本日行われた
千葉県議会本会議にて、
大網白里町の市制施行に関する議案が可決されました。
知り合いの議員が昨年の選挙で落選したこと、また市町村合併の動きがストップしたことで、千葉県議会のサイトにアクセスすることがしばらくありませんでしたが、今回は前もってカレンダーに書き込み、中継を聞きました。
私の地方自治への関心の原点は、市町村合併以前に町村の市昇格でした。高校2年から3年の頃です。90年代初め、千葉県では袖ケ浦市と八街市が国政調査で人口5万人を超えて単独市制施行を実現、また印西町(当時)で人口が激増し、(新聞で見る限り)当時の町長がかなり熱くなっていた時でした。そんな折、白井町(当時)のいわゆる旧住民層であった高校の担任の先生との間で意見の対立があったことが、大きなきっかけになりました。旧住民層の一般人は市昇格など望んでもいなかったということを、この時知ったのでした。
当時、大網白里町も人口3万人を超え、新聞報道では町長が「将来の市昇格」に言及していました。それから20年、千葉県の中で単独市制を狙える人口を有する町としては最後の市制施行がいよいよ秒読みとなり、感慨深い思いです。