新潟県三条市は三条市と福島県只見町の間の「八十里越」で工事中の国道289号を利用してこの間の自然と歴史を感じてもらうためのバスを11月まで週2回運行するとのことです。 (
記事)
八十里越の国道は建設開始から40年たってようやく県境のトンネルなどが貫通し工事用道路を使っての往来はできるが一般車は通行できない状態で、全体の完成まであと10年とも20年とも言われています。 この地域では南側を通る六十里越え(国道252号)が悪路で冬期通行止めになるのに対し八十里越は通年利用できる計画でとりわけ只見町住民にとって早期開通が切望されているようです。
関連ですが、2年前の豪雨災害で鉄橋が流されるなどで不通になっているJR只見線・会津川口駅-只見駅間の復旧に関し、JRの記者会見が(2週間前に)ありました。 (
福島民報記事)
内容は厳しいもので多額の復旧工事費用が必要なことに加えJR東日本でもワースト2位の運行収支であるとのことで、行政の対応によってはJR只見線が消える可能性さえあるようです。