昨日は沖縄県知事選挙を始めいくつもの選挙があった訳ですが、石川県では白山市長選挙が行われました。
実は白山市長選挙は2回続けて「松任出身の現職」VS「旧郡部出身の新人」という構図になっています。
前回は現職の作野広昭市長が前美川町長の竹内信孝氏を1万票以上の大差で破って当選しているのですが、今回は逆に白山麓出身の前県議・山田憲昭氏が作野市長に7千票近い差を付けて初当選しています。
作野市長は初当選後積極的に行政改革を進めてきたのですが、その一端として旧郡部の様々な施設を廃止・縮小しており、松任と旧郡部の格差が拡大していると言う声が聴かれます。
(余談…多方面で有名であった
「美川 県一の町」の看板を撤去したのも作野市長)
今回の選挙結果はその不満が票として顕れたものと捉えられています。
さて、新聞等で初当選した山田憲昭氏の経歴を見ると、「旧吉野谷村長や県議5期を務めた」とあります。(
参考)
お歳は現在63歳とのことなので、村長としての経歴次第ではもしかして?と思い確認してみました。
吉野谷村のwikipediaによると、山田氏は昭和63年10月10日に吉野谷村長に就任しており、2期目の任期途中である平成7年3月10日に村長を辞任しています。
(その直後の石川県議会議員選挙に出馬し初当選)
山田氏の公式HPに書かれている生年月日と付き合わせると、吉野谷村長就任時は37歳ちょうどとなります。
と言うことでグリグリさん、「若年で当選した首長一覧」への追加をお願いいたします。
なお、山田氏の白山市長としての任期は12月5日からです。
さらに余談。
これで白山麓旧5村のうちの4村にお一人ずつ該当者がいることになります。
残る1村…尾口村に該当する方がいなかったのか、もう1回調べて見ないといけない気がしてきました。