先般(5/1)、さいたま市の「新浦和橋有料道路」が無料化されるという庶民にはとてもありがたい出来事がありました。これは、さいたま市の政令指定都市移行に伴い、埼玉県道路公社からさいたま市に管轄替えになった為の措置です。300mの距離に対して、通行料が150円というとんでもなく高いものでありました。それに伴い車が集中した結果、国道463号の新道と旧道がクロスする本太坂下の交差点では渋滞が悪化するというおまけもつきました。今後は、国道17号(中山道)から17号新大宮バイパスまでの区間の建設が急がれるそうです。この都計道(道場三室線)が未完成のため、首都高速埼玉大宮線の(仮)浦和中央ランプは手付かずのままです。
ところで、手元の浦和都市計画図を見ましたところ、浦和駅付近のJR線は「浦和都市計画都市高速鉄道東日本旅客鉄道東北線」という高架化の計画があります。一番東側の京浜東北線を手始めに順次嵩上げするものです。
http://www.city.saitama.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020046&WIT_oid=saitama::Contents::2379
しかし、よく見ると高架の予定区間には新浦和橋の架かる箇所も含まれており、ここでも場当たり的な都市計画ぶりが発揮されております。
他の県内有料道路ですが、「熊谷東松山有料道路」が来年の11月末に無料開放の予定です。
また、「狭山環状有料道路」が国道16号より南下し一般県道所沢堀兼狭山線と結ぶべく、西武新宿線とのアンダーパス工事など行なっておりますが、一部未買収地があるため開通時期、通行料等未定のままです。
「富士見川越有料道路」は現在富士見市下南畑地先で途切れており、計画では東京外環の和光北ICまで結ぶはずなのですが(都市計画道路 志木朝霞線)片側2車線の中央に高架の有料道路を造る(計画幅員36~42m)という贅沢なものであり、志木市宗岡あたりでは反対意見も多く、用地買収もはかどっておりません。