[30123]まがみ さん
蒲郡に関しては、語呂が良いからではないでしょうか?(笑
合併前の村名は、蒲形(かまがた)と西郡でしたから、清音の蒲郡(かまごおり)でも良かったのでしょうけれど。
[30127]般若堂そんぴん さん
「蒲」の標準和名はガマです.
(中略)
ガマも,昔は「カマ」と発音されていたのかも知れませんね.
[30134]Issie さん
岩波の古語辞典を見てみたら,「かま」という見出しで出ていました。
万葉仮名での表記例に「加麻」というものがあるそうなので,やはり「かま」だったのでしょうね。
[30135]作々 さん
戦国時代に名将・蒲生氏郷を生んだ蒲生氏やその出身である近江の蒲生郡蒲生町などは濁って「がもう」ですね。それに対して鹿児島の蒲生町は濁らずに「かもう」です。
なんとなく思いつきで綴ったレスでしたが、こんなに幅が広がるなんてなんだかウレシイものですね。
「蒲」地名について。わたしにとってだと横浜の近所の蒲田がおなじみさんですが、それよりも以前に馴染みだったのが大阪市城東区の「蒲生」。特に4丁目は駅名にもなりましたし(馴染みの頃はバス停しかありませんでしたが)。こうやって思い出してみると、元々慣れ親しんだ地名で言えば、語頭が濁った「ガマ」の方が先だったんですね。どーりで、原木に比べて蒲郡は違和感が少ない(というか、実際は無い)訳ですね…。
熟語訓な「蒲生」ですが、同様に「○生」となる地名や苗字も、ざっと見た感じでは読みが「~ou」となる場合とそうでない場合があるようですね。「麻生」が「あそう/あさお/あざぶ…」などと読むように。ので、それに倣えば「かまう/かまお」などと読んでもおかしくないようで(実際地名として存在するかはわかりませんが、MS-IMEの変換では両者とも「蒲生」の変換候補が出ました)。