[92039] みかちゅうさん
今さらなんですけれど、「市」になることで得られるメリットは何があるのでしょうか? 「市を名乗れるぐらいに発展した」という住民のプライドが満たされること以外の、自治体の権限の拡大や金銭的なメリットという観点です。
今後市への移行が予定されている福岡県那珂川町の経営企画課のサイトに
市になると変わることが紹介されています。
ここによると、市に移行する際に、社会福祉法によって「福祉事務所の設置」が義務付けられており、福祉事務所の事務が自動的に県から移譲され、その結果現在県が行っている障害児福祉手当の認定や生活保護の決定、児童虐待など子育てに関する家庭児童相談などの事務は、市が直接行うことができるようになるのだそうです。
その他に社会福祉主事の配置、家庭児童相談室の設置、母子自立支援員の配置が必要になるそうです。
これらを含めた結果
実際に、町に比べて29もの法律に関する事務が市に移譲されています。
ことになるそうです。
なお、これらの事務経費をまかなうための財源は市になることで地方税の額が変わるわけではありませんので、一部を国からの普通交付税として措置される形になるものと思われます。
また、選挙制度や議会制度において市と町で違いがあるそうですが詳しくは上記サイトにお任せします。
あと当然住所表記にも違いがありますがこの辺については説明が必要ないですね。