている秘策で市長選挙が引っ掛かりました。
ただ条件絞りが大切なので、慎重に調べたところ新任市長は比較的早くわかりましたが、解答調べに少し時間がかかりました。
[103819]にてぺとぺとさんもおっしゃっていますが、選挙系はあまりメダルを逃したことがないと思います。
●問五:海南市【銅メダル!】(
[103419])2022年 1月 2日(日)13:25:02
■前回国勢調査から世帯数が500世帯以上減少した市
今回のハイライト。
この問五を早く片付けていたおかげで、完答が早まりました。
十番勝負のタイトルが「五千文字」と発表されていたことから「五」関連の出題があるだろうということ、また国勢調査明けだったので、国勢調査関連は出題されるであろうと踏んでおりました。
国勢調査関連で見ると問五がすべて人口減、問九が人口増加率0%台が4市含まれていましたが、初日には進展なしでした。
ただ
[103335]にて面白かった過去問を調べていた時に、参加した第十一回からの過去問を一通り見ておりました。
面白かった過去問として第十二回問八と問十を挙げましたが、第十二回が国勢調査明けの十番勝負回でその間の
第十二回問九が世帯数の問題でした。
あきごんさんのコメントも白桃さんのことをおっしゃているのはすぐ分かったので、国勢調査関連であることは間違いないだろうと。
ただ減少数や減少率で該当しなければ、世帯数関連かなと元日の夜に思っていましたが検証せずに寝てしまいました。
朝起きて登米市を調べてみると、499世帯だったので氷解しました。
前日の夜にちゃんと調べておけば銀メダルでしたが、睡魔のほうが勝っていたので致し方なしですね。
実は白桃さんの解答も正答だと思っていて、メダル逃したと思ったのは秘密です。
共通項自体は難しくないものの世帯数関連の出題が15年半ぶりだったことやアナグラムヒントもSVヒントもあまり直接的でなかったこともあり、ここまで解答が伸び悩んだのかと思います。
●問六:那覇市【9位】(
[103455])2022年 1月 4日(火)02:13:17
■海外へ直接出入国できる空港・海港の敷地・施設がある市
副題ヒントが漁港だったことや出題市も海沿いが多かったので、漁港関連を調べていましたが、岩沼市が該当せずで悩んでいました。
行き詰まり感がありましたが、ふと漁港名の「海外」に着目してみるといずれも国際線を繋いでいる港湾として発展していることに気がつきました。
そこから港湾に関係なさそうな岩沼市と霧島市は空港だということにも気付きました。
とはいえ、輪島市など完全に調査できなかったところもあるので、どちらも当てはまりそうな那覇市を放り込みました。
コロナの関係で国際線が現在運休しているところも多々あり、絞り込みや調査が厳しく、どこまでが条件としてOKなのかを決めれなかったです。
現状国際線が運休しており、あてはまるところが少ないので、いつの時期を目安にしているのかや常設や季節運航なども見当つきませんでしたし。
稚内市×と出た時は「条件付けは一体どこなんやろう」と頭を悩ませました。
個人的には好きな問題でしたが、コロナが落ち着いて国際線の運航が再開したタイミングでの出題とかであれば、完璧でした。
●問四:大分市【11位】(
[103489])2022年 1月 5日(水)21:17:57
■市と海にだけ隣接する市(市のみ、海のみは対象外)
副題から海市はすぐに分かりましたが、?状態。
海関連の問題であることはわかったんですが、そこから先に進まずでした。
第一ヒントでは閃かず、第二ヒントが出たタイミングで町と読めた時点で、「隣接やん」とすぐ分かりました。
隣接系は過去かなり苦手分野で、頑張って克服したつもりでしたが、最近また苦手になってきていると思います。
類問で
第三十九回問一、
第二十一回問九が出た時はさくっと答えらていたのに、再びその視点を失ってしまっています。
●問一:小山市【12位】(
[103493])2022年 1月 5日(水)21:29:38
■日本非核宣言自治体協議会に加入している市
副題はなんじゃこりゃでしたね。
北斗の拳は一切知らないです。
人物紹介の中にヒントがあると思いこみ、十字から赤十字病院を調べたり、弟から地名を調べたりしました。
人物名がそのままヒントだったとは。
広島市と長崎市から原爆のことはひっかかりを覚えましたが、そこまででした。
昔はこういう想定解数が多い問題を思いついては調べていましたが、ここまで想定解数が多い問題はないとの経験則からいつの間にか除外していました。
ヒント前には解答できた問題なので、悔しいですね。
●問三:鳥栖市【10位】(
[103558])2022年 1月 6日(木)21:45:05
■国勢調査における人口集中地区(DID)が3箇所以上ある市
