[75131] 2010年 5月 17日(月)20:37:35 | なると金時 さん |
GWのこと |
いささか前の話になります。
GWのラスト、5日6日と長野・岐阜を旅していました。
もともと、妻が飯田市にある川本喜八郎美術館(人形劇三国志とかで有名な方です)に行きたいと以前から言っていたのですが、京都から日帰りは流石に慌ただしいので、どこかよい宿泊地はないかなあと探していたところ、昼神温泉(昔落合選手が自主トレしてましたね。今でも中日選手会が納会をやってるんでしたっけ)がちょうどよい場所にありました。JTBのパンフで調べたら、飯田駅からの送迎が可能(我が家は車なし)なので、これ幸いと決定。
5日は新幹線で名古屋まで行き、バスセンターから高速バスで飯田へ。途中の瑞浪あたりで事故渋滞はありましたが、13時過ぎに到着しました。事前に予約していた郷土料理屋で昼食をとりましたが、長野(南信)らしく、馬刺し・鯉の煮物・蜂の子が入っておりました。蜂の子は初めて食べましたが、食感は麦チョコみたいな感じでした。ちょっとにおいがあるようで、正直おいしいとまでは思いませんでしたが、「食べられなくはない」というのが実感です。
その後、目的の美術館へ。展示品の入れ替えのため、今回は三国志より平家物語の人形が中心でしたが、楽しく見られました。休日でしたが人は数人で、普段は大丈夫なんだろうかと少し心配してしまいましたが。
時間が余るので、ついでに飯田市の美術館を訪ねたところ、江戸時代の藩主・堀氏関係の展示物が意外に(五万石の小藩)あり、掘り出し物でした。お客もこちらのほうが多かったです。
夕方に旅館のバスに拾ってもらって昼神温泉へ。ここ、所在地は阿智村なんですね。旅館が十軒程度の静かな温泉地でした。お風呂に入ってご飯を食べて就寝。やはり広い風呂に入ると日本人はほっとしますね。
翌日は昼神温泉からバスで馬籠に移動、といってもバス停は神坂(みさか)SAなので、そこからテクテクと歩きです。当初予報では雨とかなっていたんですが、当日は快晴で暑いくらいでした。1kmほどで馬籠に到着。
馬籠は結構観光地っぽいところで、中国人の団体客もいました。お約束の藤村記念館とかをゆっくり見物。藤村ってかなりいいとこの出だったんですね。なんとなく貧しい家の生まれと思ってましたが、失礼しました。あと、この掲示板的興味としては、馬籠は岐阜県に移管されたところですが、道路標識などで、「中津川市」の表示が明らかに何かの上から貼ってある状態になってましたね。
馬籠からはさらに路線バスで妻籠に移動。妻籠からのバスから白人が数人降りてきたのにはビックリしました。なんでこんなところまで知ってるの?妻籠直前のバス停からも白人が乗ってきて、「JAPON」という表紙のガイドブックを読んでいたので、載っているんでしょうか。
妻籠は馬籠以上によかったです。江戸時代の雰囲気(まあ実際知ってるわけではないですが)ってこんな感じだったのかな、と思いました。時期が初夏だったので、燕がいろんな家の軒先に巣を作って飛び回ってました。
妻籠から再びバスで南木曽駅に出、名古屋駅乗り継ぎで京都に帰還。天気が良かったこともあり、気持ちの良い旅行でした。次はどこに行こうかなあ。