「支庁を考える」シリーズを、興味深く読ませていただいております。北海道の人間だから、かも知れませんが。
さて、このタイミングに合わせた? とも思ってしまうのですが、
[71685] 8月16日(日)15:02:29 hmtさん
施行日を定める規則が7月に制定されたかどうかは不明です。従って、10月1日施行もどうなることやら。
「7月制定」という話は聞いたことがありません。聞いたことがないので、10月に施行されるわけがないと思っていました。
北海道新聞「
支庁再編、10月施行延期 町村会 農・水課集約に反発」より、一部抜粋。
道は20日、3月末に成立した改正支庁再編条例の施行時期について、目標としてきた10月1日から先送りする方針を固めた。道が示した再編後の組織体制や機能分担案に対し、道町村会などが修正を求めていることから、これらの調整を最優先すべきだと判断した。道は町村会などの理解が得られ次第、条例の施行日を決める方針だが、協議が難航すれば、新体制のスタートは来年度以降にずれ込む可能性もある。
施行日は町村会との協議の後に決められますが、「周知期間」も設けなければなりませんから、とりあえず今年中の施行はないようです。
それよりも気になるのが、「
幌加内町、空知残留の可能性も 」の方。
道の支庁再編の10月1日施行がずれ込む見通しとなったことを受け、空知支庁から上川総合振興局管内への編入が決まっている空知管内幌加内町の森谷広町長は20日、北海道新聞の取材に対し「あらためて町民への説明会を開き、反対が大勢なら空知にとどまる」と述べ、移管希望を撤回する可能性を示した。道によると、同町が空知に残るには再び条例を改正する必要がある。
当初の支庁の再編案では、石狩・空知・後志・胆振・日高が「道央支庁」になり、札幌に支庁が置かれるはずでした。それならば、札幌よりも近い旭川に置かれる支庁管内に移りたいと、幌加内町が要望。
その後、紆余曲折を経て、支庁(総合振興局)は岩見沢に置かれ、支庁の数・範囲も含め、現在とほとんど体制が変わらない予定です。これでは、わざわざ変更を要望した意味がない…ということでしょう。
情勢によっては、未施行のまま再改正される可能性もあります。
道外の人にとっては“地名もどき”としてどうでも良い存在かも知れませんが、道民にとっては違うものと考えます。
と言ったところで、気にしないんでしょうね…。