書店の数は減少を続けていますが、書店がない自治体(市町村)の数と市町村合計数に対する書店がない市町村数の比率のランキングです(市町村数には東京都の特別区を含む)。日本書籍出版協会が公開した資料から2015年5月1日現在のデータと、トーハン調査による朝日新聞記事から2017年7月31日現在のデータです。香川県を除くすべての都道府県に書店ゼロの市町村があります。2015年から2017年の2年あまりで、全国の85市町村から書店が消えています。書店ゼロの市町村数の多いのは、北海道(58)、長野県(41)、福島県(28)、沖縄県(20)ですが、ゼロ市町村数の比率では、長野県(53%)、沖縄県(49%)、奈良県(49%)、福島県(47%)、高知県(44%)、熊本県(40%)となっています(2017年データ)。
2017年のトーハンの調査データでは、市で書店ゼロは、北海道の赤平市と歌志内市、茨城県のつくばみらい市、徳島県の三好市、熊本県の合志市、宮崎県の串間市、鹿児島県の垂水市の7市とのことです。また、市町村数には入れていませんが、堺市美原区、広島市東区、同安芸区の政令区にも書店がありません。
出典:
日本著者販促センター 書店が1軒もない自治体の数 日本書籍出版協会の資料より(2015年5月1日現在)
出典:朝日新聞「書店ゼロの自治体、2割強に」トーハンの資料より(2017年7月31日現在)
出典:
日本著者販促センター 書店が1軒もない自治体の数 日本書籍出版協会の資料より(2015年5月1日現在)
出典:朝日新聞「書店ゼロの自治体、2割強に」トーハンの資料より(2017年7月31日現在)