白桃さんによる「市の都会度」のデータ、興味深く拝見させていただきました。
全国790市それぞれに色々な一面があって、市と市をを比べて測るのは困難だと思っていましたが、『見える化』していただいたことで、何となく心の中にあったもやもやが解けたような気がします。ランクに正解は無いのかもしれませんが、「市の状況」を表す一つの基準になるかと思います。
白桃さんが単なる『酒好きおじさん』ではないということに、改めて感服させていただいた次第です(笑)。
さてこのデータを眺めていると、私自身の過去の行動と関係していることに気付きました。
本掲示板にも何度か書かせてもらいましたが、私は10数年来に渡って『役場巡り』をしています。まだ未訪の村はあるのですが、市は全部制覇しています。原則、土日を使った1泊2日での訪問になるので、必ずどこかの街に宿泊しなければなりません。宿泊地の重複をできるだけ避けたこともあり、本日時点で全790市のうち184市に宿泊しています。この184市を、白桃さんのデータに当て嵌めてみると、ある法則が見えてきました。
ちなみに私が宿泊地を選ぶ基準は主に以下の3点です。
1.某宿泊予約WEBサイトで手配できる宿があること
2.料金がビジネスタイプ(一人部屋)で4,000~6,000円であること
3.宿泊先の近辺に楽しそうな飲み屋街があること (←これが大事!)
ランク | 対象市数 | 宿泊市数 | | 宿泊率 | | |
G1 | 9 | 9 | | 100% | 全市既宿泊 |
G2A | 18 | 17 | | 94.4% | (未宿泊市)さいたま |
G2B | 60 | 41 | | 68.3% | (未宿泊市)八王子、東大阪、高崎、相模原、船橋、吹田、川口、津、西宮、川越、刈谷、藤沢、岡崎、平塚、横須賀、一宮、高槻、八尾、太田 |
G3A | 42 | 18 | | 42.6% | (既宿泊市)山口、沼津、明石、帯広、呉、日立、熊谷、小樽、釧路、大垣、都城、成田、上越、出雲、苫小牧、松阪、会津若松 |
G3B | 64 | 22 | | 34.4% | (既宿泊市)米子、周南、尾道、伊勢、宇部、新居浜、彦根、豊川、八代、岩国、飯田、室蘭、別府、鹿屋、北見、米沢、延岡、鶴岡、丸亀、高山、防府、桐生 |
G3C | 76 | 15 | | 19.7% | (既宿泊市)唐津、舞鶴、宇和島、新発田、中津、豊岡、横手、霧島、敦賀、北上、日向、薩摩川内、大館、那須塩原、掛川 |
G3D | 89 | 16 | | 18.0% | (既宿泊市)沖縄、伊東、君津、日田、中津川、佐伯、可児、浜田、白河、能代、天草、諏訪、日南、稚内 |
G4A | 110 | 22 | | 20.0% | (既宿泊市)犬山、山陽小野田、島原、日光、熱海、館山、洲本、神栖、名護、萩、宮古島、益田、鯖江、石垣、人吉、網走、八女、奄美、滝川、山鹿、菊池 |
G4B | 95 | 9 | | 9.5% | (既宿泊市)二本松、氷見、小諸、武雄、見附、根室、五島、相馬、出水 |
G4C | 95 | 10 | | 10.5% | (既宿泊市)駒ヶ根、宇城、伊達(北海道)、名寄、紋別、下田、矢板、南魚沼、津久見、笛吹 |
G4D | 72 | 6 | | 8.3% | (既宿泊市)鳥羽、杵築、熊野、宿毛、西之表、雲仙 |
G5 | 60 | 1 | | 1.7% | (既宿泊市)南房総 |
G3とG4で多少でこぼこもありますが、グレードが下がるにつれて宿泊率が低くなっています。特にG1が100%、G5が1.7%とはっきり分かれました。私の宿泊地選びの基準が、白桃さんの「都会度」とリンクしているという証明になるのでないでしょうか(←ちょっと大袈裟かな!?)。
確かにG5の市は「市の中心」がどこなのか判りにくく、なので「飲み屋街」というキーワードも浮かんでこないような気がします。そのため宿泊施設も少なく、泊まる機会が無かったのだと思います。
全市宿泊とは有り得ないでしょうが、今後も少しずつ増やしていって色んな街の夜を楽しみたいです(笑)。