書き込みのペースは700回に到達された白桃さん(1日平均1.2件)の3割ですが、おかげさまで 私も100回目の書き込みになります。700回目は何時になることでしょうか?
冗談はさておき、楽しい語らいの場を提供してくださるグリグリさんにお礼を申し上げます。
そして、いろいろと話題の提供、展開をしてくださる皆さん ありがとうございます。
40回目あたりでオフ会に出席する機会も得ました。ありがたきしあわせです。
昨年8月に仲間に加えていただいた きっかけ は、
[18247]ゆうさん の上福岡市の「上」についての疑問を端緒とする一連の書き込みでした。私の参入と前後して、アーカイブズ
http://uub.jp/arc/arc375.html にまとめられています。
準地元民である私の感覚としては、新河岸川沿いに「上・中・下」の福岡が地名として存在する福岡町の中で、駅の所在地として最も都市化の進んだ上福岡を市名として選んだことは、(福岡市との同名回避を前提として)極めて自然の成り行きであり、不思議に思ったことはありませんでした。
ところが、「上福岡」はどのようにして誕生したのか?という疑問が生まれ、活発な議論がなされている場があることを知り、素朴な驚きを感じたものです。
気が付いてみると、上福岡の隣接地住民として、これは関心のそそられるテーマでした。
なるほど福岡町の前身に、福岡村と中福岡村はあったが上福岡村は(公式には)なかった。
[18309]で引用されているように、上福岡市HPには、
駅名に「上福岡」が初めて使われ、駅前に新たに住み始めた人たちの地区も「上福岡」と呼ぶようになった。
と記載されているのですが、この1914年誕生説は、あまりに遅すぎると感じます。また、上福岡駅は新河岸川沿いの福岡村「本村」(滝・ハケ)から川越街道・亀久保に出る中間で東上鉄道と交差する無人地帯に設けられており、特に「上福岡」と呼ぶべき根拠に乏しいと考えられます。
福岡村本村から下流に進出して下福岡(ずっと福岡村所属でした)(及び中福岡村)が成立し、これらと対比した相対的な呼び方として「上福岡」という地名が誕生した地としては、福岡村「本村」しかあり得ないと思われます。
しかし、明治14年の迅速測図では「上福岡」の使用を確認できなかったのです。
そこで上福岡市の郷土資料館で調査した結果、「18世紀に使われていた」という証拠文書
長宮氷川神社文書H5-1「宝暦4(1754)年6月吉日 大山石尊講帳 上福岡村」
の存在を知り、これを軸とした
[19388]をまとめました。
もちろん、ネット掲示板への投稿は始めてでした。今から見ると、改行空行挿入、ポイントとなる引用個所のハイライト化、タイトルを工夫など、読みやすい書き込みへの配慮が及んでいませんが、一応の内容は盛り込んであります。まがみさん
[27117]に、「颯爽とデビュー」と評していただけると、やはり嬉しいです。
書き込み始めの頃は、文字入力
[19936]や リンク
[22354]について 諸先輩から教えていただきました。改めて感謝。
「上福岡」の話題はアーカイブズ
http://uub.jp/arc/arc355.html (上下段丘地名
[18537]の収録を希望)を通じて上下地名を考察する
[19527]に展開し、後日、諏訪の上下=御神渡の走る向き説
[26344]も発表しています。
地元ネタのふじみ野
[22008]や上福岡の補足
[22395]。
やはり居住地(埼玉県)と出身地(神奈川県)には関心があり、相武台・振武台
[19684]は神奈川・埼玉両県にまたがる話題です。
県名と県庁所在地の不一致
[20917]も両県ですが、県民の日(最近また話題に)
[21976]、県庁建物
[22470]と共に、明治初年の出来事に由来する話です。
投稿が10件を越えてメンバー登録をした後、1285さん
[21859]に便乗して、「実は私もまだ小学校に…」
[22003]と自己紹介したしたら、インド人
[22387]ならぬ「なきらさんもビックリ」
[22063]という結果になりました。
自己紹介文の中で併設中学校について一言触れたら、「教育史分科会」
[22968]委員長代理のfaithさんから早速レスをいただき、卒業證書(S24/3)に書いてあった「高等学校併設中学校」の前年度(昭和22年度)は「中学校併設中学校」だったという自分の履歴を認識しました。
この
[22066]では、特許業界用語を5つ並べたくだりにより、hmtの正体の一部を明らかにしました。
後日、法令全書(Issieさん
[163]に教えていただきました)を調べてみましたが、「併設中学校」という言葉を見出すことはできませんでした。
結局、学校教育法施行規則(S22/5/23)第92条により、この省令が遡及して適用されたS22/4/1に“中等学校第1学年と第2学年とを終了した者が第2学年と第3学年とに編入又は入学”させられた「学校教育法による中学校」が「併設中学校」と呼ばれたのだと理解しました。
本人たちの気分としては旧制中学校にそのまま在学していたつもりでしたが、法令上は新制中学校そのものであり、学校教育法98条で「従来の規定による学校として存続する」ことを許されていた旧制中学校(4年生、5年生が所属)との間には一線を画されていて、これが「併設」という言葉の意味だったわけですね。
…と、この調子で100回を振り返ってゆくと きりがないので、両毛人さんの許可も得ずに、自分勝手なリンクアーカイブズを、書き込んだ主なテーマ別に作ってみました。
地図・空中写真:孀婦岩
[19728] 幻の滑走路
[22152][22492] 伊能図
[22357][22387][27486] 沖の百万坪(特殊地名?)
[25826][25987] 軒下提灯さんの地図クイズにも1回だけ
[22176]
地学・化学:南極の日食
[22246][22257] 地名と物質
[22262][22273][28741]
活火山:富士山
[23810] リスト
[23898]~
[23902] 噴火記録
[23960] DB
[24080] スンダ・鬼界
[24108] えびの
[24149]
島:南方四島
[22460][22569] 伊豆諸島
[24183][24187][24269][24286]トカラ
[24269][24282] 軍艦島
[24547][24560] 対馬
[26381] 五島
[26554] 尖閣
[26610] 小笠原
[26683] 硫黄鳥島
[28741]
島とは何?
[26206]という疑問から 沖ノ鳥島
[26266]を調べて写真で見たら、疑問はますます深まりました。
http://uub.jp/arc/arc178.html に収録希望。
それにしても 井上清さんの書き込みには「hmtもビックリ」
[26719]。
電力周波数をきっかけに、最近は産業関連の話題が多くなっています。「落書き帳産業分科会」を立ち上げることができるでしょうか?
東邦電力
[19892][19911] 新潟県の60Hz
[28234] 周波数の壁
[28255] 読書発電所
[28294] 野口遵
[28450] 石灰石輸送
[28586] 岩国大竹
[28606] 硫黄
[28642]
上記テーマに属する書き込みも歴史的な話が多いですが、その他 皇太子誕生
[22989] 三本松の旅行案内
[23129] 地名数え唄
[23213] 八紘一宇
[23796]など、むかし話に偏りがちであることを自認しているhmtです。
今後もよろしくお付き合い願います。