年に3回程度の恒例となっている
ローカル路線バス乗り継ぎの旅。今年は本日18時から(テレビ東京の場合)の放送となっています。
今回は水戸(偕楽園)→長野(善光寺)という北関東を横断するルート。距離も大したことがなさそうだし、水戸線~両毛線~信越線~しなの鉄道という鉄道沿いならそれなりの都市が続くから順調に進むだろうと思ってしまいますが、実際には北関東の路線バス空白地帯をどうやって進むのでしょうか? 見どころの解説(?)です。
(1)水戸~東北本線
つくば市や坂東市あたりまで大きく南下し古河に向かうか、常陸大宮や茂木あたりまで北に大きく回って宇都宮に入るか。水戸線沿線は桜川市・筑西市の「大空白地帯」があるので、選んではならないルート。
(2)東北本線~前橋・高崎
「大空白地帯」はない代わりに、どういうルートをとっても自治体バスの連続。市境で路線が切れていることも多いし、本数が少ない割に距離を稼げないのがつらいところ。市境の何もないようなところで2時間待ちとか、ほんと苦痛でしかありません。どうせ待つなら中心市街地とか、市役所や大規模病院などの乗り継ぎ拠点で待ちたいところ。
(3)高崎~軽井沢
松井田~横川が空白地帯で歩くしかないが、たいていはやっかいなポイントになる県境はJRバスが走っている。待ち時間があれば峠の釜めしで休憩になるけれど、脇目もふらずひたすら進むこの番組で登場するかな?
(4)軽井沢~長野
楽に進めそうなのは(佐久~)小諸~上田ぐらいで、あとは自治体バスのこまごまとした乗り継ぎではないでしょうか。屋代からは長野電鉄の廃止代替バスを使い、松代あたりで長野方面に進めそうか?
時期によっては軽井沢~草津温泉~湯田中~長野駅なんてルートも可能でしょうが、番組の収録時期を考えるとたぶん冬期運休中ではないでしょうか。