人口は、国勢調査人口を基にした実数により近い推計人口です(国勢調査年は国勢調査人口を使用)。「推計人口」とは、直近の国勢調査確定人口を基準人口として、その後の人口動向を他の人口関連資料から得て、毎月1日現在の人口を算出するものです。総務省統計局で日本国および都道府県の推計人口を、各都道府県の統計部門で都道府県と市区町村の推計人口を算出し公表しています。
人口関連資料については、総務省統計局では、厚生労働省の人口動態統計(出生児数および死亡者数)、法務省の出入国管理統計(出入国者数)、法務省資料(国籍異動)、住民基本台帳人口移動報告(都道府県間転出入者数)などが利用され、各都道府県の統計部門では、住民基本台帳により、出生・死亡・転入・転出のデータを利用します。
一方、「住民基本台帳人口」とは、各市町村に備え付けてある住民基本台帳に記録されている住民の数であり毎月末現在で算出したものです。推計人口は5年ごとに行われる国勢調査人口の確定人口を基にするため、実際の人口に近い数が算出されますが、住民基本台帳人口は、住民票を移さない限り増減はなく、実態の数と乖離する傾向にあります。
なお、北海道については推計人口を公表していないため、国勢調査人口と、北海道が参考値として公表している住基ネットにおける人口から、当サイトで同じ手法で推計人口を独自に算出しています(協力:
白桃市町村人口研究所)