『震度別地震回数』

震度別地震回数を気象庁の震度データベース検索から都道府県別・年別に一覧にしました。全国の数値は日本全体のデータで都道府県の合計ではありません。2024年1月1日発生の能登半島地震の影響で2024年は現時点で石川県が突出しています。

震度観測点には、気象庁、地方公共団体、独立行政法人防災科学技術研究所それぞれが設置したものがあります。気象庁は各観測点からデータを収集していますが、この3つ全てを利用するようになったのは2004年5月26日からとなっています。年別のほか「通算」と表示したデータは、2004年5月26日以降、現在（データ最新日）までの合計です。

通算データについては、2011年3月11日発生の東日本大震災以降、同震災の震源域での地震活動が活発化した影響から、岩手県、宮城県、福島県、茨城県の地震回数が突出して多くなっています。また、2016年4月14日発生の熊本地震の影響から熊本県の地震回数が突出して多くなっています。現時点で震度5弱以上を観測していない都道府県は、愛知県だけです。

【注記】令和6年能登半島地震が発生した2024年1月1日の石川県のデータでは当初震度5強が最大となっていましたが、1月18日発表で1月1日の震度7が追加されました。また、1月25日発表で1月1日の新たな３カ所の震度観測点（震度7, 震度6強, 震度6弱）のデータが追加されました。なお、気象庁の震度データベース検索のお知らせに以下の注記がありました。また、能登半島地震の関連情報のページにも同様の説明がありました。
ーーーー 気象庁 ーーーー
令和６年１月４日 ／「令和６年能登半島地震」の極めて活発な地震活動により、非常に多くの地震が発生しているため、震度データベースに反映されていない地震や震度データがあります。解析作業が完了し次第、順次、反映いたしますので、ご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
「令和6年能登半島地震の関連情報」（2024年01月06日時点）

出典（震度別地震回数）：気象庁の「震度データベース検索」 最新データ取得日:2024年3月11日