[50056] 2006年 3月 25日(土) 00:35:53 KKさん
本籍の存在意義って、何なのでしょうね。
昔の住民票の役割をも戸籍が担っていた時代と違って、現在の戸籍の本籍はそれほど意義のあるものではないと思われます。
「本籍と戸籍筆頭者」で戸籍の保管場所を探し出すインデックス程度の役割しかないでしょう。
したがって、どこを本籍にするかは、あまりこだわる必要もないとも言えます。
Aさん「結婚後の本籍は、実家におくことにするよ」
→もちろん婚姻後、実家の戸籍に入れておけるわけではなく、単に親の本籍と同一のインデックスであると考える方が正しいとも言えます。
メリットは覚えやすい程度のことでしょう。
Bさん「転勤族で毎年のように住所が変わるが、本籍もそのたびに変えているよ」
→居住地と同一市区町村に本籍をおけば、戸籍謄本の取得には便利でしょうが、戸籍謄本が必要になることはそれほど頻繁にあることではありませんし、特に急ぐときでなければ郵便で請求すればすむことです。
それに、遠い将来(私の場合は近い将来?)Bさんに万一のことがあった場合、相続人が相続手続きであちらこちらの市町村役場から謄本を取り寄せなければならず、面倒だということがあります。
Cさん「本籍は番地だと覚えにくいから、住居表示と同じにしている」
→それで何も問題はないのですが、住居表示番号を使うときは、街区符号の「○番」までとなり、大きな街区や集合住宅がたくさんある場合などは、同一本籍の同姓同名の筆頭者がいたりして紛らわしいことがあるかもしれません。(優秀な市町村職員がCさんの戸籍謄本を同姓同名の他人に交付したりすることはないとは思いますが)
逆に、住居表示地区で本籍を地番にしておけば、他人に本籍を類推されにくく、ひとつのメリットと言えるかもしれません。
Dさん「○○国が○○島を不当に占拠していてけしからんから、ボクはそこに本籍を転籍させるよ」
→本籍ってインデックス程度の意義しかないから、あまり意味があるとは思えないけどなあ!
まあ、好きにしてください。