全国の市の数は792。十番勝負の参加者数を30人とみなすと、1回の大会で300の市が解答されます。上手くいけば、3大会で全ての市が解答されるはずですが、中々そうもいきません。同じ市が何度も答えられたり、逆に一度も答えられない市があるわけです。
ここでは、過去10回(45~54)において1度も解答に使われなかった市(誤答除く)の一覧を「ご無沙汰な市」と名付けて、その一覧を作ってみました。第四十五回以降全く姿を見せなかった市は以下の35市ありました。
開催回 | 市名 | | 開催回 | 市名 |
44 | 北秋田市 | | 42 | さくら市 |
| 北茨城市 | | | 十日町市 |
| 海老名市 | | | 伊那市 |
| 日進市 | | | 御殿場市 |
| 貝塚市 | | | 日南市 |
| 赤穂市 | | 41 | 久慈市 |
| 海南市 | | | 常総市 |
| 飯塚市 | | | 笠間市 |
43 | 夕張市 | | | 鉾田市 |
| 恵庭市 | | | 八街市 |
| 本庄市 | | | 磐田市 |
| 鎌ケ谷市 | | | 丹波市 |
| 茅野市 | | 40 | 石岡市 |
| 西尾市 | | | 藤岡市 |
| 朝来市 | | | 八幡市 |
| 山陽小野田市 | | 38 | 淡路市 |
| 八幡浜市 | | 30 | 羽村市 |
| | | | 井原市 |
※表の見方:例えば、北秋田市から飯塚市までの8市は最後に解答(正答)されたのが第四十四回大会である、ということ。
ということで、十番勝負において最も長い期間(正答として)姿を見せていない市は羽村市と井原市でした。この2市で最後に正答したのは第三十回、2011年のお正月大会なので、かれこれ9年間もご無沙汰しているということになります。
羽村市の最終正答は
[77273](スカンデルベクの鷲さん)の問十(男性比率の高い市、順序問題)、井原市は
[77371](今川焼さん)の問一(市の木が松)です。この2市は案外特徴がなく(?)、十番勝負の共通項とマッチしづらいのかもしれませんね。
ちなみに最下位ではありませんが、第四十一回以降姿を見せていない鉾田市。実はたったの2回しか正答に用いられておりません。ここまで不人気な(というか、見向きもされない?)市があるのか……と思うほどです。
次回大会ではぜひともこの市たちにスポットライトを当ててほしいなぁと思いました。