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都道府県市区町村の配列順はどのように定められるのか?

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記事数=36件/更新日:2006年2月5日/編集者:YSK

都道府県や市区町村には「地方公共団体コード」などと呼ばれるコード番号が付けられています。これらはどのような基準で付番されているのでしょうか?また、この「地方公共団体コード」のほかにも、いろいろな並べ方があるようです。

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[140]2001年2月8日
M.K.
[927]2002年2月18日
Issie
[8334]2003年1月28日
まがみ
[9522]2003年2月20日
BANDALGOM
[9526]2003年2月20日
Issie
[9557]2003年2月21日
Issie
[9865]2003年2月26日
Issie
[12003]2003年3月28日
Issie
[16040]2003年5月27日
TGRS
[16127]2003年5月29日
Issie
[16141]2003年5月30日
ken
[23832]2004年1月16日
稲生
[23842]2004年1月16日
Issie
[24037]2004年1月22日
TGRS
[24069]2004年1月23日
稲生
[27452]2004年4月18日
Issie
[28772]2004年5月30日
TGRS
[28820]2004年5月31日
BANDALGOM
[28892]2004年6月2日
TGRS
[34011]2004年10月9日
Issie
[34029]2004年10月10日
PUFF
[34032]2004年10月10日
M.K.
[34038]2004年10月10日
Issie
[34057]2004年10月11日
Issie
[34066]2004年10月11日
EMM
[34130]2004年10月13日
ゆう
[34170]2004年10月13日
M.K.
[34228]2004年10月15日
猫使い
[34275]2004年10月17日
猫使い
[34419]2004年10月23日
まがみ
[34434]2004年10月23日
Issie
[45269]2005年10月1日
がっくん
[45302]2005年10月1日
がっくん
[46519]2005年11月6日
Issie
[48700]2006年1月24日
がっくん
[48912]2006年2月2日
てへへ

[140] 2001年 2月 8日(木)22:20:46M.K. さん
年功序列?
 二度目の書き込みになります。せっかくレスをいただいたのに、しばらくネット環境から離れてしまったため、ご挨拶が遅くなってすみません。そして「全国の市一覧」のページには名前まで載せていただいてしまい、赤面しながら恐縮しています。ありがとうございました。

 さて、オーナー グリグリさんとIssieさんとのお話で、既に決着をみたかの「市制施行日」の件と関係あるようで無いような……。
 私が個人的に整理している都市のデータに、数年前から導入している配列のしかたがあります。それは「全国市長会」が使用している、全国地方公共団体コードの順とはまったく違う、都市の「年功序列」に基づくならべ方です。
 (全国市長会のホームページ http://www.mayors.or.jp/ )
 これによると、各都道府県ごとに市を並べるとき、(1)まず政令指定都市が指定された日の順に並びます。(2)次に一般の市は、地方自治法上は合体による「リセット」を経ていようとなんだろうと、現在の市域の中に最初の市が誕生した日の順、ということで統一されているようです。
 したがって、「いわき市」なら合体したうちでいちばん早く市になった「平市」が誕生した日の位置に、「西東京市」は「田無市」「保谷市」が誕生した日(同日)の位置にくるわけです。他にも、「上越市」「あきるの市」「東大阪市」などが置かれている場所、岩手県や和歌山県の市がコード順と違う「年功序列」できれいに並んでいるのなどを見ると、なかなか興味深いですよ。あくまで個人的な整理のうえでですが、ルールが統一されているので役立っています。

 全国市長会館が発行する『日本都市年鑑』の何年版かを見たときに、「市制施行日」ともちょっと異なる「置市時期」という概念が示してあったのを思い出しました。ここでは、札幌市や那覇市について、北海道と沖縄に「市制」が適用されていなかった当時の「北海道区制」「沖縄区制」に基づいて区となった日を「置市」の日と扱っていたようですが……記憶が定かでないので、あらためて確かめておきます。

 周南市……これは構想段階で一般に呼ばれていた市名で、また合併協議会が行った公募では確かに1位となったのですが、まだ本決まりとまではいかないようですね。
 合併するかどうかといういちばん重要な問題が、これから住民の意向を確認した結果にかかっているもようです。
 山口県の3市2町合併協議会のホームページは下のURLです。
 http://ww5.tiki.ne.jp/~shunan-gp/
[927] 2002年 2月 18日(月)22:07:32Issie さん
千島
> 千島3郡は「昭和26年10月放棄」

これはサンフランシスコ条約が1951年9月8日に調印されたからでしょうね。
約1ヶ月のズレは,調印後の国内での事務処理のせいでしょうか。
条約が発効したのは1952年4月28日のことです。

現実がどうであれ,日本の領土であり日本政府の統治下にあるべき地域をソ連が「不当に占拠」しているという立場にある日本政府としては当然の主張ですね。これを“第三国”が認めるかどうかは全く別の次元の問題ですが。

当然,樺太庁以下の行政組織も1945年8月に「消滅」しているのですが,建前上,正式な手続きによる「廃止」はもっと後に行われているはずです。でも私はまだ,それに関する法令を見つけ出していません。

こういう次第ですから,領有権を「放棄」した得撫以北の千島列島と南樺太についてはともかく,択捉以南の“南千島”の行政区画は現在も「廃止」されてはおらず,占領された1945年8月半ば当時の状態で「凍結」されています。
つまり,形式上は国後郡以下の5郡6村の行政区画は「存在」するけれども,この区域に地方自治法は施行されておらず,当然に各町村はこの法律による自治体ではない(そもそも区画は存在しても,それぞれの行政機構は存在しない)。
なお,旧憲法下でも得撫以北の“中千島”“北千島”を含めて,千島列島の“村”には自治制は布かれず,したがってこれは「自治体」ではありませんでした。

実は,自治省が編成した「地方公共団体コード」ではきちんとこれらの村にも番号が与えられているのです。
 01695:色丹郡色丹村
 01696:国後郡泊村
 01697:国後郡留夜別村
 01698:択捉郡留別村
 01699:紗那郡紗那村
 01700:蕊取郡蕊取村

なお,北海道では支庁にコード番号が与えられていて,郡は無視されます。これらの各村は「根室支庁」に属します。
[8334] 2003年 1月 28日(火)12:19:25まがみ さん
市区町村の住所・電話番号
[8331]あきよ さん
そこで、各市町村役場の住所、電話番号などが必要になるのですがあちこちのサイトを探してもどうも適当なものがありません
こんなのはどうでしょうか。
財団法人地方自治情報センター、というところのホームページですが、その中の「地方公共団体コード」というページに、各市町村の役所・役場の所在地・電話番号が掲載されています。また、データをダウンロードできるようにもなっています。
http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/
[9522] 2003年 2月 20日(木)18:52:26BANDALGOM[地域研究家] さん
Re: 新・静岡市の市町村コード
[9516]startさん
静岡市と清水市の合併はあくまでも新設であり編入ではないので新・静岡市のコードはさいたま市のように市部の最後に付け足されて22222になるはずです。
でも、市名は変わらないので静岡市のコード(22201)を引き継ぐ可能性もあるような気もします。
市と市、町村と町村の新設合併で、一方の名を引き継ぐ場合には、名を引き継ぐ市町村のコードを引き継ぎます。
したがって新・静岡市は「22201」です。

この他、新・南部町は現・南部町の「19366」、過去のケースでは旧篠山町が昭和50年、篠山町・城東町・多紀町の新設合併で、篠山市誕生前の「篠山町」になった時、旧旧篠山町の「28661」を引き継いでいますね。

IssieさんのHPを見ながらレスさせていただきました。
[9526] 2003年 2月 20日(木)21:03:09Issie さん
Re^2: 新・静岡市の市町村コード
[9516]startさん
[9522]地域研究家 さん
市と市、町村と町村の新設合併で、一方の名を引き継ぐ場合には、名を引き継ぐ市町村のコードを引き継ぎます。

…とは限らないかもしれません。
「市町村コード」(と,面倒なのでとりあえず呼んでおきましょう)でそのように明確に規定してあるならそれでよいのですが,今ここでは確認できません。

岩手県の場合,1991年に(旧)北上市および和賀郡の2町村の「合体」によって「新設」された(新)北上市は,旧市のコード番号である 03206 をそのまま引き継いでいます。
けれども,一関市(03209)や釜石市(03211)の方が後に来ています。
釜石市が発足したのは1937年,一関市は1948年で,それぞれ岩手県では2番目・4番目の「市」ですから,そのまま来ればそれぞれ 03202,03204 となるはず(この順番だと北上市は 03208 になるはず)です。ところが一関市は1955年の1月,釜石市は同年の4月に周辺町村と合体して(新)一関市,(新)釜石市として改めて「新設」されたときに,市の配列で当時の最後尾に回されました。その結果,一関市は9番目,釜石市は11番目の市として扱われ,コード番号もそのように振られています。
両市の「合体新設」は市町村コード導入よりもずっと前で,最近の北上市の場合はそのような措置が採られていないのですが,両市のように後に回されるケースもあるかもしれません。

ただ,(新)静岡市の場合は「県都」としてトップナンバーの 201 を手放すことはしないような気がします。
ま,これはそのうち「官報」に掲載されるであろう総務省告示を楽しみに待つことにしましょう。…いつ掲載されるのか,皆目わからないのですが。

で,ついでながら,こちらの板の方が盛っているので,地域研究家 さんに合併レス…

最近,別の方からも指摘されているのですが,私のHPで「編入」と「合体新設」とを意識して区別するようになったのは,ごく最近のことです(この板の影響も多分にあったりして)。
何分,大雑把にいくことをモットーにしていますから,「コード一覧」にしろ,「市一覧」にしろ,“古い層”であればあるほど,その辺の区別が大雑把であったりします(特に「市一覧」の方はPC導入以前,15年ほど前の手書きカード時代の古い古いデータが基になっているもので。
徐々に用語や体裁の統一をしていくつもりではありますが,昨年始めたばっかりの「市町村の変遷」でさえ,昨年のものと最近のものとで書式が微妙に違っているほどですから…
ま,そのあたりを差し引いてご利用いただけると,大変に幸いです。

