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TGRSさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[28772]2004年5月30日
TGRS

[28772] 2004年 5月 30日(日)14:24:00TGRS さん
市町村合併と地方自治体コードのこと。
[28714]はやいち@大内裏さん
[28719]夜鳴き寿司屋さん
[28751]月の輪熊さん
岡山県に加賀郡設置

なるほど、新郡設置。情報ありがとうございます。
ということは、地方公共団体コード(自治体コード)は33681になるのですね、多分。もともと岡山県は郡の数が多いので、けっこう下3桁が大きい番号になりますね。ちなみに下3桁の最大は兵庫県三原郡南淡町の704です。

市町村合併が進むと、地方公共団体コードもいろいろ変わってくるわけですが、非常に気になる物件があります。

地方公共団体コードの下3桁は各都道府県内の市区町村を表す数字で、東京都西多摩郡は301~319が割り当てられているように、1郡につき19町村が入れるようになっているのですが(北海道は支庁単位に29ずつ、その他若干特例あり)、長野県下伊那郡(401~419)は“満員”状態です。下伊那郡に属する町村は17ですが、合併によって(名前が)消滅した自治体の番号は欠番になりますので、その2つ分です。

下伊那郡に、新たな町村が設置されることになると、番号はどうなるのでしょうか。
現在合併協議会設置にまで至っているところは、飯田市+喬木村+上村+南信濃村→飯田市、松川町+大鹿村→松川町、がありますが、前者の3村は欠番になりますし、後者も松川町の名称が変わらないので大鹿村が欠番になるだけです(大鹿村が松川町に編入しますが、編入か新設かは関係なく、純粋に名称だけがキーとなります。三次市は新設でしたがコードは変わっていません)。しかし、郡内では他の合併話もありますので、新たな名前の町村が設置される可能性はゼロではありません。

上で「その他若干特例あり」と書いたのですが、沖縄県島尻郡は、コードを設定する段階で20町村あったので、341~369が割り当てられています。島尻郡に久米島町が新設されたときには、この特例に助けられた(?)感じです。

ところが、削除された番号は永久欠番になるしくみから考えても、時期が違えど同じ番号が存在するのはご法度と思われるので、長野県の事例ではいまさら番号をずらすわけにはいきません。ウルトラCとして、前の上伊那郡には381~399が割り当てられていますが、実際は388までしか使われていないので、391~399を下伊那郡に譲る、ということを考えました(400は現在、下伊那“郡”として使うことのある番号なので重複使用ご法度ルールからすると使えない)。上伊那郡はこれ以上町村が増えなそうなので、1つくらい空けとけばいいかなぁ、でも先のことはわからないし、だったらいっそのこと郡新設みたいに長野県の最後に621~649(新)下伊那郡、という割り当てにしてしまったほうがいいのかなぁ、など、考えだすとキリがありません。

ところで「その他若干の特例」には、東京都の大島、三宅、八丈、小笠原各支庁と長崎県対馬支庁はその支庁の範囲をもって1郡とみなす、という特例がありました。東京都の各支庁は郡がないのでいいんですけど、対馬支庁には上県郡・下県郡という郡があったにも関わらず。なんでかなぁと思っていたのですが、結局対馬市の発足とともにあっさりこの特例も無効となってしまいました。

なお、地方公共団体コードはJIS規格と同じ仕様になっています(地方公共団体コードには6桁目があるバージョンもありますが、これを5桁として)ので、以下のJIS規格をご覧いただくと、私のややこしい文章も多少読みやすくなるかもしれません。
http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=3662


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