[99155]hmt さん
1-12表 都道府県別市区町村数(エクセル:65KB)
そちらのエクセルですが原資料名「国勢調査」とあるので、恐らく下のデータと同じだと思われます、
国勢調査最終報告書にH22まで付属しているのを確認しています。(H27未見)
【参考】
3 都道府県の市区町村の推移(大正9年~平成17年)(エクセル:88KB)
過去に遡って「町村制施行以来の全国市町村数の経年データを求める」
以下の資料類が現存しております。(2系統に分けてご紹介します)
※1【内務省統計報告、記録材料・功程報告・内務省】
M21.12.31(2コマ)・
M22.12.31(3コマ)・
M23.12.31
上記でM21.12.31の町数は12,316、村数は58,998とあり合計は71,314で、
総務省サイトの
市町村数の変遷と明治・昭和の大合併の特徴にある
明治21年 - (71,314) 71,314
と一致します、なお
明治22年 39 (15,820) 15,859
とは一致しませんが、
内務省統計報告(第7回)の右側にM22.12.31現在の市町村数がありそれと同じです。
したがって内務省統計報告の第5回に道府県別内訳が記されているかもしれませんが、
同書の第3~6回は未見のため記録材料・功程報告・内務省で代用しました。
※2【日本帝国統計年鑑】
M21.12.31・
M22.12.31(その1)(その2)・
M23.12.31
双方の資料群は若干異なる箇所があり、※1はM22~29まで町村別内訳が無く※2はM22~29まで沖縄県の区村数が記載されておりません、またおおむね道府県別の市(区)町村数内訳は一致しておりますがしばらくの間完全には一致せず、T4.12.31現在で初めて(市区町村数内訳まで)一致します。
【参考】
大日本帝国内務省統計報告. 第31回
日本帝国統計年鑑. 第三十五
【以下、謎々が得意な方向け?おまけ】
戦前の
国勢調査報告(S10)において全国市町村数が
国勢調査最終報告書(H22)と完全に一致しないのは
なぜでしょうか???(複数箇所で異なるので資料の誤植ではありません)
1920(T9) 12,244 → 12,244(ここだけ同じ)
1925(T14)12,018 → 12,019(以降、国勢調査報告S10では+1)
1930(S5) 11,864 → 11,865(+1)
1935(S10)11,545 → 11,546(+1)