もう1つ。
これも別の方からのメールにお答えしているのですが,「コード一覧」でこれから誕生する市区町村につけたコード番号で,まだ告示で公表されていないものは,とりあえず過去のケースから“帰納法”的に推測したルールを基にした私の「予測」です。
もしかしたら実際に公表されるものとは違っているかもしれません(幸い,さいたま市の区のコード番号は私の予測が当たりましたが)。
これも官報に告示が掲載されて予測と違っていた場合には訂正することにしています。

そこんとこ,ヨロシク。
[9557] 2003年 2月 21日(金)01:34:03Issie さん
Re:全国地方公共団体コード
[9549] startさん
[9550] YSK さん
手元の「全国市町村要覧」には、凡例のページに「コード番号(全国地方公共団体コード)」と書いてあります。

これも名前の1つでしょうし,これ十分だと思いますが,政府の統計等で使用する場合に根拠となっているのは1970年4月1日付で公示された(当時の)行政管理庁の告示によるものと思われます。
そのタイトルは「統計に用いる都道府県等の区域を示す標準コード」。

市町村の異動によるコード番号の改訂が官報に掲載されるときも,この名前で出ていたように思います(あまり気にしていないので,定かではないけれど)。
ただ,(当時の)自治省ではこれ以前,1968年ごろからこのコード表を使用していますから,別の名前もあったかもしれません。

また,このコード表はJIS(日本工業規格)にも採用されているようです。そこでも違う名前で呼ばれているかもしれませんね。
[9865] 2003年 2月 26日(水)18:08:59Issie さん
続・市町村コード
本日付の「官報」に
 統計に用いる都道府県等の区域を示す標準コードを定めた件の一部を改正する件(総務省告示157~159)
というのが掲載されていました。
広島県で今回行われる(た)市町村の再編にかかわるものです。

…というわけで,あれはお役所では「統計に用いる都道府県等の区域を示す標準コード」(昭和45年行政管理庁告示第44号)という名前なのでしょうね。
[12003] 2003年 3月 28日(金)10:35:25Issie さん
イロハ順
[11998] Zzz さん
他に町名が五十音順やイロハ順に並んでいる所とかないでしょうかね?

少し意味が違うのですが,1920(大正9)年の「第1回国勢調査報告」の埼玉県南埼玉郡の項の町村の配列は以下のような順序でした。

No.当時の町村名よみがな現所属市町村---No.当時の町村名よみがな現所属市町村
1岩槻町いはつき岩槻市22内牧村うちまき春日部市
2八条村はちでう八潮市・草加市23黒浜村くろはま蓮田市
3新和村にひわ岩槻市24八幡村やはた八潮市
4新方村にひかた越谷市25増林村ますばやし越谷市
5豊春村とよはる春日部市26久喜町くき久喜市
6大相模村おほさがみ越谷市27越ヶ谷町こしがや越谷市
7大袋村おほぶくろ越谷市28大沢町おほさは越谷市
8荻島村をぎしま越谷市29江面村えづら久喜市
9大山村おほやま白岡町・菖蒲町30出羽村では越谷市
10小林村をばやし菖蒲町31三箇村さんが菖蒲町
11太田村おほた久喜市32桜井村さくらゐ越谷市
12鷲宮村わしみや鷲宮町33清久村きよく久喜市
13和土村わど岩槻市34菖蒲村しゃうぶ菖蒲町
14川柳村かはやなぎ草加市・越谷市35篠津村しのづ白岡町
15蒲生村がまふ越谷市36慈恩寺村じをんじ岩槻市
16川通村かはどほり岩槻市37潮止村しほどめ八潮市
17粕壁町かすかべ春日部市38日勝村ひかち白岡町
18柏崎村かしはざき岩槻市39平野村ひらの蓮田市
19河合村かはひ岩槻市40百間村もんま宮代町
20栢間村かやま菖蒲町41須賀村すか宮代町
21武里村たけさと春日部市42綾瀬村あやせ蓮田市

現行の「地方公共団体コード」でもそうなのですが,この配列には一定のルールらしきものがあって,たいていは「北から順番に」とか,「郡役所所在町村から時計回りに」などという順番で配列されています。中には「町」を先に並べてから「村」とか,府県によって「癖」の違いがあるのですけどね。
埼玉県の場合も,県庁所在地の浦和町を含む北足立郡以下,ほとんどの郡がそのような配列になっています。
ところが南埼玉郡だけは,なぜか違うのですね。
上の表の現在の所属市町村をごらんになればわかるように,順番は全くバラバラです。地図に落としてみても,一向に法則性が見えてこない…。
一体,何の順番だろう,と考えつつ,よみがなを見てみたら,そう,これは「イロハ順」に並んでいるのでした。ここでは,発音が同じ「お」と「を」が一緒に「を」の位置に並んでいたり,現越谷市の大沢町のようにイレギュラーな位置にあったりする(これは越ヶ谷町とセットだからかしら)のもあったりしますが,基本的にはイロハ順。

こんなこともあったのですね。
[16040] 2003年 5月 27日(火)21:56:35TGRS[津軽衆] さん
支庁と郡
[16032] 三丁目 さん
北海道を14支庁に分けた地図は、 http://www.htb.co.jp/links/towns/map.html でして、道外の方は普段、あまり目にしないだろうなぁと思いましたから、ご紹介したかったのです。

私は子供の頃遊んでいた「日本地図パズル」で馴染んでいたのですが、たしかに他では目にする機会が少ないですね。

日本地図パズル、
http://www.yu-boku.com/2dpuzzle07.html
こういうのだったのですが、
 ・プラスチック製
 ・鉄道路線が印刷されている
 ・主な市が○(政令指定都市は□)で示されており、人口順の数字入り
という点が異なります。今はないのかな~。(私のは従兄弟が持っているはず)

上記URLの支庁の順が、私には全く意味不明なのです。
自治体コード順でもないですしね…。
ところで自治体コードでは北海道の町村は支庁単位で番号を付与されています([927] Issie さん)が、この支庁の順、そして他の都府県の郡の順って、どういう基準なんでしょうか。(市の順、郡中の町村の順というのは過去ログでも話題になっていましたが、郡の順は触れられていないようです)
もちろん各県により癖があるようなので([12003] Issie さん)、統一基準はないのでしょうが、「ここの県はこういう順では?」というのはありますか?

ちなみに青森県は
 ・東津軽郡
 ・西津軽郡
 ・中津軽郡
 ・南津軽郡
 ・北津軽郡
 ・上北郡
 ・下北郡
 ・三戸郡
と、「津軽郡を東西南北、中は真中へ。北郡は上下、最後に三戸郡」という、誰が考えてもそうなるかな、という順なのです。(ちょっとつまんない)
[16127] 2003年 5月 29日(木)21:58:08【1】Issie さん
郡の順番
[16040] 津軽衆 さん
この支庁の順、そして他の都府県の郡の順って、どういう基準なんでしょうか。

基本的には,「県庁所在地の所属する(していた)郡から始めて時計回りあるいは逆時計回りその他一定の順番」というパターンと,「北もしくは,東京あるいは京都に近い郡から順番」というパターンとに分けられるようです。

茨城県の場合は
 旧常陸:茨城(東→西)→那珂→久慈→多賀→鹿島→行方→稲敷→新治→筑波→真壁
 旧下総:結城→猿島→北相馬
という順番で,旧国の区分も考慮しています。

千葉県は,現行の自治体コードでは
 東葛飾→印旛→香取→海上→匝瑳→山武→長生→夷隅→安房→君津
と,旧国には関係なく房総半島を時計回りに廻っています(千葉郡と市原郡は,コード導入時にすでに消滅していたので,どこに入るかわかりません)。
ところが,1960(昭和35)年の国勢調査では
 安房→夷隅→君津→長生→山武→市原→千葉→東葛飾→印旛→香取→海上→匝瑳
と,房総半島を南端から北上していますね。
さらに,1920(大正9)年の第1回国勢調査では
 千葉→市原→印旛→東葛飾→長生→山武→海上→匝瑳→香取→君津→夷隅→安房
と,やや不思議な順序で並んでいます。

現在は「西多摩郡」しか残っていない(島を除くと)東京都の「三多摩」は,自治体コードでは「西→南→北」という順番になっています。「多摩の奥の方から」という順番にも見えますが,「東京市」の市域拡張以前の旧5郡を加えると
 荏原→豊多摩→北豊島→南足立→南葛飾→西多摩→南多摩→北多摩
という順番になります。
そうすると,三多摩が少し浮いて見えますが,それはこの3郡が元は東京府ではなく神奈川県であったせいかもしれません。
神奈川県の郡の配列は
 久良岐→橘樹→都筑→三浦→鎌倉→高座→中→足柄上→足柄下→愛甲→津久井
と,基本的には本来「横浜」が所属していた久良岐郡からおおよそ時計回りに並んでいます。
これに「西多摩→南多摩→北多摩」をつなげると,“時計回り”の配列がさらに完成するように思えませんか。

ちなみに,東京で「郡」には含まれない市内15区の配列は
 麹町→神田→日本橋→京橋→芝→麻布→赤坂→四谷→牛込→小石川→本郷→下谷→浅草→本所→深川
と,“宮城”の鎮座する麹町区から時計回り,これに荏原郡以下の5郡が続く,ということになるのですね。これはそのまま,現在の23区の配列でもあります。
もともと,江戸城本丸から始まる「“の”の字」構造は,家康入府以来,着々と整備された江戸城下町の基本プランなんですよね。

