[105298] 白桃さん
首都圏にあって特異とも言える中心機能を持つ立川、厚木。
私の勝手なイメージでは、立川は近年八王子の商圏を奪取しつつある伸び盛りの市、一方の厚木は海老名に押されてその地位を徐々に落としつつある市という印象です。
そんな両市ですが、以下の数字を見る限り、やや性格が異なるように見受けられますね。一言でいうと厚木のほうがやや地方都市色が強いと言えるでしょうか。
(就業者の産業別の内訳)
市名 | 第2次産業 | 第3次産業 |
立川 | 11.6% | 84.5%(注1) |
厚木 | 28.3% | 68.1%(注2) |
(注1)厚木との比較において、相対的に卸売・小売、医療福祉、情報通信、金融保険などの割合が高い。
(注2)立川との比較において、相対的に運輸・郵便、学術研究・技術などの割合が高い。
(常住者の自市内での従業・通学率)
蛇足ですが、流入人口を見ると相模原79,539人、厚木78,077人、町田76,282人と近隣3市で拮抗しているのが面白いです。また、冒頭に「立川は近年八王子の商圏を奪取しつつある」と書きましたが、流入人口では八王子が113,717人と、まだまだ立川73,688人を圧倒していますね。