出題市とメダル市からベッドタウン系の内容を思い浮かべていました。
また合併系も浮かべていましたが、全然ヒットせず。
白桃さんのコメントから国勢調査関連を疑い、通勤関連も調べましたが、まだ公表されていないとのことで違うと判断できました。
結果、DIDの文字がSVヒントから見つかったので、DID関連だと分かりました。
昔のデータを見ていたので、宇都宮市や海老名市が疑問でしたが、新しいデータを見れば一発でした。
DID関連は今まで話題に多く挙がっていましたが、出題は初めてでしたね。
正直これはヒント待ちでないと解けなかったと思うので、致し方なしですね。
●問七:宇都宮市【6位】(
[103561]) 2022年 1月 6日(木)22:02:05
■市章・紋章・徽章など市のマークが点対称の図柄の市
国勢調査関連を最初疑っておりました。
アナグラムもぐるっとまわすからロータリーとかラウンドアバウト関連に遠回りしてました。
SVヒントから市章にフォーカスが合っていることが分かったので、そこから気付きました。
いかにも理系のグリグリさんの発想だと感じました。
市章からの出題は
第四十四回問九以来でしたが、すっかり抜け落ちていました。
もう少し過去問をしっかり確認しておかないとだめですね。
小学生の時の点対称・線対称の図形を作図した記憶が蘇りました。
●問九:那須烏山市【10位】(
[103612])2022年 1月 7日(金)21:02:20
■同一都道府県内に同じ文字で始まる市が複数ある市
問七解答後、一応確認してみると問九やってるなと。
津山市×の理由をちゃんと確認してなかったのが悔やまれます。
6日から広島へ旅行に行っていたので、出先からの解答となりましたが、一応解答はしっかりと確認しました。
出題テーマ自体ベーシックでしたが、お題の市に惑わされました。
●総括
今回は10勝1敗(前回10勝0敗)、正答数ランキング5位(前回10位)、メダルランキング3位(前回1位)、金1銅3(前回金2銀1)でした。
また十番勝負では43回目の完答、43回目のメダル獲得となりました。
今大会は前回よりもランキングが上がりました。
問九の検証不足で正答ランキングを落としてしまったのは痛かったです。
あの時点で完答していれば久々の3位だったので、なおさらです。
最近は正答ランキングはあまり意識していなかったのですが、昨年はそこそこよかったので、また意識し直してもいいかもしれません。
メダルランキングは前回が約5年ぶりのランキング1位だったので、さすがに連続は無理でした。
何よりも前回は有力実力者にメダルがばらけたことによる棚ぼただったので、実力ではないですね。
そして今回久しぶりに感想文提出にしたのは前回の出題に対してどのように対応したのかを記録しておくためです。
昔は感想文を提出して、自分の思考回路を残しておいた部分が大きかったのですが、最近は全くしていませんでした。
そのため過去の出題された問題もうろ覚えな部分も増えたり、過去問に対してどのようにアプローチしたのかということを次回十番勝負時には忘れており、一から検証をしなければならず、作戦面として時間がかかるところがありました。
昔は出題前に皆様の感想文を読み、過去問の研究をしてから挑んでいたこともあり、過去問も第十一回から第二十五回くらいまでは全部覚えていますが、それ以降は読む機会も減ってしまったので、忘れているところが多いです。
今回もDID以外は出題経験ありのテーマが多かったので特に近年の過去問のフォローができていないのが今回の敗因です。
そして最近新規メンバーも増えており、年齢では敵わないどころか衰えも出てきているので、一つの対策として感想文を提出することにしました。
昔みたいに前後篇みたいな形での長文は時間的余裕がないので無理だとは思いますが、簡潔にでも書いていきたいですね。
学生時代の方が時間がなかったような気がしますが、なんであんなに中高生の頃しっかり感想文書けていたんだろうか…(笑)
今回、想定解数の提示が出題時はありませんでしたが、個人的にはあまり影響なかったです。
もともと想定解数を数え上げてから解答するタイプでもないですし、数えた場合でも多少の誤差があればいけいけで解答するので、1つの目安として使ってはいましたが、無くてもそこまで影響なしでした。
ただ今回出題された問題の中では問一、問二、問十あたりは様子見の方もいらっしゃったようなので、初日から提示していれば解答ラッシュにはなったと思いますが。
最後になってしまいましたが、年明けからおひとりで採点していただいたグリグリさんをはじめ、参加された皆さんもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。次回の十番勝負にもおそらく参加しますので、お手柔らかによろしくお願いします。