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落書き帳

丹波市に多い姓

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[20901]2003年10月11日
今川焼
[34654]2004年10月31日
今川焼

[20901] 2003年 10月 11日(土)11:53:24今川焼 さん
安達氏 足立氏
[20865] かおらい さん
「安達」さんを「あだち」さんと読みますよね。けど、私の地元では「あんだつ」さんです。
丹波の西部(京都府福知山市・夜久野町や兵庫県氷上郡)あたりでも「安達」を「あんだつ・あんだち」というふうに読みます。
これは、このあたりには「足立(あだち)」姓が非常に多く、それと区別するため「あんだつ・あんだち」と読み慣わしたのが定着したのかもしれません。(想像ですが)

もともと関東の地名である「足立」姓がこの付近に多いのは、武蔵国足立郡の豪族で鎌倉時代初め源頼朝に重用された足立氏が、北条氏の天下となったのち丹波の西部(今の氷上郡青垣町)へ地頭職としてやってきて織田信長の丹波攻めでまで、300数十年間このあたりを支配したことの名残りによるようです。そのため今でも特に青垣町などは町民の3~4割くらいは「足立」さんです。
[34654] 2004年 10月 31日(日)20:51:43【1】今川焼 さん
Re:♪今日でお別れ
氷上郡と郡内6町もあと3時間あまりとなりました。

[34634] 軒下提灯 さん
ちょっと柏原町のことを教えて下さい。
何度も訂正ありがとうございます。
柏原町の村の変遷についてですが、私も不勉強で申し訳ありませんが、いつどのようにしてまでわかりません。図書館へ行って町史を丹念に調べればいいのですがなかなか時間が…。氷上郡は[34619]のリンクでも紹介したように、もう集落ごとに領主が違い、また時代によって領主の移動があったりして非常に複雑です。
柏原町ではありませんが山南町の村の変遷なら、山南町商工会が作っている漢方の里さんなんの中のふるさとの歴史に太閤検地のときの14村が、江戸期から大正時代まで分村を繰り返していく様子が書かれています。明治20年に合併が一つありますが(福本村+片山村=山本村 ←おっ合成地名ですね。コレクションには該当するかな?)その他のすべてが現在の大字として受け継がれています。
それからそのページの中で、戦国時代この地を治めていた久下氏が
領地であった石戸山を新屋庄の名主百姓に売り渡している。
とありますので、現柏原町の石戸は、新屋からの分村だと思われます。

それから、合併に伴う字名変更ですが、合併にあわせて柏原町で小字(自治会)の分割はありますが、他の5町を含めて、大字の統合というような動きや要望があったという話は聞きませんねぇ。行政側から働きかけることも「労多くして益少なし」ですから考えられない話ですが。

最後に申し訳ありませんがちょっとだけ蛇足です。「佐治」は、平安時代の延喜式にもある古くからの地名でもあります。また「久下・上久下」も村名となるのは明治ですが、地域名ではそれ以前から久下谷という呼び方があったようです。鎌倉時代に武蔵の国(熊谷市あたりかな)からやってきた久下氏に由来する地名だと思います。そういえば吉見村(現市島町)の吉見も武蔵の国(大里町あたり?)ゆかりの吉見氏と関係がありそうです。(すみませんこのあたりは未調査です)

※誤字訂正


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