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三鈴さんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[12708]2003年4月8日
三鈴

[12708] 2003年 4月 8日(火)17:55:49三鈴 さん
都道府県合併と廃県置州
[12692]kenさん
道州-県-市町村の3層地方自治は、屋上屋を重ねるもので、あまり好ましくないのではと思っているのです。
「道州=合併した都道府県に国の地方出先機関の権限が移されたもの」
というイメージですので、私も、道州と市町村の間に自治体を挟まない制度として、道州制はイメージしております。この点はイメージは共有されているかと思います。

現在の県庁職員がそのまま、全員安住継続できる仕事量を残してしまう、というイメージは三鈴さん も想定されてはいないと思うんです。
おっしゃるとおりです。当然、合併後のあらたな都道府県の県庁(道州庁?)への異動といった事態は、道州制の導入が、都道府県の合併とその合併後の都道府県への国の出先機関の権限の移譲・統合といった形でなされるとしても、想定されますね。

何を以ってラディカルな改革とするか、は、個人の受け止め方の違いもあるかと思いますが。
これまた、おっしゃるとおりです。もう少し「ラディカル」という言葉で指摘したかった点を、明確にすべきでした。説明不足で申し訳ありません。
今まで、新南陽市役所にお勤めの方も、現徳山市役所に設置される周南市役所に勤務するよう命ぜられる
というのと同様のことが都道府県職員の身に起こっても、私はそれをラディカルだとは思いません。あくまでも、組織機構の合併・統合にともなって、より広域で異動することが多くなるというだけであり、職自体は保証されているわけですから。
でも、
機構としては、都道府県は無視し(中略)廃県置州
をするのだ([12676])といわれると、「?」と思ってしまうのです。機構としての都道府県はいったん廃止して、マッサラな状態で新たに道州を設定するというのは、明らかに都道府県の合併とは異なる含意がありますよね。この手法だと、都道府県職員はいったん全員失職(!)ということになってしまう‥。全国何十万人もの都道府県職員の方々が路頭に迷う革命的な手法だと申し上げたのは、こうした点への疑問からです。

常に最も大切な視点として、持たねばならないのは、そもそも誰のための、何のための道州制なのか、という点です。
これは私も、全く同感です。ついでにいえば、現在各地で検討されている市町村合併についても同様です。
ただ、政策の遂行のためには、理想形だけ示していてもうまくいきません。市町村合併でも長期的には市町村職員の数を減らして行政のスリム化を目指していますが、全職員の身分は保証されている(市町村の合併の特例に関する法律第9条)わけですから、短期的には職員数は減らない。退職者数の数よりも採用者の数を少なく抑えていくことで、時間をかけて、スリム化を図っていくわけですよね。道州制の導入の場合も、同様の考え方が必要なのではないかなぁ と思います。
本筋を見失わず、しかし妥協できる部分は妥協して‥、ということでないと、政策は実現できないと思うのです。

なお、
「伊賀地方は三重県から切り離して、奈良県に」、というような府県の枠組み変更
については、現在、上九一色村が検討している分村合併のような形を、うまく都道府県の合併の際にも制度化できれば、何とかなるかもしれないなぁという気もしてきました。ただ、上九一色村などと異なり、膨大な数に及ぶ県職員をいずれの合併相手県の職員として振り分けるかということを考えると、やはり実現には相当の困難を伴うとは思いますが‥。

[12693]
あ、これは大賛成。
フフフ。やっと賛成していただける部分がありましたね!

[12692]
ちょっとテーマ大き過ぎましたね。
あまり、突っ込むの止しましょうか(苦笑)
ほかの方はどう思って読んでらっしゃるのでしょうか? 私自身は楽しませていただいてますが‥。

またまた長文になってしまい、失礼いたしました。


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