6月28日に公表された2015年「従業地・通学地による人口、就業状態等集計」で全市町村の昼間人口を眺めたり、従業地・通学地を指標とした都市圏を策定したりしているのですが、なにせ、アナログな性格なもんで、なかなか作業は進みません。
気分転換に、
[92954]のクイズ?の正解を発表します。
横浜市
434,302人
調布市
50,606人
東かがわ市
6人
で、夕張市、歌志内市、熊野市、阿蘇市、垂水市には「誰もいない」、というのは何の人数でしょうか?
正解は、東京(特別区部)の昼間人口にカウントされている常住者の数です。もっと正確に言えば、「15歳以上の常住者で、東京特別区部で従業している、あるいは、通学地としている者の人数」です。
横浜市が全国一、東京都内では調布が一番、と知っても、なんも面白くも痒くもありませんが、全国の市でゼロというのが掲げた5市だけというのが驚きです。もっとビックリするのは、東かがわ市に住んでて従業地が東京という人が6人!?。東かがわの例だけではなく、調査結果を見ていると、従業地(or通学地)が常住地の遠隔にあるというのは、枚挙にいとまがありません。
総務省統計局に問い合わせたところ、2015年9月24日~9月30日に東京で仕事をしていたら、従業地が東京になる、と教えられましたが、もちろん、たまたま出張で東京に居たからといってもこのケースは東京が従業地にはなりません。
フーテンの寅さんのように葛飾柴又を常住地としていても、国勢調査の時に石垣島あたりで商っていたら…露天商や外務員がそんなに大勢いるとも考えられないし…。我が国の国勢調査を信頼したいのはヤマヤマですが、うっかり書き間違えたり、中には勤務地を港区と詐称?する方も結構いるのではないかというのが正直なところです。
蛇足:「戦国市盗り合戦」の地図が更新されていますね。香川県はOh!!!ビューティフル