こんばんは、じゃごたろです。
年末年始は大荒れとなりそうな北日本へと明日旅立つ予定です。
[73354]について。案の定回答はいただけませんでしたが一応その答えを。
Q. 酒田市と鶴岡市の積雪量の"違い"を与える地形的影響を答えよ。
酒田市と鶴岡市というと面積が大きくなってしまい漠然とした感じになってしまいましたが、おもに市役所のある古くからある市街地というピンポイントでもあてはまることで、「積雪量の"違い"を与える地形的影響」として後背地の地形というのが最も大きいです(そういう説の引用があるわけではないのですが)。
酒田市の後背地は大きく広がる田園。つまり平地です。一方旧櫛引町ほどではありませんが、西高東低の気圧配置による北西の風が鶴岡市街を通過すると、そこには朝日山系がせまっています。つまり、酒田市は風がそのまま吹き抜けるのだが、鶴岡市は朝日山系にぶつかって雪雲をつくり雪を降らせる。酒田市と鶴岡市の積雪量の違いはこのような地形的な違いがあることは、庄内地方に住んでいれば経験的に感じることになります。
新潟県で例えるならば、新潟市と長岡市の違いといったところでしょうか。高速道路で新潟県内を通過すると、長岡市周辺では雪が見えるのに新潟市内では雪が無いということが、ままありますすが、これも地形的な違いでしょう。まあ新潟市については、佐渡島というワンクッションの効果も大きいのでしょうが。
ということで、もしかしたらこれが今年最後の書き込みかもしれませんので、皆様良いお年をお迎えくださいませ。