2つのパターンの県の端から順番というのは,
たとえば石川県の
 江沼→能美→石川→河北→羽咋→鹿島→鳳至→珠洲
というのがあります。これは「京都に近い」順。
ところが隣りの富山県は
 新川(上→中→下)→婦負→射水→礪波(東→西)
と逆向きです。もっとも,「新川3郡」の配列を見れば「県庁所在郡から時計回り」と見た方が適当でしょうが(氷見郡は自治体コード導入時に既に消滅しています)。
福井県も
 足羽→吉田→大野→坂井→今立→南条→丹生→(敦賀)→三方→遠敷→大飯
と,「県庁所在郡から」という順番ではありますが,大きな目で見ると「北→南」という順番です。
こうして見ると,「南→北」という石川県は,北陸3県の中では少し変わっていますね。
[16141] 2003年 5月 30日(金)01:58:09ken さん
郡の順番
[16127] Issie さん
東葛飾→印旛→香取→海上→匝瑳→山武→長生→夷隅→安房→君津
と,旧国には関係なく房総半島を時計回りに廻っています(千葉郡と市原郡は,コード導入時にすでに消滅していたので,どこに入るかわかりません)。
補完になるかどうかわかりませんが、郡は消滅しましたが、[14711] に書きましたように、千葉県には支庁があり、千葉県のサイト上や、県の各種資料での支庁の並び順は
千葉→東葛飾→印旛→香取→海匝→山武→長生→夷隅→安房→君津
各支庁の順です。支庁コードがあるわけではないので、行政上の扱いの上の話ですが。
千葉支庁はあくまでも本庁ではなく千葉支庁である点がミソなんですが、管轄地域は旧千葉郡+市原郡です。
これでもやはり、市原郡の位置はわからないのですが、想像するに発想としては、
「千葉→」東葛飾→印旛→香取→海上→匝瑳→山武→長生→夷隅→安房→君津「→市原」
なのではないでしょうか。
県庁所属郡から時計回りという考えは、底流にあるように思います。
[23832] 2004年 1月 16日(金)17:04:35稲生 さん
県内同日施行の自治体順について
[23793]mikiさん
1/15付け官報で、静岡県でも
9)静岡県修善寺町、土肥町、天城湯ケ島町、中伊豆町→伊豆市(2004.4.1)
10)静岡県御前崎町、浜岡町→御前崎市(2004.4.1)
と、2市同時に市制施行となります。

以前から疑問だったのですが、自治体順(市町村コードなど)は、どちらが先になるのでしょうか?
ちなみに、静岡県内では、
S23.4.1に  吉原市・磐田市
S29.3.31に 掛川市・藤枝市・富士市
S33.11.3に 袋井市・天竜市
S46.1.1に  下田市・裾野市
が、同年月日の市制施行になっています。(吉原・富士の合併後は磐田市の前に掲載)
自治体順は現在も、上に記載の順になっています。

どなたか、ご教示いただけますでしょうか?

追記:昨日の成果、拙HPに少しだけUPしました。
[23842] 2004年 1月 16日(金)21:26:41Issie[Issie@ASUS_Machine] さん
市の順番
[23832] 稲生 さん
以前から疑問だったのですが、自治体順(市町村コードなど)は、どちらが先になるのでしょうか?

まず初めに根拠となるのは,管轄官庁(内務省→総理庁→総理府→自治省→総務省)の「告示」の番号順だと思われます。

1948年4月1日発足
吉原市昭和23年総理庁告示第38号1948年4月2日付
磐田市昭和23年総理庁告示第39号同上

1954年3月31日発足
藤枝市昭和29年総理府告示第272号1954年3月29日付
掛川市昭和29年総理府告示第275号同上
(旧)富士市昭和29年総理府告示第276号同上

1958年11月3日発足
袋井市昭和33年総理府告示第390号1958年10月29日付
天竜市昭和33年総理府告示第392号同上

1971年1月1日発足
裾野市昭和45年自治省告示第233号1970年11月9日付
下田市昭和45年自治省告示第234号同上

おや,下田市と裾野市が逆転していますね。
無理やりに考えると,下田市・裾野市の発足は「地方公共団体コード」の導入(「自治省告示」としては1968年12月1日,「行政管理庁告示」としては1970年4月1日)以後のことです。
これ以前と以後とで,静岡県のルールが変わったのかもしれません。

地方公共団体コードについて言えば,和歌山県や高知県では市の発足順ではなく市の位置によって,和歌山県は北から順番に,高知県は県都・プライマリーシティーたる高知市を先頭に置いた後は室戸市から東の室戸市から順番に付番されています。
1920年の第1回国勢調査以前の各種統計を見ても,市町村の配列は結局のところ各府県(現行憲法・地方自治法下では都道府県)の裁量に委ねられているような気がします。

なお,一度に大量の「市」が発足した「昭和の大合併」,なかんずく1954年3月30日~4月1日前後に関して検討してみると,「同じ日付」の総理府告示は,都道府県については北(北海道)から南(鹿児島県)へ,同一都道府県内では新市名の“50音順”に配列されているような傾向があります。
けれども,それ以外の日付では同一都道府県内でたくさんの市が発足するという例が多くはない,つまり“標本”が少ないために,上の「傾向」を一般化するには無理があるように思います。

さらに,同日に発足した市であっても,根拠となる告示の公布日が違うことはままあって(上に列挙した静岡県の例は,たまたま告示公布日が同日になっていますが),結局のところ,侯時日付の前後する事情は,私には全くのブラックボックスです。

自治体順(市町村コードなど)は、どちらが先になるのでしょうか?

私が今,どちらが先になるのか,最大の関心を持っているのは,次の新潟県のペアーです。
佐渡市2004年3月1日発足予定平成15年総務省告示第664号2003年11月4日付
阿賀野市2004年4月1日発足予定平成15年総務省告示第489号2003年8月1日付

ところで,
愛媛県明浜町、宇和町、野村町、城川町、三瓶町→西予市(2004.4.1)

これは「さいよ市」? それとも「せいよ市」?
総務省告示には読み方が明示されていませんね。
*どちらでもよい,と解釈しちゃおうかな。
[24037] 2004年 1月 22日(木)18:41:41TGRS さん
コードの順序
すでにチェックされてるかもしれませんが…。

[23842]Issieさん
私が今,どちらが先になるのか,最大の関心を持っているのは,次の新潟県のペアーです。
佐渡市 2004年3月1日発足予定 平成15年総務省告示第664号 2003年11月4日付
阿賀野市 2004年4月1日発足予定 平成15年総務省告示第489号 2003年8月1日付

http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/ (財団法人地方自治情報センター)の、
「地方公共団体コード」→「全国地方公共団体コード改正状況」で発見しました。
佐渡市 15224
阿賀野市 15223
になっています。
ということは、告示順なのですね。今年の3月中は、新潟県内のコードが面白いですね。合併等で削除されたのではなく、最初から空番というのは滅多にないケースではないでしょうか。

たしかに番号を空けて待っていたのに告示直前にご破算、ということもありえますからね…。

同日発足でも告示の日が違う例では、
 2004.2.1発足
  岐阜県 飛騨市 21217 告示 2003.8.1
  岐阜県 本巣市 21218 告示 2003.11.4
 2004.3.1発足
  岐阜県 郡上市 21219 告示 2003.11.4
  岐阜県 下呂市 21220 告示 2004.1.15
 2004.3.1発足
  長崎県 対馬市 42209 告示 2002.11.27
  長崎県 壱岐市 42210 告示 2003.8.1
があります。すべて告示順ですね。

それにしても対馬市、告示早かったですね。そういえば東かがわ市もえらい早かった気が。さぬき市と同日告示だったので、私、てっきり同日発足だと思っていたら、発足日は1年も離れていたんですよね。(白桃さんお元気ですか?)

あと入力してて思ったのですが、「対馬市」って「津島市」と同じよみですね。山県市と山形市ほどは落書き帳でも話題にならなかった気がします。
[24069] 2004年 1月 23日(金)10:19:03稲生 さん
市町村の順番について-静岡県の場合-
1/17(土)に静岡県のHPより、「伊豆市」及び「御前崎市」の順番について問い合わせましたところ、本日朝になって回答が届きました。思ったより迅速な処理でした。

順番は、「伊豆市」、「御前崎市」の順となります。
総務省に確認したところ、現在では官報の告示順に機械的にコードを付与しているとの
ことですが、裾野市と下田市の順番が告示と逆の順になっていることについては、両市が
誕生した昭和45年当時にどのような理由でこのようになったのかは分からないそうです。
静岡県の担当者も、裾野市・下田市の公示順でなく、下田市・裾野市の順になっていることがわからず、総務省まで問い合わせしてくださったようで、なかなか誠意ある回答でした。
まあ、現在は公示順であるが、過去はあいまいだった、といったところでしょうか。

[24045]Issieさん
これにて一件落着というところですね。
[27452] 2004年 4月 18日(日)00:12:19【2】Issie さん
市の追い抜き
少しずつ時間と気持ちの余裕が出てきて,とりあえずウチんとこのHPで12日と16日付総務省告示関連の更新を行いました。
で,気づいたこと。

3月1日発足の新潟県佐渡市と4月1日発足の阿賀野市のペアーに続いて,山梨県にも「追い抜き市」のペアーが誕生。

2004年1月20日付告示第39号北杜市2004年11月1日 発足
2004年4月16日付告示第357号甲斐市2004年9月1日 発足

3ヵ月も遅く告示された「甲斐市」の方が,先輩の「北杜市」を追い抜いて2ヵ月早く発足するわけで,コード番号と市の発足順が逆転することになりそうです。
[28772] 2004年 5月 30日(日)14:24:00TGRS さん
市町村合併と地方自治体コードのこと。
[28714]はやいち@大内裏さん
[28719]夜鳴き寿司屋さん
[28751]月の輪熊さん
岡山県に加賀郡設置

