拙稿
[25536]においてご説明できていない、舞子地区西端から明石市域に跨って開発された「明舞団地」については、神戸または明石のどちらの都市に属するかは正直なところ判定できかねます。
住民意識からすれば市域通りの帰属意識にも思えますが、所詮一つの団地に過ぎません。
強いて言えば、明舞団地の「足」となっているJR朝霧駅が、かろうじて明石市域に位置しているので、「明石寄り」かも知れませんが・・・。
加えてもう一つ。
現在の西区の区域、玉津地区や伊川谷地区等には明石駅前を起点とする神戸市バス、神姫バスが運行しています。また岩岡地区へは明石市内の大久保駅がバスの起点となっています。
仮に、これらの地区に住む神戸市民が神戸都心へ出かけ、公共交通機関で帰路へ就いたとします。
その帰路、JRまたは山陽電車の明石駅に着いてからバスに乗り換える訳ですが、ここで、明石駅を降りた際に「帰ってきた」と感じるならば一体どうなるのか?
やや短絡的ですが、
(1)文字通り、住民意識として「明石」に帰属する
(2)住民意識としては住所通り「神戸」に帰属する、この場合、「明石」は神戸の一部だと思っている。
が考えられます。
その一方、明石駅を降りた際に「他都市に足を踏み入れた」と感じる人が居るかどうか?
居たとすればその住民意識としては「神戸」に帰属すると推測出来ます。
もうこのレベルの話になれば、明石駅前のバスターミナルでインタビューでもするしかなさそうです。
拙稿
[25536]の人口推移表のうち、垂水区南部・北部の人口値を訂正しました。第二神明道路北側に位置する「潮見が丘」をうっかり南に入れて計算してしまったためです。失礼しました。