あまりこの手の話題に詳しいわけでもありませんが……。
[93070] 通りすがりさん
[93068][93069]のお二方の記事を見て気になったのですが、地区大会への出場校数って大体同じになるように篩っているのでしょうか?それとも、地区大会出場時点では何も選別は行われないのでしょうか?
後者なら、どこがどれだけ出たのか数えてみるのが楽しそうだと思いました。
と思って調べてみたら、地区大会時点ではどこでも出場できるみたいですね。
夏の甲子園の予選の地区大会の場合地区大会への出場の際に各地区の高野連で参加の可不可の選別を行っていることはないと思います。そしてどこの地区に参加するかは参加する高校の所在する地域(各府県ならびに南北北海道あるいは東西東京)で自動的に決まります。
ここに出入りする時点である程度ご存じだとは思いますがそれぞれの都道府県には人口(並びに面積)に違いがありますのでその結果高校の数(厳密に言えば男子硬式野球部のある高校の数)も違いがあります。
2017年の時点で参加校数が最も少ないのは鳥取で、最も多いのは神奈川になり、例えば鳥取の場合優勝するまで最多で5回勝てばよいのに対し、神奈川の場合優勝するまで最多で8回勝つ必要があります。
北海道の南北並びに東京の東西は高校数が同じくらいになるように(あと戦績のバランスも考慮して)境界が引かれているはずです。
2018年の夏の甲子園では埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡も2代表となりますが、やはり高校数が同じくらいになるように(あと戦績のバランスも考慮して)境界が引かれることになるでしょう。
参考:
[93069] ペーロケさん(2018年埼玉)
[62619] Issieさん(2008年神奈川)
話は多少変わるのですが春の甲子園の場合複数の府県(東京と北海道は単独)をまとめた地域ごとに一定の出場枠を与えていることは知っているのですが、この場合高校の数に比例あるいはそれに近い形で出場枠を与えているのでしょうか?
(他人任せですみません。)
追記:各地区の参加校数については主催の
朝日新聞の高校野球のHPの各地方大会のところから調べることができます。……ととりあえず予備情報だけ。結論等を後で書くかもしれません。
追記2:各地区の参加校数(厳密に言えば参加チーム数)を調査。最も多かったのは愛知ではなく神奈川であったことがわかったため修正。参加チーム数は以下の通り。(チーム数の多い順にソートしています。)
神奈川 | 189 |
愛知 | 188 |
大阪 | 176 |
千葉 | 168 |
兵庫 | 162 |
埼玉 | 156 |
東東京 | 134 |
福岡 | 134 |
西東京 | 128 |
静岡 | 112 |
南北海道 | 110 |
茨城 | 98 |
北北海道 | 94 |
広島 | 90 |
長野 | 85 |
新潟 | 84 |
福島 | 78 |
京都 | 77 |
鹿児島 | 73 |
宮城 | 69 |
岩手 | 68 |
岐阜 | 68 |
群馬 | 65 |
青森 | 63 |
三重 | 63 |
熊本 | 63 |
沖縄 | 63 |
栃木 | 61 |
山口 | 60 |
愛媛 | 60 |
岡山 | 59 |
長崎 | 57 |
滋賀 | 51 |
山形 | 49 |
石川 | 49 |
宮崎 | 49 |
秋田 | 47 |
富山 | 47 |
大分 | 45 |
佐賀 | 41 |
奈良 | 40 |
和歌山 | 39 |
島根 | 39 |
香川 | 38 |
山梨 | 36 |
徳島 | 31 |
福井 | 30 |
高知 | 28 |
鳥取 | 25 |
ついでにいうと17チームから32チームまでの地域は優勝するまでに最多で5回、33チームから64チームまでの地域は優勝するまでに最多で6回、65チームから128チームまでの地域は優勝するまでに最多で7回、129チームから256チームまでの地域は最多で8回それぞれ勝つ必要があります。