[107640] 勿来丸さん
仰ることを理解できているか分からないのですが、[107637]おがちゃんさん の内容に関わることで合ってるでしょうか。
以前から参加している中で思うこととして、このサイト内で完結する問題の方がスッキリ感は強いです。
関わっていると思います。
[107637]でごちゃごちゃ小難しく書いてしまいましたが、要は(私の個人的意見としては)問四から「スッキリ感」を得られなかったということですので。
[107637]で書いた「権威性」については勿来丸さんの
外部サイトだとアクセスできない可能性があることや、Wikipediaのように内容が変わってしまう可能性があるのは良くないとことなのですが。
こちらの部分と私の主張とで概ね相違ありません。
ですので、今回は「網羅性」についてもう少し詳らかにしてみます。
この「都道府県市区町村」のデータベースはグリグリさんの多大なる労力と多くのメンバーの情報提供によって大変充実してます。
最近だと、「市区町村のシンボル」の整理が印象に残ってますが、他にも人口・面積・人口密度といった基本データは勿論、「地名コレクション」の各コレクションや「市区町村変遷情報」などについても、国内全自治体を網羅してなるべく統一された条件で厳密にまとめられているのです。
そして十番勝負の問題を見ても、全国網羅性が保証されている「都道府県市区町村」内のデータベースを基に作られた問題は、納得感いや「スッキリ感」が強い!
「都道府県市区町村」のデータベースから離れて、十番勝負の問題について見てみると、過去には全国の市について正誤を厳密に網羅的に判断するために、尋常ではない労力が割かれた問題がありました。
特に印象に残っている問題として、
第12回問八や
第47回問一があります。それぞれ当時、解を正確に特定するために、一部メンバーが傍から見て狂気じみた(誉め言葉)努力をされてました。
また、
第22回問十なども、よく全国調査されたものだと驚嘆したものです。
他にも、「スイカの生産量」(
第23回問六)、「可住地面積率」(
第39回問十)、「製造品出荷額」(
第55回問四)といった国の省庁がデータを公表している指標はもちろん、私企業公表のデータでも「全国住みたい街ランキング2010」(
第32回問九)などは全自治体が対象になっており、出題当時は比較的納得感があったように思います。
そのような名問と比較すると、「回答が得られなかったため」という理由で実際の市議会の状況に依らずに正答たりえない市が存在する今回の問四は厳密性に乏しい気がして、ちょっとだけ納得がいかないなあと思ってしまうのです(全市調査をしてランキングを作り直すのは非現実的ですが)。
問四は全792市中42市が「回答が得られなかったため」正答となる資格が無かったわけですが、これが例えば、2-300市ほど欠けていたら、流石に網羅性が損なわれすぎてて問題に採用するにはあまりに弱いデータだと思います。
ただ、「問題に採用するにあたり弱いデータ/強いデータ」の線引きは私にもわかりません。
もしかしたら、1市でもデータの対象から欠けてしまったらそれだけで「スッキリ感」は無くなってしまうのかもしれませんね。
やはり説明が難しいです...