さあ、話題を変えましょう!
ある程度書いて、何かもう少し書いてから書き込もうと思ったまま、置いていた文があります。何を書き足すつもりだったのか記憶が・・・・なので、リンクだけチェック修正してそのままリリースしてみます。
第六管区海上保安本部のHPに
瀬戸内海の浅瀬名についてという記事を見つけました。
岩礁など、浅瀬名の種類や分布が瀬戸内海を中心に記述されていて、
希少地名(海岸)コレクションと一緒に見るとおもしろいと思います。
特に目に付いたのがこれです。
1. クリ、グリ、繰、礁(ぐり)
まず本州の日本海側の男鹿半島沖から関門海峡に至る広い海域では、岩礁は〝くり″(ぐり)の名で呼ばれ、海図上では繰、クリ、グリ、礁と表記されている。漢字は繰と礁が当てられているが、このうち繰は飛島、粟島以外には見られず、他の地域では礁の字が当てられている。
立神コレクションにある京都府の「立神グリ」はおそらくこの「グリ」のひとつなのでしょう。その立神グリの地図リンクを見ると、近くに
中津神グリという地名がありました。
他に少し探してみると、新潟県の粟島の北に
コグリ島、山口県萩市には
西礁(にしぐり)という地名が見つかりました。
「グリ」地名は日本海の海岸沿いに広く分布しているようです。
希少地名(海岸)コレクションにある島根県の「秀具利(ひでぐり)」や「夜母瀬来(よぼせぐり)」もそのバリエーションかも知れません。