[91295] 山野さん
(廃止検討対象区間)輸送密度500人キロ未満の7線区
タビリスを見たら、下記のように記されていました。
2016年度決算【2015年度決算の誤記】で輸送密度500人未満の線区は、以下の9つです。【記載は8線区】
ご指摘のように記載洩れや誤記がありそうなので、
JR北海道平成27年度決算(H28/5/9)を確認しました。
8/10コマに 利用状況のデータと 輸送密度別路線図とがありました。
これを見ると、運休している日高線が 全社平均を出している主表から除外されていますが、欄外に別記されているように、輸送密度 【注】185人/km/日です。
日高線を加えると 輸送密度500人未満の区間は 9つになります。
廃線が実質的に決った留萌~増毛と新夕張~夕張の2区間を除けば、廃止検討対象は7区間。
なお、この表には JR北海道全線区のデータが掲載されています。
全線区のデータ公表は、
平成26年度からとのこと。
【注】輸送密度
1980年の国鉄再建法
[85139]の時に、幹線と地方交通線とを仕分ける目的で使われた「モノサシ」では、輸送密度4000人/km/日が基準値として使われました。
JR北海道が 今後も単独で維持することを目指す(
日経)という 2000人/km/日でさえ、その半分です。
状況は誠に厳しい と言わざるを得ません。