地理ネタからそれてしまうことをお許し下さい。
[39452]般若堂そんぴん さん
ほかのみなさん
4月3日にフルキャストスタジアム宮城で楽天-西武の試合を見てきましたが、鳴り物のない応援は私も気に入りました。ボールをバットの芯で捉えたときの乾いた音なんかはいいものです。その当日スタジアムに駆けつけた1万4000人のお客さんのうち、西武応援団は約40人。しかも、鳴り物が使えないので西武の攻撃の際にはスタジアムは静寂になります。あの雰囲気は楽天のホームならではだと思いますし、ビジターチームには相当嫌なものに違いありません。また、自分が座っていたのは内野席でしたが、ネットがなくてファウルボールがライナーで飛んできそうでした。攻撃中は目を離すこともできず、飲食などとる暇などありません。たしかにどんなに集中していても避けられない事故はあるでしょうが、野球に集中しようという今回のスタイルは歓迎です。
ただ、このまま鳴り物の応援が日本から消えてしまったら、それはそれで悲しいことだと思います。スタンドからの大きな応援で、勇気づけられるプレイヤーもたくさんいるでしょう。プロ野球では、選手個人のマーチをつくりますね。それは観客がチームやプレイヤーを愛しているからであり、選手個人も嫌だと思う選手はいないでしょう。最近は、大リーグをお手本によさを取り込もうという動きがありますが、応援スタイルという一種の文化まで抑圧するような形をとるのはいかがなものかという気がします。まあ、確かにブラスバンドでの応援はゲームへの注意が散漫になりますから危険ですが、それを覚悟の上で気をつけて応援してほしいものです。