一昨日になりますが、国土地理院にある都道府県庁間の距離データを利用して、次の2つのランキングを作成しました。
都道府県間距離
都道府県間距離・詳細
都道府県間距離は、47都道府県の都道府県庁間の距離の中から、都道府県ごとに、最も近い都道府県、次に近い都道府県、最も遠い都道府県、次に遠い都道府県について一覧にしました。都道府県庁間の距離が最も近いのは滋賀県庁と京都府庁間の10.5kmです。都道府県庁間の距離が最も遠いのは北海道庁と沖縄県庁間の2243.8kmです(当然ですが)。最も近い都道府県庁までの距離が一番遠いのは沖縄県で、鹿児島県庁までの距離は655.7kmです。もっとも近い都道府県庁が100kmを超えるのは、沖縄県と北海道に加え、青森県、新潟県、島根県になります。
お互いに最も近い都道府県、すなわち相思相愛の組は13組ありますが、距離の近い順に並べてみます。
相思相愛県 | 距離 |
滋賀県・京都府 | 10.5km |
埼玉県・東京都 | 19.0km |
大阪府・奈良県 | 28.7km |
岐阜県・愛知県 | 28.8km |
岡山県・香川県 | 37.0km |
福岡県・佐賀県 | 41.1km |
宮城県・山形県 | 44.6km |
富山県・石川県 | 53.6km |
茨城県・栃木県 | 56.3km |
広島県・愛媛県 | 67.7km |
山梨県・静岡県 | 78.1km |
岩手県・秋田県 | 90.1km |
宮崎県・鹿児島県 | 90.8km |
一方、神奈川県はどこからも本命にはなっていませんが、次に近い都道府県(当て馬?)としては、埼玉県、千葉県、東京都、静岡県の4都県から選ばれています。熊本県は、大分県から最も近い県であり、残りの九州5県からも次に近い県となっています。まさに九州の中心です。最も遠い都道府県は、北海道と沖縄県のどちらかになりますが、沖縄県から北海道に切り替わるポイントが、面白いことに、都道府県コード順の島根県までが沖縄県で、岡山県からは北海道になっています。
都道府県間距離・詳細は、47都道府県の都道府県庁間の距離について、都道府県ごとにすべての都道府県庁間の距離を一覧にしました。自身を除く46都道府県庁への距離の平均が最も短いのは、滋賀県(368.6km)、京都府(368.8km)、岐阜県(372.0km)の順になります。滋賀県が日本の中心と言えるかもしれません。