[92277] k-aceさん、
[92282] 全角2文字さん、
[92284] 山野さんで話題になった問題、個人サイトにおける主催者が亡くなるなど更新ができなくなった場合、そのサイトのその後の処理をどうするか、どうなるかという問題ですが、この手の話題は主催者を前にしてはなかなか言い出しにくい面があるところ、思い切って口火を切っていただきありがとうございました。
終活という言葉がビジネスとしても使われるようになってきましたが、終活ビジネスの対象でもあるブログなど個人サイトの扱いというのは、あくまでもプライベートコンテンツの問題であり、当サイトのように世間一般に広く公開している情報サイトの継承問題とは一線を画していると考えています。すなわち、当サイトを例に挙げれば、当サイトが集積している膨大なデータを未来につなげていくことはできるか、どうすればできるかという問題と捉えています。
私の書き込みにも時々登場する夜景サイトの主催者とはランチタイムなどでこの話題をたまにすることがありますが、お互いに具体的な解決策は見出せず、自分たちがサイトの更新や運営ができなくなったらなるようにしかならないという現実を確認するばかりです。すぐにサイトが消えて無くなることはないでしょうが、サーバーのレンタル契約切れでの消滅、サイトプログラムのなんらかの不具合によるサイト異状、等々、様々な障害により長くサイトが存続することは無理でしょう。
当サイトでは、地名コレクションを始め一部のメニューを常連の方に編集長として協力してもらっていますが、その作業もいずれ行き詰まることは間違いありません。サイト全体の管理と運営ができなければサイトの存続は困難になります。それに、更新が続かなければサイトが存在しても朽ち果てていくことになります。
では、サイトを未来に向けて継続するための方策は考えられないかということですが、これは後継者の育成に他なりません。手っ取り早い方法ですが、後継者に現在の主催者と同等以上の熱意と根性が必要です。
その他には、企業などの法人格にサイト全体を権利譲渡する方法もあると思いますが、個人サイトから法人サイトへの移行には様々なハードルがあり、受ける側の法人からすれば、よほど魅力のあるサイトでなければ食指は動かないでしょう。また、法人ではなく、何らかの支援組織のようなグループによる存続支援体制作りができないかとも考えたことがありますが、個人サイトの取りまとめには相当のエネルギーが要ることが予想できます。
後継者、法人、グループ組織のいずれにしても、強い意志と情熱を持った方が中心となって引っ張っていかなければ、実現にはかなりの困難が伴うと思います。ぜひ皆さんからもご意見とアイディアをお聞かせください。