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ニジェガロージェッツさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[66862]2008年9月24日
ニジェガロージェッツ

[66862] 2008年 9月 24日(水)22:33:23ニジェガロージェッツ さん
稜線規制
神戸は震災(平成7年1月17日)から数えて今日で5000日目を迎えました。
「え! もうそんなに?」と言うのが率直な感想ですが,被災後の生活は一向に好転しません。というより,被災直後の方が,将来の復興など,夢のある生活をしていたような気がします。

さて,神戸についての話題を少々。

[66805] 小松原ラガー さん
景観条例
神戸の特徴である六甲山脈(神戸背山)の海からの景観を保護するために建物の高さを規制する,具体的には兵庫区の北にある菊水山(標高459m―山頂は北区)から灘区西端の摩耶山(標高702m)までの稜線が「ポーアイしおさい公園」から見えるように,云わば「稜線規制」ですが,これだと生田・葺合の市街地のほとんどが規制の範囲に掛かる一方で,西隣の兵庫区,東隣の灘区の市街地は範囲外になります。
そのうちリンク切れになるでしょうが,神戸新聞のニュースに起点からの景観の画像が出ています。ご参考まで。
小松原ラガーさんは記事の最後に東灘区の御影に建設の47階をリンクされていますが,今回の景観条例には全く無関係ですのでご安心の程。

ところが,引っ掛かりそうな計画がひとつ。
三ノ宮駅の東に近接する,葺合の旭通4丁目に54階建ての再開発ビルが計画されています。神戸市のサイトにも旭通4丁目地区第一種市街地再開発事業のページが公開されています。現場を見ると現在は広大な更地となっており,一部にこれを利用して駐車場が営業していたり,一部では「雲井遺跡」なる遺跡調査が行われており,再開発用地全域で遺跡調査が平成21年9月頃まで予定されており,ビルの建設作業はそれ以降になることでしょう。建物の高さは176mだそうですから,三宮で160m以上が規制となれば,もろに「稜線規制」に抵触します。
ただ,三宮からやや東にずれている分だけ,背景の稜線は,より標高の高い摩耶山に近くなり,微妙なところです。

そこで,実際に25000分の1の地形図に線を引いて確かめてみました。
景観の起点を「ポーアイしおさい公園」の北端に取ると,そこから旭通4丁目の再開発計画地区までは2.7kmです。その延長上の背景の稜線は「布引ハーブ園」のある世継山(標高417m)から摩耶山に至る尾根にあり,ちょうど六甲全山縦走路の「稲妻坂」の途中に当たります。ここでポーアイの起点からの距離は5.6km―標高は450mです。更に「ポーアイしおさい公園」からだと稲妻坂よりもっと奥にある,(地蔵谷の北側に聳える)「黒岩尾根」が見えるはずです。旭通4丁目の背後では,ちょうど黒岩尾根の途中の標高606mのピークにあたり(ここには昔の神戸市境界標石があります),距離は6.45kmです。
そこで,基点の公園を標高0m,旭通4丁目標高20mと仮定して
「稲妻坂」を守れば 196m
「黒岩尾根」を守れば 233m
の高さまで建設可能となります。
さて,再開発計画がどのように進むかが楽しみです。

話は変わって,小生個人的なことですが,最近の休みの日は神戸背山歩きに興じています。昨日はJR元町駅を出発して→再度公園→黒岩尾根→摩耶山→六甲山上→アイスロード→鶴甲→JR六甲道まで歩いてきました。先週は新長田→高取山→菊水山→鍋蓋山→再度公園→JR元町,2週間前はJR元町→大竜寺→市が原→稲妻坂→天狗道→摩耶山→新神戸など,このように毎週違う好きなコースで気軽に登山道を選べる,しかもそれらが都心に近接したところにある神戸という街のロケーションの贅沢さが地元ながら嬉しくなります。
6月頃から背山歩きを始めましたが,この3ヶ月の間に体重の1割を削ぎ落としました(笑


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