『東日本大震災避難状況』

東日本大震災による福島第一原発の放射能汚染により、福島県の多くの市町村で多数の住民が避難を余儀なくされています。関連する市町村別に住民の都道府県別避難先を調査しました（2014年6月）。その時点では、一部の町村（田村市、広野町）の調査データが確認できませんでした。2017年5月に再度調査を行い、楢葉町、富岡町、大熊町、浪江町、飯館村については、都道府県別の避難者数を確認できました。南相馬市、川俣町、川内村、双葉町、葛尾村については、福島県内と福島県外の避難者数までしか確認できませんでした。その際、2014年の調査では確認できなかった田村市と広野町の避難者数（県内と県外のみ）も確認できましたので以下に別記します。

　田村市　816名（福島県内）／ 58名（福島県外）2016.12.31現在
　広野町　1,860名（福島県内）／ 270名（福島県外）2016.12.27現在

なお、福島県を含めた一覧表に加えて、福島県外への避難先分析データとして、福島県を除く都道府県別避難先一覧も併せて用意しました。また、2014年から2017年にかけての避難者数の増減表も用意しました。2017年と増減表については、都道府県別明細が不明の市町村もあるため、都道府県ごとの合計については計算していません。

避難者合計数（全体、福島県内、福島県外）の2014年から2017年への減少数は、全体で 11,424人（87,900人の13%）、福島県内で 5,723人（61,197人の9%）、福島県外で 5,701人（26,703人の21%）に過ぎず、避難解消はあまり進んでいません。

出典：南相馬市、川俣町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯館村の各公式ホームページ。

市町村名の下の日付は、避難状況の調査日です。また、合計には、海外や避難先不明者の人数も含むため、都道府県の合計とは一致しません。2017年および増減表の都道府県別合計欄については、都道府県別明細が不明の市町村があるため計算していません。

出典：南相馬市、川俣町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯館村の各公式ホームページ。

市町村名の下の日付は、避難状況の調査日です。また、合計には、海外や避難先不明者の人数も含むため、都道府県の合計とは一致しません。2017年および増減表の都道府県別合計欄については、都道府県別明細が不明の市町村があるため計算していません。