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hmtさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[99143]2020年2月1日
hmt

[99143] 2020年 2月 1日(土)16:24:26【2】hmt さん
市町村消滅情報
[99126] グリグリさん
ご指摘の点は課題と考えています。当初は、都道府県を越える変遷は異動後の都道府県にのみ変遷情報を登録していましたが、ご指摘通り、すべての都道府県異動の変遷情報の異動前都道府県への何らかのデータ登録が必要と考えています。

早速のお返事をいただき、ありがとうございます。
下記の記事のように、何年も前から 認識されている。しかし、解決には至っていない課題と承知しました。

[81928] グリグリさん
本論からは少しずれますが、都道府県単位の表示における課題として、長野県山口村の岐阜県中津川市への編入のケースがあります。どういうことかと言うと、平成の大合併の長野県と岐阜県の一覧には、岐阜県側だけに山口村の編入が表示されますが、長野県に関しても山口村が異動し消失したというのは重要な変遷記録です。何らかの記録表示が必要ですが、これも表示仕様を工夫すれば可能だと考えます。

「表示仕様」にどのような制約があるのか?
私には問題の詳細が解りませんが、変更前府県一覧表における記載が既に実現している 保谷村や三多摩移管の事例では、既に「県変更」という変更種別が使われています。

提示された 2005/2/13 長野県木曽郡山口村→岐阜県中津川市 のケースでは、変更種別:編入 です。
このような廃置分合を 長野県一覧表に掲載する場合、例えば「変更種別:編入(岐阜県)・山口村消滅」のような表記にすることが考えられます。これで、何か不都合があるでしょうか?

この 2005年山口村越県編入には、前史があります。
半世紀近く前の 昭和合併時代に行なわれた 隣接地・神坂(みさか)村の 中津川市への越県編入です。

リンクされた詳細情報を利用して、一応 昭和分村合併 の事情を説明しておきます。
当時から 長野県西筑摩郡【木曽郡の方が適切】神坂村の馬籠宿は島崎藤村の生誕地として知られていました。
神坂村を岐阜県に編入する前日に、馬籠付近を山口村に境界変更し、文豪の里を信州に残したのでした。

しかし 平成合併の時代になると、交通事情が変ったように 人々の考え方も変りました。
『夜明け前』に「木曽路はすべて山の中」と記された時代が遠くなった現代人にとっては、文豪が描いた生誕地が岐阜県になることへの抵抗感が弱まりました。中山道馬籠宿を含む山口村も、旧・神坂村の後を追い 中津川市に編入決定。

長野県の変遷情報としては、1958/10/15 にも「変更種別:編入(岐阜県)・神坂村消滅」を加えます。
昭和と平成と、2つの「消滅情報」の追加記載。
これによって、半世紀近くを隔て 岐阜県中津川市で再会した 旧・神坂村の葬式 を出すことができる形になります。

【追記2】
愛知県碧海郡明治村消滅に関する記載を削除しました。
理由:変遷情報における「編入」の意味[90606]を誤解していました。
[85089]と同様のミスを重ねており、お恥ずかしい次第です。


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