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たけもとさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[2138]2002年7月10日
たけもと

[2138] 2002年 7月 10日(水)23:09:51たけもと さん
西暦の換算
[2112]
>私は基本的に西暦単独表記優先・場合により元号併記という方針にしているのですが,
>幕末から明治5年末までは元号表記優先にしています。旧暦が採用されていた時期ですね。
(略)
>その場合,旧暦と太陽暦では元々1ヵ月以上のズレがあるから,特に旧暦で年末に起きた
>事件はそのまま太陽暦に換算すると,少々落ち着かないことが起きる。
>たとえば,「慶応3年12月9日」に起きた王政復古のクーデタ。通常,慶応3年は
>1867年と換算するけれども,実はこの日は太陽暦では既に年が明けていて1868年。
>何か,気持ち悪いな。

そう。馬鹿正直に慶応3年=1867年、と覚えているとこういうことがおきてしまうんですね。
慶応3年は西暦に換算すると、1867年2月5日~1868年1月24日まで。
だから王政復古は西暦で表わすなら1868年。

似たようなことは他にもあって「時は元禄十五年・・ベンベン」の忠臣蔵ですが、
元禄15年=1702年ですが、討入りをした12月15日は西暦に直すと1703年。
これが1702年と書いてある辞典は間違いでしょう、、多分。

ちなみに旧暦から太陽暦への切り替えは明治5年の末に行われましたが、あまりにも
急な出来事だったので人々は大混乱。

なにせ、明治5年12月3日がいきなり明治6年1月1日になってしまうのだから、
「いよいよ師走・・ああ、今年も終わりだなぁ・・」などと思い耽っていたらすぐに
正月は来てしまうは、年末の大掃除は出来ないは、年賀状は書く時間がないは、
クリスマスは飛ばされてしまうは、カレンダー屋は商品が使い物にならなくなって
倒産するは、シッチャカメッチャカだったらしいですね。

まあ、上のは半分冗談ですが、来年の暦を(旧暦で)大量に刷っていた暦屋と印刷屋は
大損害を被ったのは事実です。

現在でも、休日が法案でなかなか決定しないと、カレンダー業界は損害を被ります。
最近、成人の日と体育の日が変わりましたが、そのときも随分と損をしたそうです。


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