警察庁が都道府県警察と通して調査した、自主防犯活動を行う地域住民・ボランティア団体の結成状況と活動状況についてランキングしました。対象となる団体は、平均して月1回以上の活動実績のある団体であり、かつ、構成員数が5人以上の団体です。団体の活動内容は、防犯パトロール、子ども保護・誘導のほか、危険個所点検、防犯広報、環境浄化等の広範な活動が行われています。また、「1か月に10日以上」、「夜間」に活動する団体は、それぞれ、46.9%、43.5%となっています。防犯ボランティアの団体数と構成員数に加えて、青色回転灯装備車を持つ団体数と装備自動車台数についてもランキングしました。
青色回転灯を搭載した自動車によるパトロール活動は、従来は、道路運送車両の保安基準第55条の基準緩和の認定手続きを受けた場合に認められていたものですが、国土交通省が保安基準を改正し、平成18年7月1日から認定手続きが省略されることになり、青色防犯パトロールとして青色回転灯装備車の早期開始が可能となり、急速に防犯ボランティア団体に普及することになりました。
なお、防犯ボランティア団体はとくに法律などに定められた組織ではなく、自治会・PTA・会社・学生・老人クラブなど、地域に居住する人や勤務する人が集まって自主的に防犯パトロールなどの活動をする任意の団体です。立ち上げ方法や団体の活動状況については、警察庁の生活安全局生活安全企画課の
自主防犯ボランティア活動支援サイトが参考になります。
出典:
自主防犯ボランティア活動支援サイト(平成25年12月31日現在)警察庁生活安全局生活安全企画課
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自主防犯ボランティア活動支援サイト(平成25年12月31日現在)警察庁生活安全局生活安全企画課