[34020] 稲生さん
[32027] を参照してみてください。しっかり、郵便局めぐりもやってきました。
失礼しました。自分、ROMしていた頃、見ていたんですね。
日南町は松本清張氏の父親の出身地です。日南町美術館に松本清張氏の仕事部屋を再現した展示室があります。小説「砂の器」に亀嵩が登場するのは比較的身近に感じておられたからでしょうか。また、この美術館には井上靖氏の展示室もあります。戦時中、ご家族が疎開されていたそうです。
稲生さんが通られたルートはR314、ループ橋が有名な道路ですが、もうひとつ、県境に江の川と斐伊川の分水嶺(看板有り)があります。既に、アーカイブズ「分水界、川の流れに関する雑学集」でも触れられていますが、支流も含めて江の川は広島県内に多く流域を持っています。三次市でいくつか大きな支流を合わせ、北西へと流れていきます。
その主なものは、 (三次市までの流域市町村)
江の川(可愛川) 芸北町、大朝町、千代田町、安芸高田市、三次市
西城川 西城町、庄原市、口和町、三次市
神野瀬川 高野町、三次市
馬洗川 世羅町、三次市
美波羅川 世羅町、三次市
上下川 上下町、三次市
などです。これらのまた支流が、豊平町、総領町、神石町、豊栄町を流れています。地図を見ると、広島県の北半分、西から東まで、その流域にあります。三次市、安芸高田市、世羅町の合併の後なので、流域市町村数は半減ですね。