[91482] ニジェガロージェッツさん
お住いの川崎市についてのご説明もございましたが,小生のような部外者にとって,川崎市の工場地帯のイメージは川崎区のそれにありました。
ここの落書き帳に出入りされている皆様でも川崎市の工業地帯のイメージは川崎区のそれにあることは市民の私でも当然のことと考えております。
実際、川崎区の主に臨港部にいわゆる京浜工業地帯の大工場群が立ち並んでおり、それらのおかげで川崎市の工業生産額の78%を川崎区が絞めています(2014年)。
その一方で川崎市の幸区から高津区にかけての多摩川沿いの平坦地に1930年代から大企業の工場が進出し、そのいくつかは現在撤退したものもありますが、
東芝、
三菱ふそう、
NEC、
富士通、
富士通ゼネラルは今も操業中です。
この結果三菱ふそう、NEC、富士通の工場のある中原区の工業生産額は川崎市全体の12%を占めるようになりこれは川崎区に次ぐ2位の額となっています。
とは言ってもリンク先の地図を見ればおわかりのようにそれぞれの工場が互いに近いところにあるというよりは工場進出後に宅地化された地域の中に大きな工場があるという感じなのであまり工場地帯というイメージは受けないと思います。