夏~秋にかけて改正が相次いでいる東京多摩地域の自治体バス。路線図の入手のために各市役所を回ってきたのですが、駅から歩くにはちょっと距離があるけれど、180円くらいでバスに乗るには割高感のある距離の所が多いですね。以下、改正日と市役所までの距離を書いておきます。改正内容はリンク先を参照してください。
(1)
稲城市<26年10月1日改正> 稲城長沼駅から徒歩12分
iバスの前回改正は26年10月だが、路線図の確保というか市役所の訪問自体今回が初めて。時刻表はA4判カラーで表紙含めて16ページの冊子タイプ。きれいなパンフレットはやはりいいものです。次回の改正は27年春を予定しているようで、そのころには再訪問かなぁ。
せっかく時刻表を入手したので稲城長沼駅まで戻るのにiバスを利用しましたが、よみうりランドの丘の上を回ったのでそこそこ時間がかかりました。狭隘道路は通過しませんでしたが、よみうりランドへの急坂は楽しみどころ。
(2)
国立市<28年10月1日改正> 谷保駅から徒歩7分
くにっこミニの今回改正分の時刻表は路線ごとにA3判両面白黒印刷で、表面に路線図など、裏面に時刻表という構成。市内全域の民間事業者の路線を含めた路線図としては「
くにたち公共交通マップ(28年3月現在)を作成している。市役所HPからダウンロードできますが、こういう大判のは現物が欲しいものです。
あと、市役所の1階に立川バスの路線図(28年9月版)も置いてあったのでこちらも確保。例年だと立川駅近くのバス案内所で入手しています。
次の日野市役所への移動を考えれば矢川駅に歩く方が早いとは思いますが、ここも時刻表を入手したので「くにっこ」で国立駅へ移動。住宅街を抜けていくのでバス運転士としてはやりにくそうな経路です。矢川駅への「くにっこミニ」もあったのですが、歩いてもたかが知れている距離に200円はちょっと高くて…。100円と200円の差は大きいです。
(3)
日野市<28年10月1日改正> 日野駅から徒歩22分
コミュニティバス(ひのミニバス)の案内はA2判を8つ折りにしたもので両面カラー印刷、ここも一般的な地図に比べて文字が大きめで分かりやすいのが特徴。表面が時刻表で裏面が路線図ですが、京王バスの一般路線は細線で申し訳程度に書いてある程度だし、ワゴンタクシー「かわせみゴー」は一緒に掲載されていないのが残念。路線ごとの案内ならA4判両面白黒印刷のものの用意もあり、こちらも1枚ずつ入手しました。
市役所からまた20分もかけて駅まで歩くのはつまらないので、豊田駅へミニバスで移動。途中で総合病院を経由するのもあってか、座席は10席ほどしかないため途中までは立っての乗車でした。
(4)
立川市<28年9月1日改正> 立川駅からバス・高松駅から徒歩8分
くるりんバスの案内はA2判を12分の1に折ったもので両面カラー印刷、表面が乗り方や時刻表で裏面が路線図。路線図には民間の西武バスや立川バスの路線も記載されています。都内で市役所にコミュニティバスが接続しないのは珍しいように感じますが、武蔵村山市方面の立川バスが頻繁に市役所のそばを走っています。
市役所からはモノレールの高松駅へ歩いて移動。立川からバスで190円くらいを取るか、モノレールで1駅100円+徒歩(一見お得そうだが立川駅のJRからの移動にも意外と時間がかかる)を取るかです。時間的にはどちらもあまり変わらないと思います。
多摩地域の自治体バス路線情報は後半へ続く…。