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右左府さんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[85744]2014年6月21日
右左府

[85744] 2014年 6月 21日(土)19:50:31右左府 さん
「広瀬区」実現?
東日本大震災の発生を契機に仙台市への人口流入が続いていることは皆さんご存じかと思います。
これに関し、今月上旬河北新報で次のような記事を見つけました。

仙台・青葉区、人口30万超 分区論議、今度こそ?」(6月4日 河北新報オンラインニュース)
 東日本大震災の発生後、人口が増加傾向にある仙台市の中で、特に中心部・青葉区の伸びが著しい。2012年12月に人口30万を突破して以降も、他区を上回るペースで増え続けている。一つの区だけで中核市並みの人口規模になり、かつて市審議会が答申した区割り見直しの検討基準に触れる領域に達した。
(中略)
 ことし5月1日現在の青葉区の人口は30万2977人で、前月に比べ1899人増えた。他区は太白22万5761人(前月比751人増)泉21万6129人(306人増)宮城野19万2413人(626人増)若林13万3477人(566人増)で、青葉区の伸び幅の大きさが目立つ。
 市の試算では、人口は11年にも減少すると予測されていた。しかし、11年3月の震災発生後、市外の被災者や原発事故避難者、復興関係者らが転入し、想定が覆った。
(中略)
 青葉区が30万人を超えたことで、注目されるのは市行政区画審議会が5区制の是非を議論して、01年に当時の故藤井黎市長に出した答申だ。
 5区制の維持が妥当と判断し、旧宮城町地区を青葉区から分区して「広瀬区」を新設する案を見送った一方、「将来的に一つの区の人口が30万人を超え、さらに伸び続けるような場合、区画の在り方を検討すべきだ」と求めていたからだ。
 仙台市は宮城町(当時)と1987年に合併した際、「宮城町地区の人口が5万人を超えたら分区を考える」と約束。同地区は96年に人口5万人を超えたため、98年に審議会が設置された。
 その後も愛子、栗生エリアで住宅整備が進み、住民は増えた。5月現在は約7万1000人で、青葉区の人口を押し上げる一因になっている。
 人口は区割り見直しの水準に達したが、今のところ分区論議について目立った動きはない。市区政課の伊藤勝也課長は「他都市の事例を参考に対応を研究する必要がある。震災後という特殊な状況にもあり、当面は人口が増え続けるのか、落ち着くのかを注視したい」と言う。

「広瀬区」構想については初耳でしたが、ちゃんと落書き帳では話題になっていました。(「広瀬区」を含む記事集
今後分区に向けた動きが本格化するのか?と思いましたが、この1週間後に次の記事が。

青葉区「分区」見極め必要・仙台市長」(6月11日 河北新報オンラインニュース)
 仙台市の奥山恵美子市長は10日の定例記者会見で、青葉区の人口が30万を超え、市行政区画審議会が示した分区の検討基準に達していることについて「東日本大震災以降の人口増加が、今後も長期的傾向として確認できるかどうか見極める必要がある」と当面、動向を見守る考えを示した。
(中略)
 奥山市長は「15年は国勢調査があり、震災発生から4年となる。人口の動きをもう少し注視し、判断したい」と語った。

……と、分区論議は先送りとなりそうです。

本格的な議論には至っておらず、しかし完全に白紙になったわけでもない「見守り」という段階ですが、変遷情報掲載の対象となるでしょうか? >グリグリさん


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