第二次大戦後のシベリア抑留による死亡者については、厚生労働省が資料に基づく調査を実施しています。2007年からは身元が判明した抑留死者の名簿をウェブで公開し始めました。当初は出身地情報が明記されていませんでしたが、2014年8月からは都道府県名が付記されるようになりました。これを受けて、2014年9月21日に主要新聞社が一斉に都道府県別のシベリア抑留死者数を公表しました。さらに、2015年4月30日には、ロシア連邦政府等から提供された抑留者に関する資料に基づき、新たに10,723人分の名簿を追加公開しました。その際、出身地が特定された都道府県別の死亡者数のデータも更新して公開しました。また、その後も追加調査結果が継続的に発表されています。
旧ソ連およびモンゴルで死亡した日本人は55,000人と推計されていますが、今回公開された37,789名の都道府県別のデータは、旧ソ連抑留中の死亡者でモンゴルでの死亡者は含まれていません。なお、樺太出身者は北海道に含まれています。
その後、モンゴル地域と旧満州樺太等のその他地域での死亡者数の都道府県別データが公開されましたので、旧ソ連地域(シベリア地域)に加え、3地域の合計数を新たにランキングしました。
合計数【割合】
降順(%)
1 | 東京都 | 5.4% |
2 | 北海道 | 4.6% |
3 | 新潟県 | 3.3% |
| 広島県 | 3.3% |
| 愛知県 | 3.3% |
6 | 大阪府 | 3.2% |
| 静岡県 | 3.2% |
8 | 福岡県 | 3.1% |
9 | 山形県 | 3.0% |
| 鹿児島県 | 3.0% |
| 長野県 | 3.0% |
12 | 兵庫県 | 2.7% |
| 熊本県 | 2.7% |
| 茨城県 | 2.7% |
15 | 千葉県 | 2.6% |
16 | 福島県 | 2.5% |
17 | 秋田県 | 2.4% |
| 山口県 | 2.4% |
| 岩手県 | 2.4% |
| 埼玉県 | 2.4% |
21 | 神奈川県 | 2.3% |
22 | 愛媛県 | 2.2% |
23 | 青森県 | 2.1% |
24 | 宮城県 | 2.0% |
|
| 岡山県 | 2.0% |
| 岐阜県 | 2.0% |
27 | 栃木県 | 1.9% |
28 | 大分県 | 1.8% |
| 群馬県 | 1.8% |
30 | 長崎県 | 1.7% |
31 | 島根県 | 1.5% |
| 和歌山県 | 1.5% |
33 | 佐賀県 | 1.4% |
| 京都府 | 1.4% |
| 高知県 | 1.4% |
36 | 香川県 | 1.3% |
| 三重県 | 1.3% |
| 宮崎県 | 1.3% |
39 | 山梨県 | 1.2% |
| 徳島県 | 1.2% |
41 | 石川県 | 1.1% |
| 富山県 | 1.1% |
43 | 奈良県 | 0.9% |
| 滋賀県 | 0.9% |
45 | 鳥取県 | 0.8% |
| 福井県 | 0.8% |
47 | 沖縄県 | 0.3% |
| 全国 | 100.0% |
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