なるほど、新郡設置。情報ありがとうございます。
ということは、地方公共団体コード(自治体コード)は33681になるのですね、多分。もともと岡山県は郡の数が多いので、けっこう下3桁が大きい番号になりますね。ちなみに下3桁の最大は兵庫県三原郡南淡町の704です。

市町村合併が進むと、地方公共団体コードもいろいろ変わってくるわけですが、非常に気になる物件があります。

地方公共団体コードの下3桁は各都道府県内の市区町村を表す数字で、東京都西多摩郡は301~319が割り当てられているように、1郡につき19町村が入れるようになっているのですが(北海道は支庁単位に29ずつ、その他若干特例あり)、長野県下伊那郡(401~419)は“満員”状態です。下伊那郡に属する町村は17ですが、合併によって(名前が)消滅した自治体の番号は欠番になりますので、その2つ分です。

下伊那郡に、新たな町村が設置されることになると、番号はどうなるのでしょうか。
現在合併協議会設置にまで至っているところは、飯田市+喬木村+上村+南信濃村→飯田市、松川町+大鹿村→松川町、がありますが、前者の3村は欠番になりますし、後者も松川町の名称が変わらないので大鹿村が欠番になるだけです(大鹿村が松川町に編入しますが、編入か新設かは関係なく、純粋に名称だけがキーとなります。三次市は新設でしたがコードは変わっていません)。しかし、郡内では他の合併話もありますので、新たな名前の町村が設置される可能性はゼロではありません。

上で「その他若干特例あり」と書いたのですが、沖縄県島尻郡は、コードを設定する段階で20町村あったので、341~369が割り当てられています。島尻郡に久米島町が新設されたときには、この特例に助けられた(?)感じです。

ところが、削除された番号は永久欠番になるしくみから考えても、時期が違えど同じ番号が存在するのはご法度と思われるので、長野県の事例ではいまさら番号をずらすわけにはいきません。ウルトラCとして、前の上伊那郡には381~399が割り当てられていますが、実際は388までしか使われていないので、391~399を下伊那郡に譲る、ということを考えました(400は現在、下伊那“郡”として使うことのある番号なので重複使用ご法度ルールからすると使えない)。上伊那郡はこれ以上町村が増えなそうなので、1つくらい空けとけばいいかなぁ、でも先のことはわからないし、だったらいっそのこと郡新設みたいに長野県の最後に621~649(新)下伊那郡、という割り当てにしてしまったほうがいいのかなぁ、など、考えだすとキリがありません。

ところで「その他若干の特例」には、東京都の大島、三宅、八丈、小笠原各支庁と長崎県対馬支庁はその支庁の範囲をもって1郡とみなす、という特例がありました。東京都の各支庁は郡がないのでいいんですけど、対馬支庁には上県郡・下県郡という郡があったにも関わらず。なんでかなぁと思っていたのですが、結局対馬市の発足とともにあっさりこの特例も無効となってしまいました。

なお、地方公共団体コードはJIS規格と同じ仕様になっています(地方公共団体コードには6桁目があるバージョンもありますが、これを5桁として)ので、以下のJIS規格をご覧いただくと、私のややこしい文章も多少読みやすくなるかもしれません。
http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=3662
[28820] 2004年 5月 31日(月)11:12:31BANDALGOM[月の輪熊] さん
政令指定都市の地方公共団体コード
[28772]TGRSさん
市町村合併が進むと、地方公共団体コードもいろいろ変わってくるわけですが、非常に気になる物件があります。
私も非常に気になる物件を見つけました。

IssieさんのHPでは、地方公共団体コードの5ケタの数のうち、
* 3桁めは,まずその区域が市部に属するか,郡部に属するかを表します。そして,政令指定都市および東京都の特別区は“1”,その他の市は“2”,そして郡部に属する町村には“3”以上の数が与えられます。
とあり、
* 一般の市が政令指定都市に昇格した場合 --> “200番代”の番号を削除し,“100”番代にコード番号を新設
となっています。

また、全国市町村要覧の冒頭にある地方公共団体コードの説明では、
指定都市
100で表示している。ただし、1の都道府県の区域内に、2以上の指定都市がある場合には、100から199までの数字のうちから定めている。
とあります。

地方公共団体コードの創設後に政令指定都市に移行した市のうち、札幌市(01201→01100)、仙台市(04201→04100)、千葉市(12201→12100)、広島市(34201→34100)、さいたま市(11244→11100)は、「100」が付与されましたが、川崎市(14202→14130)は既存の政令指定都市として横浜市(14100)があったため、福岡市(40201→40130)は既存の政令指定都市として北九州市(40100)があったため、それぞれ「130」が付与されたわけです。

この例に従うと、新潟市は「15201」から「15100」に、また静岡市は「22201」から「22100」になることは間違いないと思われますし、浜松市(22202)も政令指定都市移行時には「22130」になることでしょう。

浜松市の場合は、市名がそのまま「浜松市」になれば、「22202」から直で「22130」になり、別の市名になった場合には「22225」を経て「22130」になることでしょう。
#先に新市が発足することが確実な菊川市が「22224」になるでしょうから、志太地域新市、島田・金谷新市、榛原・相良新市などより先に浜松の合併が実現すると仮定して「22225」にします。

しかし問題は堺市です。
前例に従えば、「27201」から「27130」になるところですが、大阪市の区は「27128」まであり、今後も区の再編が行われる可能性がありますから、堺市を「27130」にするのは無理があります。

前例では、1つの都道府県に2つ目の政令指定都市ができる時は「130」が付与されてきましたが、これが必ずしも「130」でなければいけないとは、どこにも書かれていませんし、「100から199までの数字のうち」ならどこでもいいわけですから、大阪市の区の再編の可能性を考えれば、堺市は「27140」になるのではないかと予想します。

ただ、将来的に大阪府で第3、第4の政令指定都市ができる場合、第3は「170」にするとして、第4のコード番号付与で問題が生じますね・・・。
第3は「160」、第4は「180」にするしかなさそうですが。
[28892] 2004年 6月 2日(水)01:21:18TGRS さん
地方公共団体コードの気になる物件 その3
[28820]月の輪熊さん
しかし問題は堺市です。
なるほど、堺市問題、いや、鍵を握るのは大阪市だから大阪市問題も気になる物件ですね。
ご指摘のとおり100~199の間をどこで区切るかは地方公共団体コードの説明でも、JISでも特に指定されていないので、無難に140にしそうですね…(私ならそうします)。政令指定都市がどこまで増えるかにもよりますが。

いまさらですが、私が[28772]の文末で紹介したJIS規格、検索結果であるからなのかちゃんとリンクできていませんでした。ごめんなさい。今気づきました。日本工業標準調査会のトップページ( http://www.jisc.go.jp/)からJIS検索>JIS規格番号検索で「X0402」と半角で入力して検索するとpdfファイルが見られるようになっています。

ところで、過去の事例ですが気になる物件がもう1つ。大阪市北区は、1989年に(旧)北区+大淀区→(現)北区、という合区をしているのですが、地方公共団体コードの下3桁は、(旧)北区は101、(現)北区は127と、名前が変わっていないのに番号がつけなおされています。「途中で番号が変わっているから何かあったんだろうな」ということがわかって分かりやすいのはいいんですが(逆に番号が変わらないと合併好き・地方自治体好きの人以外は過去の合併に気づきにくくて統計を処理するときなどに間違いやすいようです)、なぜなのかが気になります。同時に東区+南区→中央区、という合区も行われたので、バランスをとったのでしょうか?
[34011] 2004年 10月 9日(土)20:16:03【2】Issie さん
Re:市の配列
「マーゴン」は伊豆に上陸後直進すると思いきや,箱根・丹沢を嫌って相模湾から東京湾,千葉県北西部へ向かいましたねぇ。
やっぱり,台風は山よりも海の方が好きなんでしょうか。

[33994] PUFF さん
ではこの10月の誕生によってできる3つの市は、何の順番に載るのでしょうか。

[34006] まがみ さん
ここでの市町村の配列は、基本的には、市町村コード(地方公共団体コード)順に従います。

個々のHP内の配列については結局のところ運営者のポリシーによるものでしょうが…,

各都道府県が行っている公式の市の配列について言えば,基本的には「市」を設置する処分のあった旨を伝える総務省(旧自治省←総理府←総理庁←内務省)の告示番号順に並んでいます。そして,告示はこの順序で「官報」(←根拠法令ではなくて,あくまでも媒体の名前)に掲載されますから,「官報掲載順」というのも,ほぼ同じ意味です。

たとえば,今回の滋賀県3市の場合,
25209甲賀市平成16年総務省告示第11号2004. 1.15 公布2004.10. 1 発足
25210野洲市平成16年総務省告示第363号2004. 4.19 公布2004.10. 1 発足
25211湖南市平成16年総務省告示第683号2004. 8.26 公布2004.10. 1 発足

山梨県では市の発足順に並べると,こんなことが起きそうです。
2003. 4. 1 発足19208南アルプス市平成15年総務省告示第91号2003. 2. 3 公布
2004. 9. 1 発足19210甲斐市平成16年総務省告示第357号2004. 4.16 公布
2004.10.12 発足19211笛吹市平成16年総務省告示第531号2004. 7. 9 公布
2004.11. 1 発足19209北杜市平成16年総務省告示第39号2004. 1.20 公布

