[102033] 未開人さん
12年も前に書いた話が今頃引用されて出てくるとは思いませんでした(←しかも自分で書いたことを忘れてる)。
それはさておき、水上村立水上中学校の所在地について、
両町の間に意見の食い違いがあるようです。
ということですが、広報ゆのまえのほうは「(もともと)湯前町(だった場所)にあることになります」と補って読めば矛盾はしないのかな、と。厳密には現地なり役場なりで状況を確認しないとわかりませんが。
これで1つ同じような例を思い出したのですが、群馬県の嬬恋村には浅間火山観光のための施設「
長野原町営浅間園」があります。しかし、これの公式Webサイトの
アクセスの「所在地・連絡先」の欄に書かれている住所はどういうわけか「長野原町北軽井沢」なのです。
広報ながのはら平成29年4月号についている浅間火山博物館(現在は閉館)の無料招待券の裏面の住所もそうなっていますし、群馬県が制作した
平成30年度群馬県民の日記念事業一覧でも同様です。しかしその一方、浅間園の郵便番号である〒377-1405は、日本郵便の
郵便番号検索では「群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原(モロシコ「浅間園」)」となっています。そもそも、長野原町が定めている
長野原町営浅間園の設置及び管理に関する条例では、
嬬恋村大字鎌原字モロシコ1,053番地26に設置する。
と、思いっきり嬬恋村の住所が書かれているのですね。あと、浅間園の公式Webサイトのドメインは長野原町営の施設なのに
http://www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp/
となっていて、嬬恋村(
https://www.vill.tsumagoi.gunma.jp/ )と同じサブドメインが使われているのも不思議です。
ちなみに、オーストラリアのカウラという町には日本人墓地があり、そこは
日本の領土とされているというトリビアがありますが(
[70031]じゃごたろさん)、水上中学校と浅間園はこれの日本国内版とも言える事例なのでしょうか。