2014年中に認知症により行方不明となった人の都道府県別人数と65歳以上人口に対する比率です。全国の警察に2014年中に届け出のあった認知症の行方不明者は10,783人(前年比461人増)で、このうち168人の所在が分からなかったことが、警察庁のまとめで分かりました。男女別の内訳は、男性6,130人、女性4,653人。都道府県別では大阪が1,921人で最多で、兵庫県が1,207人、愛知県が894人で続いています。警察は、家族などから「行方不明者届」を受理し、認知症の不明者を捜索し、不明者の身体的特徴や着衣などの情報をデータベースに登録しています。2014年以前を含めて届け出のあった認知症の行方不明者のうち、2014年中に所在が確認された人は10,848人。内訳は、警察などが発見6,427人、帰宅などで確認3,610人、死亡429人、などでした。全体の97.2%は1週間以内に所在が確認されていますが、確認まで2年を過ぎていた人も73人いました。認知症の行方不明者の集計は2012年から実施し、届け出があったのは2012年が9,607人、2013年が10,322人と年々増えています。
出典:
警察庁 2015年6月25日 / 統計局
人口推計(平成26年10月1日現在)
認知症行方不明者【65歳以上人口10万人あたり】
昇順(人)
1 | 東京都 | 8.4 |
2 | 和歌山県 | 12.5 |
3 | 千葉県 | 13.0 |
4 | 青森県 | 13.8 |
5 | 静岡県 | 14.1 |
6 | 岩手県 | 15.0 |
7 | 北海道 | 15.3 |
8 | 島根県 | 15.4 |
9 | 山梨県 | 15.6 |
| 鳥取県 | 15.6 |
11 | 長崎県 | 16.5 |
12 | 宮崎県 | 17.2 |
13 | 宮城県 | 17.5 |
14 | 神奈川県 | 17.9 |
15 | 埼玉県 | 18.9 |
16 | 長野県 | 19.7 |
17 | 秋田県 | 20.4 |
18 | 大分県 | 20.5 |
19 | 高知県 | 21.9 |
20 | 鹿児島県 | 23.4 |
21 | 山口県 | 24.3 |
22 | 沖縄県 | 25.2 |
23 | 佐賀県 | 25.3 |
24 | 新潟県 | 25.6 |
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25 | 三重県 | 26.9 |
26 | 福島県 | 28.1 |
27 | 石川県 | 29.7 |
28 | 福岡県 | 31.0 |
29 | 山形県 | 32.0 |
| 全国 | 32.7 |
30 | 広島県 | 33.4 |
31 | 群馬県 | 33.5 |
32 | 栃木県 | 34.3 |
33 | 滋賀県 | 35.2 |
34 | 茨城県 | 38.9 |
35 | 福井県 | 39.1 |
36 | 岡山県 | 39.4 |
37 | 愛媛県 | 41.9 |
38 | 香川県 | 45.1 |
39 | 熊本県 | 46.0 |
40 | 岐阜県 | 47.4 |
| 徳島県 | 47.4 |
42 | 奈良県 | 48.3 |
43 | 愛知県 | 51.7 |
44 | 富山県 | 62.6 |
45 | 京都府 | 63.3 |
46 | 兵庫県 | 82.7 |
47 | 大阪府 | 84.7 |
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出典:
警察庁 2015年6月25日 / 統計局
人口推計(平成26年10月1日現在)
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