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MasAkaさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[83672]2013年7月8日
MasAka

[83672] 2013年 7月 8日(月)00:41:51MasAka さん
4年前のリベンジ
第六回岡山オフが開催されたのは4年前の2009年のお話。あの時心残りだったのは、個人的な都合の関係で石島(井島)ツアーに参加できなかったこと。そこで今回、ボーイング787型機の運航が再開され、また、たまたま岡山まで往復できるマイルがあったことから、船のチャーター代を出しても宿代、食事代込みで予算2~3万円もあれば行けるだろう、と考えて土曜日に決行してきました。

石島(井島)と言えば、2年前に大規模な山火事があり、山林の87%が焼失したとのことで、その後の島の様子も気になっていました。

現状の島の様子はこの写真のような感じです。部分的に火災を免れたところもありますが、ほとんどの木(松の木が多かったように思います)は炭と化していました。写真手前が段々畑のようになっていますが、災害復旧事業(?)で、新たに植林がされた箇所です。小さな木の苗が山の斜面一面に植えられており、島の緑を取り戻すために尽力された方々の苦労がしのばれます。

なお、県境到達後の下山途中でデジタルカメラを紛失するというアクシデントがあり、せっかく訪れたにも関わらず、残念ながらスマホのカメラで撮ったわずかな写真しか残っていません。幸い、県境の写真(撮影場所:ウォッちずの+マークの地点から石島山156.7mの三角点方向を撮影)はツイッター投稿用にスマホにも収めておきましたが。

ほぼ島全体にわたって人工的な植林がなされたばかりのため、今の段階では現在地をあまり把握せずとも、大体の方向感覚で県境にたどり着くことは可能になっています。ただ、燃えて立ち枯れた木や低い藪などがたまに行く手を阻むことがあるので、暑いからと言って半袖シャツ、軍手ナシで乗り込んだのは若干失敗でした。燃えて炭になった木に触れると手や服が真っ黒になります。

ちなみに、県境到達時にツイートしてから数時間後、それに対してEMMさんから反応がありましたが、その時何を言わんとしているのかは大体予想がついていました。もともと私も訪問ついでに赤い色をした人工物でも見ておこうか、と思っていたのですが(たぶんこれですよね?)、前述した通りデジタルカメラ紛失騒ぎでそっちの方に気を取られてしまい、本土に戻って来て代わりのカメラを買ってようやく落ち着いたところで「あ、そういえば」とようやくその事について思い出したのでした。

石島(井島)は花崗岩の地質であり、一般的には次々と風化して崩壊しやすくなることから表層に根が密に張るまでに時間がかかり、植生が完全に回復するまでにはかなりの年月が必要と思われます。もし、また行く機会があれば、4年前のツアー写真にあるような美しい緑のある景色を見たいものです(そして失くしたカメラ回収……はそうなっている頃にはもう無理でしょう)。


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