まだ発足していない「笛吹市」と「北杜市」のコード番号は“予想”だけれども,早々と新設が決定された「北杜市」がコード番号では先に来ています。
問題はこの3市を山梨県がどのように並べるか,というなのですが,コード番号に従うならば北杜市が“先輩”の2市を追い越して「9番目」に座を占めることになると思われます。
[34029] 2004年 10月 10日(日)02:12:38PUFF さん
ひとつ学習しました。ありがとうございました。
[34006]まがみ さん、[34011]Issie さん、
 早々のご回答ありがとうございました。自分はhp内での順位ではなく、いわゆる都道府県内の公式順位のことをたずねていたつもりでした。というのも、いわゆる表などに記載するときの搭載順序をつけるときに、市制施行順でないところがあるとは(和歌山の例ですね)思ってもみなかったからです。
この機会にちょっと、1990年以降の変更履歴一覧(過去の合併など)のコーナーから拾ってみると、以下のような場合が、1都道府県内で複数市が同一日に変更(市制/新設/編入/指定都市化=区制などさまざまありますが)を迎えている場合として、あげられることがわかります。
期日都道府県対象市1対象市2対象市3
1992.4.1千葉県千葉市八街市
1996.9.1北海道北広島市石狩市
2004.2.1岐阜県本巣市飛騨市
2004.3.1岐阜県郡上市下呂市
2004.3.1長崎県壱岐市対馬市
2004.4.1静岡県伊豆市御前崎市
2004.4.1広島県呉市府中市三次市
2004.4.1愛媛県四国中央市西予市
2004.10.1島根県安来市江津市
2004.10.1滋賀県野洲市湖南市甲賀市
以上の場合が考えられるわけです。次は市町村コードも含めて表記してみます。
と、これらのうち、
1992.4.1の千葉県12は、千葉市12100は指定都市化、八街市12230は市制で、並列に扱うには無理があります。
1996.9.1の北海道01は、北広島市01234広島町→広島市→という改称の市制、石狩市01235は、純粋に市制。
2004.4.1の広島県34は、呉市34202は旧呉市4202に編入、府中市34208は旧府中市に編入。三次市34209は新設なので、同一条件で検討できるかどうかは不明。
2004.4.1の愛媛県38は、四国中央市38213川之江市38208伊予三島市38209の加わった新設。西予市38214は、町からの市制新設。
2004.10.1の島根県32は、安来市2206、江津市32207ともに旧の市に新たな編入がおこなわれた。
~という内容なので、これらの場合は、いわゆる過去からの経過が関係するわけで、単純に複数の市をコード化する際の順位の課題ではなくなると考えられる。
そこで残ったケースは5つ。
A 2004.2.1の岐阜県21は、本巣市21218、飛騨市21217。ともに市制新設で対等の関係。
B 2004.3.1の岐阜県21は、郡上市21219、下呂市21220。ともに市制新設。
C 2004.3.1の長崎県42は、壱岐市42210、対馬市42209。ともに市制新設。
D 2004.4.1の静岡県22は、伊豆市22222、御前崎市22223。ともに、市制新設。
E 2004.10.1の滋賀県25は、野洲市25210、湖南市25211、甲賀市25209。
これらを当hpから読み取れる、官報公示などの期日を比較してみる。
コード番号の小さい方を上にして表記すると。
官報公示県議会決議調印式
A飛騨市2003.8.1
本巣市2003.11.4
B郡上市2003.11.4
下呂市2004.1.5
C対馬市2002.11.27
壱岐市2003.8.1
D伊豆市2004.1.152003.12.172003.8.20
御前崎市2004.1.152003.12.172003.8.26
E甲賀市2004.1.15
野洲市2004.4.19
湖南市2004.8.26

ということなので一応早いもん勝ちの原則(?)は成立していることにはなります。
これからの山梨の例が気になるところですね。

 最終的には市町村コードがきめられているのは必ずしも市制施行順ではないことがわかったのでした。これが一番の驚きです。確かに、決定要素には時間軸とともに空間(平面)軸があるわけで、県のナンバー=コードなどの決定も同じなのでしょうか。確かにこれは時間軸よりも空間を考えたほうが、理解しやすいですね。慣れなのかも知れませんが。
 細かく気になりだすと、岩手、宮城の東北太平洋側優先に対して、鳥取島根の山陰日本海側優先とまあ、気になることはあるのですし、東京などの区の回り方をはじめとする、平面地図上の回り方順序についても、一定の公式はないのかもしれませんが、考えてみるのは楽しいことなのかもしれないです。
和歌山県に新市が誕生すると現行市の番号はどうなるのかとかも。

とにかく、ありがとうございました。十分に楽しめました。
[34032] 2004年 10月 10日(日)02:15:38【1】M.K. さん
「置市時期」リターンズ
[33994]PUFFさん
[34006]まがみさん
[34011]Issieさん
「市の配列」は、たしか私が長いブランクに入る前の、落書き帳初期の頃にも話題になったことのあるテーマなので、懐かしくなって一言しに出てきました。(笑)

市町村コードの導入時点から後に新市の発足があってコードが新設されるときは、当然に市の発足順とコード順は一致する……平成の大合併を経験するまでは、そう思って疑いませんでした。ところが、こうも多数の自治体が前後して発足する状況だと、今回([34011])そして過去([23842][24037][24045][27452])にもIssieさんやTGRSさんが紹介してくださったように、発足順とコード順の逆転現象もあるんですねぇ。また、その事情については[24069]の稲生さんが引用してくださった
総務省に確認したところ、現在では官報の告示順に機械的にコードを付与している
ということで納得しました。

この市町村コード(正式には「全国地方公共団体コード」、JIS規格では「市区町村コード」)が自治体を配列するさいの拠り所として唯一「公的」なものでしょうから、世の中の多くがこれに倣うことになります。
ただ、私個人は市町村コードが実は統一の美学に欠けるという点で、ちょっと気に入りません。(笑)
1.そもそもコード導入時点での既存の市について、都道府県ごとにまちまちのルールでコードがふられている。
2.同じ新設合併の手続きを経ていても、新しい市名を採用した場合にはコードを新設、旧市の名称を採用した場合には旧市のコードのまま。これはコードの無駄遣いとコード利用にあたっての混乱を避けるためと想像されるが、自治体の法人格の変化を一部は無視することになる。
3.このたび発足順とコード順の逆転現象が確認された。
単に自治体を判別するためのコードですから、どんな順番でふられていてもいいと言えばそれまでなのですけれど。私の場合は統一的に美しくあってほしいと思ってしまうわけなのです。

市町村コードとは別に美しさを備えた配列の基準はないものかと探した結果、出会ったのが、古い拙稿[140]で書き込んだ「置市時期順」でした。そして、今でもこんなことをやっています。好きな方には楽しんでいただけるかもしれませんので、よろしければご笑覧くださいませ。(日付が完全にフライングですけれど)
ところで、全国市長会は基本的に「置市時期順」を採用しながら、政令指定都市は各道府県のトップ(複数の場合は指定順)に持ってきています。……と思っていたら、さいたま市が旧浦和市の位置にあって、矛盾していますね。実は皆そんなことに拘っていなくて、指摘する人もいないということなのかなぁ。(^^;)

末尾になって申し訳ありませんが
[34011]Issieさん
まだ発足していない「笛吹市」と「北杜市」のコード番号は“予想”だけれども
コードについても告示によって確定するまではあくまで「予想」ですけれど、実際は告示以前に、ネット上でも総務省、JISそれぞれの側から下記ページなどで公表されていますし、もう事実上は決まっているというわけですね。
http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/com/addr/jyu_top.htm
http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/JIS/html/jp/CommuneCode.htm

※スミマセン。「一言」では済まなくなってしまいました。
※一部「てにをは」を修正
[34038] 2004年 10月 10日(日)11:52:11【1】Issie さん
府県の配列
[34029] PUFF さん
[34037] 稲生 さん

現在「公共団体コード」で行われている都道府県の配列は,少なくとも1920年の第1回国勢調査以来,その報告書で用いられているものです。
北と東から順番に,「8地方区分」ごとに,配列されれています。
・北海道
・東北 青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県
・関東 茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京府(都),神奈川県
・中部 新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県
・近畿 三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県
・中国 鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県
・四国 徳島県,香川県,愛媛県,高知県
・九州 福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県

中部地方9県(新潟県を含み,三重県を含まない)の配列も,「北から・次に東から」のルールに従っているようです。
岐阜県が長野県の次に来るのは,長野県などとともに「東山(とうさん)地方」とする括り方が,当時はそれなりに意味を持って行われていたこともかかわりがあるかもしれません。
熊本県と大分県の順序にやや疑義が生じないこともないのですが,「肥前」長崎県と「肥後」熊本県の「肥つながり」でしょうかねぇ。

もちろん,この配列が絶対のものではありません。
たとえば,気象庁
HPの中のリアルタイム情報のページで各都道府県ごとの情報を呼び出せるのですが,ここでは東北地方が 青森→秋田→岩手→山形→宮城→福島 の順に並んでいます。ほかの地方にもいくつかの異同点が。
これは「気象庁予報警報規程」(昭和28年運輸省告示第63号)の配列によるものと思われます。
ただしこの規程では
 「東北地方」(青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島)の次に
 「北陸地方」(新潟・富山・石川・福井),
 「関東甲信地方」(栃木・群馬・埼玉・茨城・千葉・東京・神奈川・長野・山梨),
 「東海地方」(静岡・岐阜・愛知・三重)
という順序でならんでいるのですが,気象庁の先のページでは「関東甲信地方」「東海地方」が「北陸地方」よりも先に来ています。
なお,ここでいう「地方」とは同規程における「地方予報区」のこと。「北陸地方」の予報を担当する官署は新潟地方気象台なので,これに関しては「北陸地方」に新潟県が当然含まれ,逆に新潟県ぬきはあり得ません。

ところで,戦前にはこれとは別の配列も行われていました。
廃藩置県後,府県統合を経て75府県がほぼ画定した明治4年末の12月27日(太陽暦では年が明けて1872年2月14日)付の太政官布告で,府県の配列が定められています。これによれば,
1:東京府,京都府,大阪府,
2:神奈川県,兵庫県,長崎県,新潟県,(函館県),
3:埼玉県,入間県,足柄県,木更津県,印旛県,新治県,茨城県,群馬県,橡木県,宇都宮県
4:奈良県,堺県,
5:安濃津県,度会県,名古屋県,額田県,浜松県,静岡県,山梨県
6:大津県,長浜県,岐阜県,筑摩県,長野県,
7:仙台県,福島県,磐前県,若松県,一関県,盛岡県,青森県,山形県,置賜県,酒田県,秋田県
8:敦賀県,福井県,金沢県,七尾県,新川県,柏崎県,相川県
9:豊岡県,鳥取県,島根県,浜田県,
10:飾磨県,北条県,岡山県,深津県,広島県,山口県,
11:和歌山県,名東県,香川県,松山県,宇和島県,高知県,
12:福岡県,三潴県,小倉県,大分県,伊万里県,熊本県,八代県,都城県,美々津県,鹿児島県
13:(札幌県,根室県,沖縄県)
原文は「東京府」以下,府県名を横に列挙してあるだけです。意味ありげなところで適宜まとめて改行し,番号をつけました。また,( )内の県は,後に設置されたときの挿入位置です。
このような順序で配列されているようです。
 1:三府
 2:五港(開港場に県庁を置く県)
 3:関東(新首都圏)
 4:畿内(旧首都圏。京都・大阪・兵庫は既出)
 5:東海道(箱根以東は既出)
 6:東山道(碓氷以東,関東は既出,奥羽は次)
 7:東北(奥羽:筆頭の仙台県を除き,旧陸奥→旧出羽の順)
 8:北陸道(新潟は既出)
 9:山陰道
 10:山陽道
 11:南海道
 12:九州(西海道:長崎は既出。筑前・福岡県を筆頭とするのは大宰府以来の伝統と思われる)
 13:北海道(函館は既出)・沖縄

その後の府県統合で,現在の46府県+北海道となった結果,次のような配列になりました。
 東京府・京都府・大阪府
 神奈川県・兵庫県・長崎県・新潟県
 埼玉県・群馬県・千葉県・茨城県・栃木県
 奈良県
 三重県・愛知県・静岡県・山梨県
 滋賀県・岐阜県・長野県
 宮城県・福島県・岩手県・青森県・山形県・秋田県
 福井県・石川県・富山県
 鳥取県・島根県
 岡山県・広島県・山口県
 和歌山県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県
 福岡県・大分県・佐賀県・熊本県・宮崎県・鹿児島県
 北海道庁・沖縄県・(樺太庁)

これが明治憲法下での公式配列として,たとえば「衆議院議員選挙法」の選挙区の配列などにも使用されています。また,国家行事に際する府県知事の序列もこれによりました(ただし,知事本人の位階勲等などが優先されます)。

都道府県内の市郡区町村の配列については「コード」が導入されて(1968年12月。たった35年前の話です)固定化されましたが,それ以前は結構変動がありました。
とくに,「村」が「町」になったときに繰り上げて「村」の前に持ってくる,ということを好んで行っていた府県もありました(東京府など)。これを行わない府県もあって,このあたりの扱いは府県に裁量権が結構与えられていたのかもしれません。
[34057] 2004年 10月 11日(月)00:09:20【1】Issie さん
3府の順序
前言 [34038] で触れたとおり,
明治4年末の太政官布告によって全国の府県の筆頭に3つの「府」が立つことに定められました。そして,その「3府」の中の順序は 東京府 → 京都府 → 大阪府 というもの。
まあ,当然ですね。

ところがその2年前,明治2年の太政官布告にはこんなものがあります。
--------------------------------------------------------------------
七月十七日
今度御改正ニ付京都東京大坂三府之外諸府被廃総テ県ニ被 仰出候事
(今度,御改正につき京都・東京・大坂3府のほか諸府廃せられ,すべて県に仰せ出だされ候こと)
--------------------------------------------------------------------

これは,当初,旧幕府直轄地(天領)から明治政府直轄となった地域のうち主に「町奉行・遠国奉行」の支配にあった区域を管轄し,旧奉行所を引き継いで設けられた全国の「府」(具体的には,設置順に 京都・大阪・長崎・東京・新潟・神奈川・度会・奈良・甲斐・越後)のうち,京都・東京・大阪の3つを除いて“総て”「県」に改める,というものです。

(ちなみに,「県」は当初,主に旧幕府直轄地で「郡代・代官」の支配下であった区域,および旗本・寺社領であった区域で明治政府直轄となった区域に設けられました[府とともに,若干の例外あり]。
これに,明治2年6月の版籍奉還とそれを受けての知藩事任命を通じて,「武家の棟梁」たる将軍から安堵された「私領」である大名領を,「知藩事」として天皇から当該区域の統治を“委任”された公的な行政区画たる「藩」へと性格を改めることによって,府・藩・県三治体制とよばれる明治政府の全国支配体制が一応,完成しました。
しかし,「藩」を通じての統治は問題が多く,結局2年後に「藩」が廃止されて,琉球(沖縄)を除く全国が明治政府の直接統治の下,中央集権体制の確立に向かうことになります。)

で,この布告で注目しておきたいのは,「三府」として列記されているのが 京都 → 東京 → 大坂 という順序であることです。
この段階では,まだ京都の方が東京よりも上位にあったことを物語っているようです(同時に,「おほさか」の公式表記にも揺れがあることが推測されます)。

2年後,明治4年の布告での3府の配列は,既に東京への「事実上の遷都」が完了したと認識していることを表しているようにも思えます。
[34066] 2004年 10月 11日(月)02:37:24EMM さん
県の配列順、こんなのも…アマチュア無線版
以前、拙稿[29093]でアマチュア無線の日本国内のエリア分けの話をしましたが、アマチュア無線ではこのほかに都道府県や市、郡、北海道の支庁、政令指定都市の区に特定のナンバーを割り振ったものが使われています。
エリア分けの方は戦後まもなく旧郵政省が決めた(ただし、決定に至るまでには戦前から活動していたアマチュア無線家の意見が取り入れられているそうです)もので、言ってみればアマチュア無線局の設置されている地域を示す符号です。
一方、都道府県や市・郡などのナンバーは記憶が間違いなければ社団法人日本アマチュア無線連盟でまとめられたもので、たしか元々は交信の迅速化を図るために決められた、と記憶しています。
(ここら辺記憶があやふや。確認しとかなきゃ)
通常の交信ではあまり使われませんが、コンテスト(決められた時間内に決められた条件のアマチュア無線局とどれだけたくさん交信できるかを競う競技)ではルールによって都道府県ナンバーや市・郡ナンバーなどが用いられます。


さて、そのナンバーですが、日本アマチュア連盟のHP内に一覧のページがありました。
(ページ内に書かれているJCCは市ナンバー、JCGは郡ナンバーのことです)
この中から県ナンバーだけ抜粋すると、

01北海道
02青森県
03岩手県
04秋田県
05山形県
06宮城県
07福島県
08新潟県
09長野県
10東京都
11神奈川県
12千葉県
13埼玉県
14茨城県
15栃木県
16群馬県
17山梨県
18静岡県
19岐阜県
20愛知県
21三重県
22京都府
23滋賀県
24奈良県
25大阪府
26和歌山県
27兵庫県
28富山県
29福井県
30石川県
31岡山県
32島根県
33山口県
34鳥取県
35広島県
36香川県
37徳島県
38愛媛県
39高知県
40福岡県
41佐賀県
42長崎県
43熊本県
44大分県
45宮崎県
46鹿児島県
47沖縄県

となっております。
無線をバリバリやっていた頃は何にも思わなかったのですが、今見ると不思議な配列ですね。
エリア別で行けば、8(北海道)→7(東北)→0(信越)→1(関東)→2(東海)→3(近畿)→9(北陸)→4(中国)→5(四国)→6(九州)となっており、一見北から南のようでいて北陸の位置がなんとも微妙。
あと、各地方内での配列も不思議な感じがします。
何でこーなったのかは、よく分かりません。




参考までに、市ナンバーは県ナンバー+2桁となっており、01が県庁所在地で、それ以降は成立順に番号が割り振られています。
また、郡ナンバーは県ナンバー+3桁で、ナンバーが初めて制定されたときのアイウエオ順です。後に新たにできた郡は成立順に付け足されます。
区ナンバーは県ナンバー+市ナンバー+2桁となっていますが、並び順の法則はよく分かりません。
市・郡・区とも、合併や分区などのため消滅したところのナンバーはいわば欠番のような形で扱われます。
もし、県庁所在地が市町村合併で名前が変わった場合はXX01は消滅市のナンバーとなり、新市には新たなナンバーが割り振られます。
(さいたま市の市ナンバーは1344で、1301浦和市は消滅市ナンバーとして扱われている)

私の頭の中では整理が付いている話なんですが、文章にしてみると何だかわかりにくくなったような…。
[34130] 2004年 10月 13日(水)01:09:57【1】ゆう さん
市りとりがちぢんだ!!
薩摩川内市・笛吹市が発足しましたが、川内市の消滅に伴い市りとりがちぢみました。

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[34032]M.K.さん
市町村コードとは別に美しさを備えた配列の基準はないものかと探した結果、出会ったのが、古い拙稿[140]で書き込んだ「置市時期順」でした。
私も最近、とある必要から独自の配列で市を並べるようになりました。その使用目的に最も都合が良いように考えたものですが、「市名登場順」とでも呼ぶのでしょうか。取り急ぎHTML化してみました。興味のある方はどうぞ。
http://juxu.g3.xrea.com/allcities.html

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[34037]稲生さん
合併協議会による公募ではなく、新聞社が募集するとは、なかなか珍しいことですね。
世論調査の一環みたいなものでしょうか。ただそれなりに広域でそれなりに人口もある地域でないと、全国紙の支局にはとりあげにくいのでしょうね。全国的な認知にはならなくても、もう少し小さめのメディアがその手の募集をかけたりしているかもしれません。
ちなみに、私が住んでる地域でも合併前に地元コミュニティFM局が新市名案を募集してました。

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[34061]sutekinaおじさん、[34064]烏川碧碧さんほか
「嵒」は問題ないのですが、「山/品」のほうはいわゆる機種依存文字だと思います。

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[34105]熊虎さん
それぞれ、都道府県名.jpドメインで開設されることは間違いないですね。
そうとは限りません。中野区北海道森町のようなlg.jpドメインかもしれませんし、たとえば、
[34092]熊虎さん
南砺市のドメイン(ここ何日か、「HTTP Status 500 - このリクエストを処理するために設定されたコンテキストがありません」の表示が出ます)
現在のところ、 http://www.7104.jp/ は有効なようですね。このようなドメインをとるところもあります。結局南砺市の公式URIがどうなるかは知りませんが、急がずあせらずまいりましょう。

[34058]中島悟さん
国道439号線を与作街道と言うのもまあアリかと。
にちょっと通じるネタになってしまいました。
[34170] 2004年 10月 13日(水)23:30:02M.K. さん
「市の配列」レス
[34130]ゆうさん
「市名登場順」は、これまで日本に存在したことのある市名を一望できるんですね。いっそ「法人格がどうした」ということには拘らずに名称に着目した点で統一がとれていますし、この配列も「あり」ですね。興味深かったです。そして、さりげなく十番勝負向きでもあったりしますね。(笑)

[34151]NTJ会長さん
はじめまして。
郵便番号と市外局番もありますねぇ。
1対1の対応でないところをどう処理するかについてのルールが必要になりそうですけれど、やってみると面白いかもしれませんね。たとえ「不思議な順番」になったとしても、それゆえに、かなりそそられます。(^^;)
郵便番号で思い出したところでは、(最近、冊子のものは手許に置いていないんですが)郵便番号簿の中での市の配列は、道府県庁所在市をトップに、以降は50音順でしたっけね?

拙稿[34032]に書いた「置市時期順」ですが、同日に発足した市の順番については何も解決していませんでした。深い意味もなく同日の場合は市町村コード順になるようにソートしてあるのですが、官報告示順とするのが「筋」かもしれません。
[34228] 2004年 10月 15日(金)19:52:22猫使い さん
トカゲはオオトカゲになってきましたね・・・・
[34211] Hiro(&TOKO) さん
[34225] M.K. さん

コードの付け方は、「全国地方公共団体コード仕様」(平成16年4月1日総務省)に定められていますので、Web上で少し探してみましたが見つかりませんでした。
しかたがないのでベタ打ちです。

7.3 郡の区域の新設又は変更の場合(北海道の区域におけるものを除く。)
郡の区域の新設により、その郡に属することとなった町村又は郡の区域の変更により、従前属していた郡以外の郡に属することとなった町村のコードは、6.2.4により、新設し、従前のコードは、欠番とする。

ちなみに6.2.4は、こうなっています。
6.2.4町村(6.2.5の町村を除く。) ※6.2.5は北海道の市町村です
301から799までの数字を301~319、321~339、・・・781~799の19ずつのグループに区分し、各郡の区域ににそれぞれのグループを割り当て、各郡に属する町村を各グループの範囲内の連番号で表示する。
ただし、沖縄県島尻郡については、341~369までを、同県宮古郡については、371~379までを割り当てる。

M.K.さんのヒントのとおりとなるのではないでしょうか。
[34275] 2004年 10月 17日(日)12:04:07猫使い さん
市区町村コード 総務省VS経済産業省
[34269]M.K.さん
[34243]TGRSさん

だんだん難しくなってきましたね。
現在のコードの付与方法は[34228]に示したとおり、「全国地方公共団体コード仕様」(平成16年4月1日総務省)で規定されています。
アーカイブズにまとめられていますが、ここでIssieさんが指摘されているように、過去のコードはこの仕様どおりに付与されているとは限りません。
この仕様が「平成16年4月1日」とあるように、仕様自体が過去に修正されていて、過去のコードの変更の背景は、その当時の仕様が反映されていると考えられます。
過去のコード仕様を遡って調べれば確かだと思いますが・・・ちょっと大変ですね。
以前話題となった堺市が政令市になった場合の大阪府のコードなど、現行仕様で支障が出るようになったら仕様を改正して、沖縄県島尻郡の例のように特例が作られる可能性が高いのではないでしょうか。

さらに、JISとの関係となると憶測の域を出ませんが、憶測してみます。
JISの市区町村コードの規格番号は、X0402です。Xは情報処理分野に用いられる記号ですから、総務省のコードから情報処理の規格として必要な部分のみ抜粋して作成されていると思われます。
JISの仕様には郡が新設されたときの扱い(鳳珠郡の場合など)は書かれていませんし、総務省のコードでは存在する6桁目の確認用コードもありません。
[34269]M.K.さんの補足になりますが、JISはあくまで「市区町村」のコードであって、総務省のコードには存在する一部事務組合(清掃や消防などの広域市町村組合です)のコードはありません。
(一部事務組合は新設・改廃が多いのでコードの使い回しが行われます)

話は変わりますが、JISって法定の規格なのにやたら著作権を主張しますよね。
市区町村コードのように公文書をまるごと引用して作成した(と思われる)規格に著作権とは・・・
外郭団体の貴重な収入源確保目的と疑われても仕方がない気がします。
[34419] 2004年 10月 23日(土)00:57:44まがみ さん
Re: 浜松市は何番目?
[34411]稲生さん
札幌市・川崎市・福岡市の場合は、どうだったのでしょうか?また、記載の順番は、やっぱり北から南なのでしょうか?
結論としては、北から南(市町村コード順)と推測されます。

まず、「地方自治法第252条の19第1項の指定都市の指定に関する政令」(昭31政令254)を掲げます。
地方自治法第252条の19第1項の指定都市を次のとおり指定する。
大阪市 名古屋市 京都市 横浜市 神戸市 北九州市 札幌市 川崎市 福岡市 広島市 仙台市 千葉市 さいたま市
全体として見れば、指定された順なのは明白ですが、同日に指定された場合はどうなっているでしょうか。

複数の市が同日に政令指定都市となったのは、次の2回です。
昭和31年9月1日 大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市
昭和47年4月1日 札幌市、川崎市、福岡市

まず、昭和31年の例ですが、北から順ではありません。おそらく、直近(この場合は前年)国勢調査人口の多い順かと思われます。
----------------------------------------------------
昭和30年国勢調査人口
大阪市名古屋市京都市横浜市神戸市
2547316133678012040841143687981381
----------------------------------------------------

同様に、昭和47年に政令指定された3市についても、直近(前々年)の国勢調査人口をみると、
--------------------------------
昭和45年国勢調査人口
札幌市川崎市福岡市
1010123973486853270
--------------------------------
これを見る限り、国勢調査人口の多い順かも知れません。

しかし、「地方自治法第252条の22第1項の中核市の指定に関する政令」(平14政令327)や、「地方自治法第252条の26の3第1項の特例市の指定に関する政令」(平15政令508)を見ますと、こちらは明らかに北から順(市町村コード順)の配列になっています。

ところで、市町村コードは、昭和43年から使用されているもので、昭和31年の時点では使われていませんでした。このことを考え合わせると、
・市町村コード制定前の、昭和31年に政令指定都市となった5市については、国勢調査における人口の多い順
・市町村コード制定後の、昭和47年に政令指定都市となった3市や中核市、特例市については、市町村コード順
になっているものと推測されます。

なお、政令における順序にかかわらず、指定都市事務局  http://www.siteitosi.jp/ での配列をはじめ、一般的には北から順(市町村コード順)に並べることが多いようです。


次を目指す堺市、新潟市そして浜松市ですが、いずれも2007.4.1の政令指定都市発足を目指しているようです。
その場合、我が浜松市は何番目の政令指定都市となるのでしょうか?
例えば、広島市は「10番目の政令指定都市」、さいたま市は「13番目の政令指定都市」という言い方がよくなされているようです(北九州市、仙台市、千葉市も概ね同様)。

しかし、同日に政令指定都市となった大阪、名古屋、京都、横浜、神戸各市、あるいは、札幌、川崎、福岡各市については、あまり「○番目の政令指定都市」という言い方はしていない(されていない)ようです。
[34434] 2004年 10月 23日(土)20:46:55【2】Issie さん
最初の市
政令指定都市の配列について話題になっていますが,参考までに「最初の市」について。

現行の「日本国憲法・地方自治法」体制以前,大日本帝国憲法下での市町村制の根拠となった法律「市制・町村制」(明治21年法律第1号)が公布されたのは1888年4月17日。これに基づいて,翌1889年2月2日付の 明治22年内務省告示第1号 で,最初に「市制」が施行される36市が指定されました。
(ちなみに,大日本帝国憲法が“発布”されたのは,この告示が行われた直後の同年2月11日[紀元節]。憲法の施行は,本文前についている天皇による「上諭」の第4段の規定[帝国議会ハ明治23年ヲ以テ之ヲ召集シ議会開会ノ時ヲ以テ此ノ憲法ヲシテ有効ナラシムルノ期トスヘシ]により,第一議会開会の1890年11月29日のことでした。)

当該告示の文章は以下とおりです。
-------------------------------------------------------
明治21年法律第1号市制126条ニ拠リ市制施行地左ノ通指定ス
     内務大臣 伯爵 松方正義
 明治22年2月2日

市制施行地
東京府管下 東京  京都府管下 京都  大阪府管下 大阪 堺  神奈川県管下 横浜 …
(以下,当該都市を列記)
--------------------------------------------------------

若干見にくいので,掲載順に番号をそえて並べなおすと

1:東京2:京都3:大阪4:堺5:横浜6:神戸7:姫路8:長崎9:新潟10:水戸
11:津12:名古屋13:静岡14:仙台15:盛岡16:弘前17:山形18:米沢19:秋田20:福井
21:金沢22:富山23:高岡24:松江25:岡山26:広島27:赤間関28:和歌山29:徳島30:高松
31:松山32:高知33:福岡34:久留米35:熊本36:鹿児島

つまり,各都市の所属する府県ごと例の府県の配列(太政官告示)に従って,1つの府県で複数の都市が指定されている場合(大阪・堺,神戸・姫路,山形・米沢,富山・高岡,福岡・久留米)は,府県庁所在地が優先されています。
この告示によれば,栄えある「市のトップナンバー」は,やはり「東京市」となります。

しかし,市の発足期日を基準にすると,東京市は32番目となります。
ほとんどの府県では,この年の4月1日に「市制・町村制」が施行されて,この中のほとんどの市もその日に発足しているのですが,東京府(三多摩は神奈川県)での施行,そして「東京市」の発足は1ヵ月遅れの5月1日。
先の36市のうち30市が4月1日に発足し,さらに「佐賀市」が3月18日付の 告示第10号 で追加されて同じ4月1日に発足したためです。

「最初の36市」のうち,4月1日に遅れて発足したのは,以下の6市。

5月1日東京市,岡山市
10月1日名古屋市,徳島市
12月15日松山市

「高松市」が発足したのは,告示から1年経った翌1890年2月15日のことです。
この間に後から追加された 岐阜市・甲府市(7月1日)と 鳥取市(10月1日)が発足しています(括弧内は発足日)。

それでは,
「最初の市」は「東京市」とすべきか,「京都市」とすべきか,
どちらがお好みですか?
[45269] 2005年 10月 1日(土)02:22:17がっくん さん
早々で申し訳ないですが・・・
[45268]グリグリさん
とは言え、今回はさすがに大量の更新のため、皆様にも雑学ページの更新漏れがないかチェックしていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

2005年度の大合併の1つ目のピークということで、大量のデータ更新ほんとうにお疲れ様です。ぼくも自身のエクセルデータを地道に更新しないといけないので気が重いです。
さてせんえつながら、雑学ページではないのですが、市区町村プロフィールの以下の所を指摘させていただきます。

・秋田県にかほ市のコードは05214で、先日発足した仙北市(05215)より前です。
・茨城県桜川市のコードは08231で、これは行方市(08233)・神栖市(08232)よりも前です。

あと、これはすごく微妙な話になるのですが、北海道の郡部の並びの話です。北海道は郡ではなく支庁ごとに町村コードが割り振られているため、今回の合併で並びに矛盾ができてしまいました。二海郡八雲町は、コードが旧山越郡八雲町から変わっていませんので、番号的には山越郡長万部町の前なんですよね・・・。ただ二海郡が新設なので、現在の並びも間違いではないのです・・・。グリグリさんはなにか明確な並びの規則(?)を考えていらっしゃるでしょうか?
ちなみに番号だけにこだわると、先月発足のせたな町もまずいんですよね・・・。こまかいことを言ってすみませんが、検討のほどよろしくお願いします。
[45302] 2005年 10月 1日(土)19:22:21がっくん さん
すいません、さらに問題が・・・
[45278]グリグリさん
ということで、こちらも順序を修正しました(支庁のページで確認しました)。せたな町に関しても遡って修正しました。

ということは、並び順は純粋に町村コード順でということになるのでしょうか?そうするとですね・・・、来年3月27日には非常にややこしい状態が出来上がってしまう恐れがあります。それは、胆振支庁管内の合併に伴って発足する新‘洞爺湖町’・‘安平町’・‘むかわ町’についてです。(同31日に発足する新‘大空町’もそうなのですが)
先日の久遠郡せたな町の際は、久遠郡大成町が消滅すると同時にせたな町が発足したため、久遠郡所属の町は1つのままで、コード順の所に郡を移動させれば済んだのでしょうし、本日の八雲町についても、山越郡所属は長万部町のみになり、ややこしい状態はおこらなかったのですが、上記の町については問題なのです。
現在では虻田郡に所属している町村は3つ、豊浦町・虻田町・洞爺村です。それが、合併により新‘洞爺湖町’が発足すると、新町のコードは支庁管内の最新番号ということで有珠郡・白老郡・勇払郡の後ろ側になります。しかし豊浦町は単独町制継続であり消滅せず、結果として虻田郡はコード的には分断されます。そして、その‘洞爺湖町’の後ろに勇払郡所属の新‘安平町’・‘むかわ町’がきます。勇払郡も厚真町が単独町制で消滅しませんから、勇払郡も新‘洞爺湖町’によって2つに分断されてしまいます。

これは、[45269]を書いた後に気づいて調べた結果判明したものでした。こういう複雑なことに気づくことなく書いてしまい申し訳なく思います。で、この対処法ですがおそらく2つだと思います。
まずは「コード順に並べています」を建て前に、郡ではまとまっていないことを注記するという方法です。これだと支庁のページにある順番と一致させることもできますし、市町村プロフィールの他の都府県と並び順を一致させることができます。
一方、やはり同一郡でまとめたほうが見やすいということなら、コードが割り振られたときの郡の順番に町村を並べることです。もちろん新郡は後ろ側ということになります。現在の表記(市町村コードがない)ではむしろ自然に見えると思います。ただ、将来的に市町村コードの欄を追加するのなら、「コードは前後しますが、北海道特有のコード割りふりの為」という注記を入れることが必要なのかなと思います。
ちなみに後者はぼくが指摘する前の並びそのものです・・・申し訳ないです・・・。
[46519] 2005年 11月 6日(日)22:48:17【2】Issie さん
「有田ちょう」は何番?
[46516] グリグリ さん
#ところで、南さつま市と霧島市のコード順はどちらが先でしょうか。

[46517] YSK さん
市のコード順は告示順

一応,こちら(地方自治情報センターHP内・地方公共団体コード一覧)で確認すると

コード市名告示番号告示日施行日
46218霧島市第380号2005.3.302005.11.7
46219いちき串木野市第916号2005.8.162005.10.11
46220南さつま市第917号2005.8.162005.11.7

ということになっています。

いちき串木野市 は先に告示された 霧島市 を追い越して“市”になったわけですが,コードは告示番号順で 霧島市 が先なのですね。
同日付の いちき串木野市 と 南さつま市 では,告示番号が先で,かつ施行日(市になった日)が先である いちき串木野市 が,番号でも先になっています。
もし同日付でも 南さつま市 の総務省告示の番号の方が いちき串木野市 よりも先であったら,いちき串木野市 の番号が 220 となったと思われ,その場合は番号を2つ飛び越えて真っ先に“市”になったのでしょうね。

ところで今最も関心があるのは,来年3月に有田町(まち) と 西有田町 とが合併して発足する「有田町(ちょう)」。
現・有田町の番号(41401)を引き継ぐのか,“新しい自治体”とみなして新番号(41403)が与えられるのか。

それともう1つは,「政令指定都市 堺市」。
同一県内に2つ(以上)の指定都市がある場合,2つめの方は 30 の間を取って 川崎市(14130),福岡市(40130) となるのがこれまでのパターンなのですが,大阪市の区の中で最後の 中央区 が 27128 で,堺市を 27130 とすると残り1つしか“新しい区”を設置することができなくなりますね。大丈夫かしら。
ま,分区や合区による区の新設なんて,そうそうあるものではないでしょうが。
[48700] 2006年 1月 24日(火)19:15:13がっくん さん
いろいろ訂正(訂正依頼も)
まずはグリグリさんへ。
市区町村プロフィールに以下の2ヶ所の問題がありましたので、訂正をお願いします。

・滋賀県の琵琶湖水面境界未定に関する記述内・・・神崎郡能登川町 →東近江市

・千葉県の市の並び順・・・いすみ市と匝瑳市は逆です。

2つ目のことなんですけど、この先もややこしいのであわせて記載しておきます。
コード市名市制施行日
12233富里市2002.4.1
12234南房総市2006.3.20←予定
12235匝瑳市2006.1.23
12236香取市2006.3.27←予定
12237山武市2006.3.27←予定
12238いすみ市2005.12.5
このようになっています。ややこしいですよねぇ~。

続いては自分のこと。まずは前回の書き込み(感想文)[48671]ですが、細かいことが抜けていたりしたので修正しました。
次に、話題の最端記録ですが、みなさんおおむね接地(訪問)以上を書き込んでおられるようなので、ぼくの記録[48290]をその基準で見直した結果、北端のみ変わりましたので報告しておきます。最高・最低はよくわかりません・・・。

北端 北海道網走市呼人   (博物館網走監獄付近)    北緯43度59分47秒

細かいことをいうと東端も経度が秒単位で変わるかとは思いますが、住所も変わらないので省略します。それにしても、十番勝負の問六(のぼくの答え)と絶妙にからんでました、この最端記録(笑)。
[48912] 2006年 2月 2日(木)12:38:07てへへ さん
堺市の政令区の地域コード
堺市の政令区の地域コード(正式には、統計に用いる都道府県等の区域を示す標準コード)について、

[46519] Issie さん
同一県内に2つ(以上)の指定都市がある場合,2つめの方は 30 の間を取って 川崎市(14130),福岡市(40130) となるのがこれまでのパターンなのですが,大阪市の区の中で最後の 中央区 が 27128 で,堺市を 27130 とすると残り1つしか“新しい区”を設置することができなくなりますね。大丈夫かしら。

という懸念が解消されました。
今日の官報(1週間で削除されます)で堺市の政令区の地域コードが告示されています。
堺市のコード番号は27140番台になりました。さすがに通例どおりの番号の幅では大阪市の番号帯がきつくなるとの判断でしょう。

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